2021年9月24日
by 小野田
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初めての経験

笑って済ませるということは、不幸があったけれど、今はどうにか立ち直ったということで、そこで不幸にも死んでしまったら、笑い事では済まされないということなのです。先週の水曜日、何人かの朝の患者さんを済ませて、お昼でもと思っていたところ、スタッフのすずさんが、先生このラーメン結構いけますよと中国人経営の食材店で手に入れた、お湯を入れて3分待つのあの例のカップラーメンの中国版を私にプレゼントしてくれました。ヨーロッパでもカップラーメンは、徐々に市民権を得て、結構中国産、韓国産が、売られています。量が多いので、日清より安いので、結構な量が流通されています。マーギィーやそのほかのブイヨンで有名な食品会社も参戦して、なかなかの市場になっているみたいです。

そのお湯を入れるだけのカップラーメン、生めん感があってなかなかの味なのでした。其の具の中に。生エビっぽい衣に覆われた食材が3つほどありました。普段なら痛風値を気にしてエビ類は、一切食べないのですが、スケベ根性か、魔が差したのか、一つだけよと、食べてしまったのです。プリンとした触感が、今でも残っているのですが、妙にホルモンで育ったエビちゃんという感じだけは残っている食材でした。食べ終わって、普段通りに休憩して一時間ぐらいたった後に背中にむずむず感が出てきました。そして目の周りも、かゆくなりました。

やばいと感じた原始感覚が全身に走り去りました。スタッフに近くの薬局でEBASTINAというアンチヒスタミンを買わせて、その場をしのごうと思いましたが、自分の原始感覚が、やばいやばいの警告を放っています、自分の勘を信じろの定義に忠実に従ってタクシーで緊急病院に行きました。案の定受付で順番を待つ間に、足の力がまったく消失、思わず倒れて、気が付いたときには、集中治療室で沢山の管につながれていました。

ただアドレナリンを打て撃ての喉号と、血圧が80、下60の看護婦の声が今でも私の記憶に残っていました。病名は、食物性(海産物)アナフィラキシーショックでした。特徴としては、1,皮膚の症状。蕁麻疹、かゆみ、皮膚が赤くなる。2,粘膜の症状、唇、下、、口の中が張れる。瞼が張れる.3,消化器系、強い腹痛、嘔吐。4,呼吸器系 血圧の低下、意識を失い失神、失禁。等があげられます。

結構激しく急速に体をいじめるアレルギー反応が出て、例えば,ピーナツの一かけらでも、時には、呼吸不全で命を落とす、危ない症状を呈する劇症性アレルギィーとのことでした。

私は、心臓の手術をしていますので、その既往歴が、その病院に残っていたので、お医者さんん達は、より緊張して私を手当てしたとのことでした。予後としては、手や腕がめちゃくちゃに腫れてパンパンの状態で、手を閉じることもできない状態が何日も続きました。2日間集中治療室にいて体の症状が安定した3日目に普通の病棟に移り、4日目で退院しました。

身体の蕁麻疹は、徐々に消えましたが、お医者さんによると体の中の臓器全体が腫れているので、要注意とのことで、一週間たった今でも指圧の仕事のgoサインはまだ出ていません。

体に力が入らない、横になると楽で起きだすと胸のあたりが胸苦しい症状がまだあり、爺様が体力がなくなるとこういう状態になるのかと初めての体験に驚いているのでした。

心臓の薬、そしてアレルギーの薬、甲状腺の薬、何種類の薬に支えられて私な生きているのでしょう。健康を売る商売をしていて、自分の身体は薬漬け、何ともお恥ずかしい、これが老いるという現実なのだと正直、感じています。

ただ少なくても、週一回の念入りな指圧治療が、私の身体を支えてくれているという実感は、あります。指圧という予防医学は、確かに効くということは、私の身体で、証明済みです。

体が、私たちに何らかの警告を常に放っています。その警告を素直に感じ取る体をいつも持っていなければなりません。運命が、寿命と比例をするのですが、手入れを忘れずに、体の警告を聞く身体をいつも持っているということが、重要のようです。手入れは、目に見えない投資です。また生かされてしまいました。意識がなくふわふわしている状態であの世に逝けば、それはそれで安楽かもしれません。心臓を手術した後、麻酔が切れて目が覚めて時、結構気持ちよかったあの感覚で、あの世に逝けば、それもいいなーと思ったあの時を思い出しました。ただ寿命が来ないと、どんなに身体が、ボロボロになってもあの世に逝かせてくれないのが、現実です。この年になると死生観を、こころに問うことが多くなります。

人生50といわれて久しいのですから、ここまでいかされてきた喜び、今日の日々が、付録といわれれば、その通りといわざるをえない現実を肯定して第400回目の投稿に乾杯。

結論

結構  危なかったとのことでした。診断  アナフィラキシー重症(食物性)。

2021年9月14日
by 小野田
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9月のファイトはカラ元気の巻

今回で、399回目の投稿らしい.愚痴のストレス解消のために始めたこのブログもあと2回で400回の投稿になります。結構自分自身のストレス解消になったことは確かです。99歳で、まだまだ現役のお袋が、口を酸っぱく言っていたことが、人生の第4コーナーを迎えて、さてどうだったんだろうと治療所の事務所で今思いめぐらしています。

お袋が良く、子供で失敗すると取り返しがつかなくなるよ、子供のために時間を作りなさい。こんなことをよく言っていました。日本に帰っても、病院兼療養所にいるお袋には、会えないとのことで、あえてこの時期にと思い、かれこれ、3年帰国していない私ですが、今ふと考えさせられる言葉であり、また世の子育てを終えた、親父お袋のふと一瞬頭によぎる確かに含蓄のある言葉だと思います。

今は、お亡くなりになりましたが、ラスパルマスのテネリフェのゴンザロ先生が、よく言っていたことは、18歳まで育てて、最低限の教育を受けさせて、その上、財産まで残して、ガキに媚びるぐらいなら、何で生きてきたのか、わからない。俺は、子供たちに一銭も残さず、運命が尽きたらこの世からおさらばしてやると豪語していました。案の定、離婚して、愛人と彼のつまやかな生活が結構続きました。2年前彼が、がんで侵されてあの世に旅立つまで、本当に一銭も残さず生き抜いたようです。其のあと、その愛人が、ゴンザロ亡き世に未練はないと、真夜中の海に飛びこんで、自殺しました。なんか小説の中の出来事のようですが、強烈に印象の残るフィクションです。まことにインパクトのある教訓を私に残してくれました。

彼の4人の息子たちには、今でもテネリフェに行くたびに合うのですが、会うたびに、親父らしい生き方とうなずく姿は、これもあっぱれと私は、思うのでした。また彼の昔の嫁さんは、いい旦那を見つけてこれまたハッピィーなので、その辺も一件落着なのでした。

スペインは、自由がありすぎて、困った家族もいっぱい、いるのですが、結構、家族愛が強く、認知症のご両親を面倒見たり、ダウン症候群のお子さんをどこにでも連れ歩いてエンジョイしたりして、ほほえましい光景に遭遇することが、ままあります。他人の目を気にせずに生きる当たり前の習慣が、ヨーロッパにはあるのでした。

お年寄りを大事にという本性は、確かに脈々と継承されているようです。その点、イギリスは、結構ドライで、爺さんばあさんの面倒など見ないよー、独立したら、はいそれまでよーの傾向があると言われています。また北に位置するヨーロッパのいくつかの国は、姥捨て山的な発想が、結構あるような気がします。スペイン、ポルトガルは、家族団結傾向の国々かもしれません。

日本でも、親父の年金目当てに仕事もせずに閉じこもりの生活をしている中年のオッサンがいるとのことですが、結構そこの親父さんもはたから見ていると、ロバに乗るか、ロバを背負うかの問題提起がありますが、結構それを宿命と思い、淡々とバカ息子と暮らす親父は、結構それも人生と淡々と生き抜いている姿は、立派の一言です。

動物は、本能的に親離れの時期が来ると、テリトリーから追い出すセオリーや、2頭の子供の弱い方が、飯の奪い合いに負けて死んでいく宿命もまた然りです。人間とはなんと不合理な生き方をする生き物かと思うのですが、弱いものを助けて生きるという人間にしかできない行為を私は、素晴らしい人間だけの好意と思っています。生きる権利を全うする人間だけの発想を大事にしなければならないと思っています。

コンピューターではじき出される、感情の無い答えを重要視するより、人間という生き物だけができる判断を培うことが、今一番必要とされていると思うのです。この辺は、今の餓鬼たちにiPhoneを与えて、楽をしている若夫婦どもにも活をあげなければなりません。コンピューターの成功確率だけを信じる若者よ、世の中、結構原始的で、なおかつ非科学的な、人間同士だけにしか通じないことを突き詰めてゆくと、面白いと思うのですがどうでしょうか。コンピューターに判断をゆだねる、現代人に未来は、あるのだろうか。

スマフォに遊ばれている人たちがあふれ帰っています。そんなに知識を入れたって、また人とのコムニケーションをいつも取ってるふりをしても、人間は、所詮孤独です。

一人で生まれて、一人で死んでゆく当たり前のことを今から考え、謙虚に生きぬかなければなりません。この孤独をどう、支配下に置くか、この辺が、現代人の課題かもしれません。

息子たちは、仕事に明け暮れていた親父を見て、どう思っていたんだろう。もっと時間を共有しなければならなかったのかもしれません。最低限の教育を受けさせたという自負はありますがどうなんでしょう。

時間という化け物は、すごい高速運行で、その上後戻りができません。マドリッドは、急速に寒さの到来、ちょっとじめじめの感傷から9月がスタートしたようです。忌野清志郎の上を向いて歩こうでも車で聞いて、カラ元気を出すしかないしょ。

2021年9月3日
by 小野田
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新学期GOGOの巻

二階さん切ろうとしたら、後ろからバッサリ切られてしまった菅首相。今までやめろ辞めろと言い続けていた野党が、総裁選出馬をしないと言い出したら今度はなんと無責任と言い出しました。この世界は、筋とか理論は通じないらしい。やくざの大親分が、本物のやくざは、筋だけは通します。そしておなごは、殺さないと言っていましたが、この日本の政治の世界は、からっとしたところがありません。なにか陰鬱で、ドロドロがにじみ出ています。やっぱり頭ばっかしの人が大勢いますので、いざというときの責任の取り方にすがすがしさがないみたいです。お代官様、おぬしも悪よのーの世界が、まんざら嘘でもないみたいです。保身で、うそをシャーシャーとと言い放つ、官僚なんかは、なにか勘違いした人が多いみたいです。

そもそも、テレビを見ると何何大学卒業なんて肩書が出たり、何何大学中退なんてテロップが流れますが、これは日本だけです。まして中退なんて、どこの国のテレビがテロップを流しますか。それと、年齢の表示これもの日本特有のものです。これは、外人が見るとはてな?らしいです。

韓国人は、最初に年齢を聞く人が多いと聞きましたが、どうなんでしょう。

菅首相、たたき上げの貧乏人出のの出世頭です。議員さん2世、3世のぼんくらよりは、苦労したんだろうけど、ここまでが精いっぱいだったんだろうな。巨人の星のさもん豊作だったんだろうなー。それにしても1年の命、欲が出ちゃったみたいです。俺だって、できるの予想が甘かったみたいです。

安倍さんが逃げて、棚から牡丹餅だったんだから、身の丈を知って、1年で最大のインパクトを放てば、隅田川の花火大会よろしく、一生ものだったのに残念。国民の命と安全を優先と、何回もうんざりするほど言ってたのだから、それだけやっとけばよかったのです。オリンピックとパラリンピックを中止、コロナ対策一本で、やり遂げれば、任期満了で、よくやった菅の一本独こ土俵入りで、あとはほかの人にお任せで阿部さん同様に逃げればよかったのです。

このブログで、あの人の顔には、運気がないと何べんも言い続けてきました。運気は生まれつきのもので、もっつて生まれた、神様からの贈り物なのです。一瞬に花咲く運気もあるし、死ぬまで続く運気もあります。しかし菅首相には、人を引き付ける気がまったくないのです。

トップは、この気がないとなれませんし続きません。不思議と2世、3世のぼんくらに、たまにある場合があります。ほんのたまにですけどね。

ほんの一瞬、菅首相の奥様が外遊でお供する飛行機搭乗の場面がありましたが、あの奥様の顔は、いい顔をしていました。自分の旦那を、何とか引き立てようと必死の顔が、いい感じでした。

その反対に、安倍首相の奥様の顔は、無邪気なんだけど、首相の旦那を補佐する顔じゃなく、いいとこのボンボン娘で、この世界の嫁さんとしては、最悪なんだと思います。でもその辺を悪ぶれずに生きる人で、結構周りには、人気があったりして。

皇室の何かよくわからないお嬢様は、純情なのか、お馬鹿さんなのか、性格が悪いのか、皆目わかりません。

人を毎日観察している職業ですので、観察力は、プロ級なんですが、好き嫌いがはっきりしているので、簡単な、観察における間違い、結構多いのも事実です。体の奥からの警告信号は、顔の表情、姿勢に現れます。特にお腹は、反射の宝庫です。

9月も暇が続くのだろうか、ついついブログ更新が多い月は、もちろん患者さんは、減少傾向です。

2021年8月25日
by 小野田
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末期(まっきー)

尾身さんが、国会の答弁で、なぜバッハさんがまた来日したのですか、銀座も散策したしもう十分でしょ。パラリンピックの挨拶ならオンラインで十分でしょとの、こんなかなりインパクトの強い答弁返しをしました。また小学生の教育の一環としてのパラリンピックの観覧を今じゃなくても教育はできるでしょうとのお上に対する批判ともとれる答弁をしました。其の答弁を、良く言ったとの拍手組、政府側の分科会の大将なんだから言いすぎでしょうとの2つの意見があるようです。もうバッハさんが動くたびに批判の矛先が、IOC側に自動的に行く仕組みが整っているようです。

IOC 側にしてみれば、日程に沿った当然のことをしているわけで、なんで批判されているのか大方のIOCの外人幹部は、わからないと思いますよ。空気を読めと言っても外人は、素直に言葉での受け答え、または文書の言ってることで、解釈しますので、その文に、その言葉の裏にある真の意味を解釈しろなんてわかるわけがありません。日本人の苦笑いの意味を解釈できる外人なんていません。

言葉の裏の意味なんて日本人以外は解釈できません。イエス、ノーがはっきり言われなければ、意思が通じない訳です。お察しして、この際引きましょうは、まったく外人には理解できません。バッハさんだろうが、誰だろうが、ダメです。いいです。なぜですかと聞かれれば、真実を語ればいいのです。

IOCの幹部さん、結構いい暮らししている人が多いので、汚職等は二の次に考えて、教育の面では、厳しく受けている奴が多いでしょうから、結構、説明すれば理解すると思いますよ。

何回も言うようにお金に関しては、えげつないかもしれませんが。駄目ですの説明をすれば、この点が、日本の弱さだと思いますよ。何しろ政府のお偉方、日本人の目下には、強いけど、いざ外国の要人と対話すると何しろ英語が出来ません。どうしても作り笑いで、終わってしまいます。通訳の達人が、高い金もらってしのいでいるんだろうけど、所詮通訳であって、パッションまでは、通じません。要は、向こうも、日本人を宇宙人とみているし、日本人も、白人は偉いの感覚が抜けきらないので、このコンプレックスが、菅さんくらいの年代には、あるんだと思われます。

スペインも一様ヨーロッパの一国ですので、私自身の感想を言えば、スペイン人の乞食でも,床屋に行ってきれいにして、バチっと背広を着れば、いっぱしの外人になりますから、この手の輩が、六本木あたりで、外人風ふかして、とっぽい日本のおねいちゃんに挨拶であるキッスを頬にしたら、たちまちメロメロの状態になるお馬鹿さんが一杯いるでしょうに。日本で仲良くなって、ただただ、自国に帰えれば、誰も相手にされないであろう(漫画お宅が、金を貯めて、イベリアの直通便で、金も持たずに来ちゃった輩)お兄ちゃんが、またまたお馬鹿さんの日本のおねえちゃんと知り合って、お互い有頂天になって、新天地スペインに希望をもって戻ると実は、仕事のないプー太郎、旦那が仕事がないので、日本レストランや、お土産屋、日本人送迎のバイトなどで、しのいでいる人たちが、いるのは、このブログで何回となく書きました。

何が言いたいのかといわれれば、この優柔不断が、日本人のお家芸であり、いいとこでも、悪いとこでもあるわけです。おもてなしの日本、素晴らしいの一言です。しかしこのおもてなしに貸された義務を知らず知らずに理解しているのが、日本人です。そのおもてなしの返しを理解しているからあうんで通じるわけでありますが、白人には通じません。このおもてなしをうまく利用して搾取してきたのが、アメリカであり、ヨーロッパ諸国なのです。だから、言うことはイエス、ノーをはっきり言わなければなりません。この辺は、東京大学を出ている、おえらさん方にもわからないことなのです。この辺のずれが、国際感覚を持たない、国内の利権で生きる医師会、政府、そして官僚、この辺が、ずれているわけです。政府の要人が。爺、婆の集まりじゃ、世界には通じません。

なぜ、この時期に大運動会を行い、国内は、コロナでパニックになっている現実。それでも日本政府は、突き進む姿。外国から見ると、なんでなんで、日本の異常としか見えないのは、私だけではないはずです。マスコミは、説明が足りないと言っています。日本人に対して説明が足りない現実。外人が理解不可能なのは、当たり前のことなのです。

日本の神話がへたへたに崩壊しました。悲しいかなこの現実を世界に露骨にあらわにしている今日この頃の日本。中国は、さぞ喜んでいるだろう。ソ連は、しめしめと笑っているはずです。

スマフォの世界にぞっこん入り込み、ボケーっと俺知らないの世界に浮遊している日本の若いのー。爺が、勝手にやっていることを、阻止しなかったら、やばいぞー。ただー、もう遅いかもねー。

2021年8月20日
by 小野田
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ボケたらアカン是よ

アフガニスタンの首都カブールが、あっという間にタリバンに制圧されたとの情報が、テレビのニュースでしきりと流れています。ヨーロッパのテレビのニュースは、この情報で塗りつぶされています。おそらく日本は、その手の情報は、テレビ受けしないので、適当に流れる程度であろうことが想像できます。この事は、ヨーロッッパが、日本で起きていることには、まったく興味を示さず、簡単な洪水被害やパラリンピックがあと何日で開催といった機械的な情報が流れているのと何んら変わらない光景なのでした。黄金のジパングは、まだまだ遠い国なのでした。

実際、昔昔になりますが、イランから政治的な観点から非難した、イラン人の友達もいますし、ベトナム戦争後に亡命した某氏も知っいます。結構この手のことが身近にあるのが、ヨーロッパの生活なのです。

日本の地方都市では、外人と遭遇するのも珍しかった時代がありました。島国日本は、難民措置が、厳しいのか、寛大なのかは知りませんが、今でも北から南の島島まで、方言は、今でもあるのでしょうが、日本語で通じるという実は、希少価値のある珍しい国なのでした。

直接、間接にヨーロッパの国国は、支配された国、支配した国が、一見平和な日々の中に歴然とした事実が、各国に影となり、恥部となりそしてタブー視されているのでした。今まで、アメリカの軍隊の恩恵を味わっていた人が、20年後の今、進行してきた旧党首のメンバーにどんな制裁を受けるかは、おのずと理解していることは明白です。だから飛行機にしがみついて、落とされて死んじゃったり、ニュースには、今までのことは、問わないから協力しなさいと言われても、誰が信じますか。ニュース以外の事実が、沢山埋もれて歴史に刻み込まれるのは、誰が考えても答えは同じなのでした。

幹部さんは、規律が取れても、末端の傭兵は、好き勝手なことをするのが、目に見えています。現にアフガンの大将が、飛行機に現金を詰め込んで、逃げたという噂、これはうわさではなくリアルであろうことは明白です。いくら、アメリカが、またはオータンのメンバー国が、金をつぎ込んでも、お偉いさんが、汚職しちゃうんだから、兵隊さんもお国のためとは、死にきれないでしょう。アフガンで潅漑工事を推進していた日本人の医師が、タリバンも紳士的な人物はいるし、兵隊も、農業じゃ食えないので、兵隊をして食いつないでいる人たちが沢山いるとも言っていたのをドキュメンタリーで聞いたことがあります。複雑に絡み合った真実を読み取らなければ、なりません。

要は、どこのお偉方さんでも、お金をやれば、OKといった官僚的なシステムで、消化しようとする根性が、障害になっているようです。例えば、3年やそこらで、帰っちゃう日本の全権大使が、将来の地位を考えれば、穏便な、仕事しかしないでしょうに、商社のおっちゃん、部品屋のお兄さん、3年じゃ、何もできないしやらないでしょうに。こんなところに、生きどうりを感じ、また建前と本音の世界のギャップを感じるのは、土着の邦人ということなのかもしれません。

実際、日本の沖縄に突然、中国の軍隊が入り込んで,今日から私たちのものです。といわれたらどうしますか。ソ連が、突然、昔の日ソ不可侵条約を破棄したように北海道の小島を筆頭に攻め込んできたらどうしますか。アフガニスタンでは、この事が現実として起こってしまったのです。

今日本は、洪水、そしてコロナで、政府が、無機能のお馬鹿さんということが、世界中に知られてしまいました。その上、こんなにコロナでひっ迫しても、パラリンピックと負け意地を張っている自民党がいます。

こんな失態をヨーロッパの国の大将が起こしたら、クーデターものです。また、政府だけが悪いのかといえば、それを選んだ国民がいるわけです。怒らない国民は、羊の群れと同じで、あとでピーチク、パーチク、後ろの方でが鳴るだけです。爺、婆は、黙ってろといわれれば、それも一理あります。私は、右翼でも左翼でもないけど、誰かが、責任をしょって切腹覚悟で行く輩が現れても、もうそろそろいいんじゃないかい.月光仮面でもいいし、マグマ大使でも良し、オオカミ少年ケンじゃ、ちょっと荷が重いかもしれないけどね。

この頃、災害地震コロナ、この島、日本、本当にやばいと再確認した日本人が増えたことは確かなようです。なめたらあかんし、ぼけたらもっと始末が悪いぜよ。

 

 

2021年8月9日
by 小野田
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夏の過ごし方

スペインのマドリッドは、ガラガラの状態で、日本の菅首相の人流が著しく減少している状態です。マドリッドの良い所は、俺関知せずの精神が充満していて、仕事したけりゃすれば、休みたければ、休めばのモードが、はっきり2分しているところです。アリとキリギリスの物語は有名ですが、アリさんがいいとか、キリギリスさんんがいいとかの問題は、てめえで考えればいいことで、その代わりてめえの穴は、てめえで拭けよ、これさえ守れば、それはそれで、生き方の問題なので、いいんじゃないモードが、あるわけです。

しかしこれは上部だけのことで、会社の中で、本採用と派遣的臨時採用の場合の金銭面、休暇等の格差は、歴然とあり、これは、もうしょうがない現実として存在するのでした。日本のような、温情ある会社などないわけで、職場の労働者の権利を真っ先に尊重して、オーナーは、損をするといった構造が、おのずとあるわけでした。労働者の保護、労働者は、弱いものといったイメージがあります。このイメージが曲者でそれを利用する輩と、左系のチンピラ弁護士が、絡まって、問題が起こる場合が多々あります。

大体の会社側の弁護人は、相手は、会社の裏を知っているので、裏をべらべらしゃべられたら、いいことありません。ここは、言いたいこともおありでしょうが、我慢してこの位で、しゃんしゃんしましょうが、大方の闘争の終着点なのでした。雇用側は、こんな裏切り行為を、日常的に経験しているので、家族で経営を独占したり、従業員を奴隷のごとき、こき使って温情なしの会社の存在が、たまにニュースに載ったりします。こんな会社の扱いが、通常ならば、従業員も金や待遇のいい所にさっさと転職です。会社が仕事を教えて従業員に投資するなど、考えられないことで、経験を積んだ人との契約で、会社は成り立っているようです。辞める時もドライ,切る時もドライが、ヨーロッパの常識のようです。

悪い奴は、どこにでもいるのですが、スペインが植民地で行った行為、特に略奪は、今の世の中、目には見えませんが、それと同じ行為は、小さい会社より、大きいスペインの会社のほうが伝統として残っているのかもしれません。大きい会社といっても内情は、親族経営で、バカな従業員が幅を利かせるイコール、コネ採用といったことが今でも見られます。

結構汗を流したくない2世、3世が、ふんぞり返っっている会社が、結構あります。なぜ知っているかというと,ひところこんな2世、3世のファミリーを患者として持っていたので,良-く、わかるのでした。でもそんなやつは、育ちがいいので、結構おっとりして気のよさそうな奴が多かったような気がします。

私の治療院は一頃 生ぬるく、しかし経営的に順調な時期がありましたが、面白くないので、患者層を2ダウンさせて、誰でもいらっしゃいの路線に変更して、指圧を普及した時期がありました。スペインのハイレベルの患者層のサロン的治療院路線を変更しました。そのためにハイレベルな患者層は、もう私たちの集まる場所じゃないと、一瞬に消え去ったのでした。

路線変更して今に至ったのですが、金持ちは、最後は、健康なので、窮屈そうに今でも私のクリニックに来る患者さんが沢山います。ただ依然の患者層とは、確かに違った色になったことは、確かです。しかし仕事量は変わらないので、今もなんとなくバタバタした治療院であることは、変わりません。

早々、仕事量が多いと、鬱になって、休んでいた一人が、1年間の休暇の末に退職、手首を骨折して休んでいるスタッフが、保険医の度重なる延長休暇許可のサインを500日間継続させつつ、当会社から月給を奪っていましたが、今度は、身障者願いを申請して、また国から金を奪い取ろうとするうちのスタッフ。結構お役所は、一従業員の味方が多いようです。一人いくらの商売、従業員を守ってやりたいけど、権利ばっかり主張する輩の何と多いこと。

夏休みは、給料ダブルもらって、楽しむものと考える人、仕事がないのに、従業員の給料をねん出しなければならないオーナー、どっちがいいのだろうと、暇なもんでついつい考えてしまいます。

それにしても、日本は、やばいなー。

2021年8月2日
by 小野田
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目覚まし野次馬根性の巻

何か良く判らないんだけれども、なんとなく8月になってしまいました。相変わらず武漢ウイリスは、猛威を振るっているんだろうけど、政府のほうは、マー夏休みだしこの辺は、徐々に解決ということで、みんな休みましょうと、マドリッドは、いたって車もなく、穏やかな日々が流れています。爺さん、ばあさんのワクチンも2回目が終了して全体のワクチン率が、全人口の70パーセントぐらいになりました。また若者の感染は、海岸がある地方都市を中心に増加傾向にありますが、マドリッドの人の流れは、バカンスで確実に減りますので、落ち着き傾向にあります。

落ち着き傾向にあるのですが、9月には、地方自治体からの特別措置が、無くなり借りていたお金を、返す時が来るので、零細企業は、またまた窮地に立たされるであろうことは、事実なのでした。簡単に貸してくれたもんで、簡単に借りたんだけれどもただただ、大変だろうから、返済は後でいいよと軽く言われて、結構な額を借りて、もうかった感覚で、いた自分が、実は、返済に追われる2021年の9月が始まろうとしています。

確かに公務員は、結構のんきでいいんだけれども、永久雇用の資格を得る試験をパスできた人が全部じゃないので、やはり臨時雇用のおじさんおばさんは、きついようです。飲食関係もそうですけど、私のとこの仕事も、依然のように当たり前のようにクライアントが戻ってこないんですね。未来への不安が、頭のどこかにあるので、消費好きのスペイン人も、使い切る決心がどうも今一のようです。その上、どこが悪い,ここと言い切れる症状を持った人は、金と時間を費やして、長生きに精進しますが、たかが腰痛、たかが生理痛の延長と思えば、明日死ぬわけでもないしということで、食費にお金が、回る傾向が高まるわけなのでした。

こんな時に、予防医学が、自分の体への投資ができる人たちは、本物で、それができる人たちはほんの一握りの人達です。ただこの日々の手入れが、ある一定の年齢になるとはっきりと表れてくるのは、長年この世界で飯を食っている自分は、わかるのでした。

無理なひずみが,癌を引きずり込んだり、ぷつんと血管を破裂させたり、やはり自分の身体を敏感にしておくことは、確かに金がかかるけど、結構老後の病気類を少なくすることは確かなようです。

また指圧を長年受けている人は、逝くのもあっという間が多いみたいです。ずるずる寝込んで苦しむ人は、案外いなくてあー逝っちゃったがほとんどです。よい人ほど、早く逝っちゃうのも確かで、質が悪いのは、寝込んで家族に迷惑をかけてるのが多いのも、確かに確立としては、高いかもしれません。そんな感じで浮世床屋じゃないけど、この商売、人の世の動きを敏感に感じることができる商いのようで、患者さんが何を考えているぐらいは、初級で、心理学的にいつも観察しているので、結構鋭い人物診断をも長年患者さんを触つていると可能にしてくれます。この辺は、触診を放棄した、もしくは忘れた今の医者よりかは、心を読むことは、おのずと上手になるようです。

それでは、今の世の中の人達はというと、

無駄の粋な文化、すなわち余裕がなくなり、自律神経の交感神経優位でアドレナリンばっかし出る、せかせかの人間が、そこいらじゅう増えるわけなのでした。世間に、遊びの精神がなくなり、東大出の糞面白くもない人間が、妙に小ばかにした言い方で、ふんぞり返る場面を、多く見る機会が増えてくるわけです。あの大臣、西村、丸山、そして官房長官の君らこんな事わかんないのといつも言いたそうなあの顔が、すべての国民の心をいらだたせるでした。

そんな人たちの奥底に隠れた本性が、妙に薄っぺらいんだけれど、世間の荒波に乗っかり、プカリプカリして揉まれている庶民は、なんとなく原始的感覚でわかってしまうのでした。

そして、今回外れくじを引いてしまった劣等感の塊であろう今の日本の首相が、毎日テレビを通じてお茶の間をにぎわしています。

日本のリーダーのお言葉の端端に生まれながら持つ貧乏人のこずるさが、妙にキムチのように、奥底にしみこんでいて、彼が朴訥にしゃべれば、しゃべるほど、妙に反感を国民に呼んでしまうのでした。

頑固という言葉ではなく、本能的防御反応で思わず肯定する自分の反対を言ってしまう、一番リーダーが、やってはいけない話法を使っているのが、自分では、いまだにわからないのでした。

神輿に乗る人は、腹切る覚悟さえあれば、いいのです。

この辺が暇な8月のマドリッドで悶々と生きてる小生には、オリンピック、武漢ウイリスによってかどうかは知らないけれども、ジャコペックの映画じゃないけど、日本の恥部を全世界にお披露目している現実を外から見ていて大変な時間つぶしになるのも確かなのでした。オリンピックの金メダル獲得には、興味が起こらないけど、この人間模様は、興味深々なのでした。

2021年7月16日
by 小野田
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日西指圧学院卒業式 2021年7月4日

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引き続き7月4日同ホテルのサロンで、日西指圧学院の卒業式が開催されました。この寺子屋から出て行った指圧師が、今では、結構の数ヨーロッパの国々で活躍しています。しかし、まだまだ数か国の国を除いて、指圧が厚生省に認められていません。

その中において、厚生省に認められ、保護された理学療法士と商売上競り合うのですから、相当なレベルを持たない限り、生き残れません。

こんなこともあり、私たちは、常に実践を伝授してきました。

湾曲過多による腰痛症。ガラスの首といわれるほど,きゃしゃな首。その首を痛めつけるスマートフォン症候群。

電磁波による精神的疾患、現代を生きる私たちは、便利さを追求するあまり、体にストレスを極端に貯めての精神的疾患や癌や難病という実は、私たちが作り出した病に悩まされています。

子供たちが、スマホで遊ぶのを容認する親御さん。これなんかは、既に麻痺して当たり前になりつつあります。

癌が二人に一人の割合と医者がいけシャーシャーというと、今は驚くことも忘れてしまった現代人。

コカコーラを公の放送で宣伝、今でも健康飲料と錯覚して飲み続ける国民。

薬も道具も使用しないで、手技で自然治癒力をよみがえらせる私たちを薬業界は、屁にも思っていまい現実。しかしこの寺子屋を卒業した同志は、現代医学と立ち向かって汗を流しています。

武漢ウイルスが、猛威を振るって早1年半、まだまだ終息の兆しが見えません。人々は、偽情報のための不安、先行きの不安、未来が見えない限り、足元が定まりません。そのためにいくらポパイのような強い人でも、いな強い人ほど、精神が不安定になり、落ち込む人が増えています。この症状は、薬では解決しません。

母心の親指の一押しが、心を癒してくれます。寺子屋を去ってゆく卒業生に一言、いい仕事だよとささやきかけました。

卒業生はみんな、40代後半のおじさんおばさん、その人たちが、感極まり涙をためてくれた時に、いい仕事をしたと自分をほめてやりたい気分になりました。

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またまた、大判振る舞いの2日間のイベント、案の定、大赤字で終了。

嫁さんがいい加減にしてよと、いいたそうな後ろ姿を見た時は、さすがにうなだれる自分なのでした。

2021年7月16日
by 小野田
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ヨーロッパ指圧浪越定期セミナー 2021年7月3日

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約20年の歴史を持つヨーロッパ指圧浪越は、ヨーロッパにおける浪越指圧普及を目的とした団体です。

毎年2月の第一週の土曜日に、インストラクターの相互の情報交換とテクニックの向上を目的として、本部のあるマドリッドに集まります。

武漢ウイルスの影響で、昨年の集まりの延期、そして今年の2月の大会も中止となりました。

このマイナスの波を止める目的もあり、あえて7月3日の土曜日、多くのインストラクターの参加は、望めない状況を承知のうえで、マドリッドの北に位置するホテルIrunionで定期セミナーを開催しました。

昨年、イタリアのポリドリ先生、グラナダのアントニオ先生が相次いで他界したための追悼式が、開催されていなかったことが,頭に引っかかっていました。そんな折ヨーロッパの学校行事は、6月終了ということを考慮して、あえてこの時期に開催しました。

 それでもイタリアからこの困難な状況下で、13人も来ていただいたことに改めて感謝した次第です。

今回は、インストラクターの試験に5人が受験していただき後の報告になりますが、レベルが高く全員合格したとのことです。

今大会の参加者の人数は、スタッフも合わせると70名ほどで、なかなかの状況でした。

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こんな時期だから活動中止、こんな時こそ安全を確保しつつ活動。いろいろな動きが考えられますが、とにかく迷ったら動くを信条に今まで来たので、この時期をチャンスと考え、指圧の良さを確実に広めるために七転八倒を覚悟して前に進みたいと思っております。

コンピューターの確率より人間の第6感を信じるのが、私たち施術者の仕事を肝に銘じていきたいとこんな時期だからこそと思った次第です。

2021年7月7日
by 小野田
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パンデミアさんからの贈り物 

昨年の4月は、売る上げゼロ、5月に入り手探り状態で、私と鈴木先生の2人で、治療所を守るということで、他のスタッフには自宅待機命令を出しました。微々たる政府からの従業員のための援助に頭を下げてのスタートでした。

昨年の夏は、誠に不気味な光景として、印象に残っているのは、平日の真っ昼間、道路に1台の車も通らない現実、そして車一台、通らない道路の横断歩道を買い物かごを下げて闊歩する一人の中年のおばさん。何しろ異常な光景が、氾濫していました。

現実に隣近所のおじさんおばさんが、感染して病院にも行けずに自宅待機療養の中、死亡するという現実を、目の当たりにしての仕事復帰で、心臓を手術している身にとっては、誠にフェースシールドとマスクだけの防備での患者さんとの接触は、ちょっとやばいんじゃないかとビビったことも確かでした。

ただ治療に入ると長年の仕事ですので、時間を忘れて、わざわざこんな時に、来ていただいた昔からの患者さんを、丁寧に施術したのを覚えています。ただ、人間、慣れと腹を据えれば、その時、あの時、今考えれば、火事場の糞力、結構いけちゃうんですね。無我の境地は,大横綱だけの言葉ではなく、私たちにも共通する言葉ということが、理解できました。

人間の運命、何があっても、神様が、まだ死なせてくれなければ、生きぬくということで、あっという間に、交通事故で逝っちゃったグラナダのアントニオ先生。誠に持って考えさせられました。

アントニオ先生は、グラナダの公立の学校の体育の先生で、40歳からちょっとした縁で、指圧の世界に入り、グラナダに学校と治療所を経営し始めたのが、15年前、順調そのもので、二股かけての生活はきついので,公立の学校を早期退職して指圧一本で、やりだした、なかなかのグラナダ魂を持った先生なのでした。65歳になり、余生は、キャンピングカーでヨーロッパをうろうろしたいということで、指圧学校を封鎖して、治療所の仕事も3日間程度にして、優雅に生きようと思った矢先に、高速道路で自爆(道路わきに出てしまって壁に激突)していってしまったのでした。毎日使用する家と治療所のほんの数キロ間の高速道路の出来事でした。

人生とは、そんなものかとつくづく考えさせられる出来事でした。こんなこともあり、苦を惜しまずに毎日目一杯生きることが大事と達観した次第です。

昨年の夏以降、患者さんは、ほとんどなしの状態でしたが、この間、暇なもんで、1冊、本を製作しちゃおうということで、夏ごろから初めて今年の春にスペイン語版で阿是指圧基礎編を出版しました。

このパンデミックもなんやかんやで1年半、今は、予防注射もスペイン国民の40パーセント普及ということで、どうにか目途が立ちだしました。いかんせん私たちの商売は、医療界の中にはありますが、予防医学の分野です。

一刻を争う医者本来の命のやり取りの分野ではありません。私たち指圧師の仕事は、衣食足りて健康を顧みる体に投資の医療です。腰痛で死ぬ人はいません。このことから言えば、まだまだフル活動は、無理のようです。トントン上等。赤字は、オーナーの太っ腹と我慢が、どこまで続くかにかかっているのが実際の現状なのでした。この状況は、今年いっぱい続くだろうと予測しています。

ただスペインは、妙に明るく観光客を引っ張り込もうと無理にスマイルしているとはいえ、いざとなれば、開き直る人種ですので、日本よりは復興は早いかもしれません。この1年はまだまだの不安は、的中しそうです。

逆に日本は、妙に意気込んでいるけど、大将菅に運気がないので、私は、この夏はパニック状態とみています。オリンピック開催が、吉と出るか凶と出るか、私は、長い目で見た日本の未来感としては、凶とみています。

1年半、私的なことは、すべて活動中止でしたが、声を聴きたい本当の友は、誰かがわかりました。1年半たって顔のイメージが浮かばない輩。そして短い人生、何が必要で、何がいらないということも、わかりかけました。

街中でスマートフォンで話す輩の何人が、本当に必要な会話をしているのでしょうか。私たちの会話に緊張感がなくなり、暇な時間の解消策にスマートフォンを使用しているおめでたさんが、目立ちます。友達という妙にくすぐったい存在も、本当は、5本の指に収まればOK、上等じゃないかと思います。

こんな機会だからこそ見えることがいっぱいあります。実に今回は、勉強せていただきました。それにしても患者さんが少ないなー。