2020年11月24日
by 小野田
0 コメント

テレコンフェレンス「指圧を通じて免疫力を高める」

2020年10月27日マドリッド日本人会主催のテレコンフェに講師として出席しました。

コロナ感染の先行きが見えない中、全世界の人々が右往左往している現実があります。 ワクチンができ世界中の人々に届くまでには、まだまだ時間がかかりそうです。 こんな状況の中、精神的、肉体的ストレスが知らない間に体に蓄積されて、自律神経失調症の症状を呈する人々が増えています。

こんな状況の今日、オートデフェンスや、免疫力を高める、及び維持することを、実際の指圧治療を通じて治療師は実践しています。 東洋医学の考えである、森を見て(診て)木を見ない(診ない)。 症状を追いかけないで、体のバランスを整えるといった理論を利用して、特に自己指圧を通じてコロナに負けない体を作ろうをテーマに1時間ほど講義をしました。

録画を再度見て、いくつかの間違いを修正、わかりやすいようにイラストを付け足したりして40分ほどの動画を作成しました。こんな感じで、私たちは、このコロナ期をしのいでいるという証を、この動画を通じてご理解いただければ幸いです。

2020年11月13日
by 小野田
0 コメント

今が試練の三丁目パート2

嫁さんが、びっこをひいているのでどうしたのと聞くと膝が痛いらしいとのこと。お互いこの年になったら、痛い所のオンパレードで、いちいち体を動かすのに、独り言をぶつぶつ、よっこいしょの念仏が響くのでした。爺婆になると,恐りやすくなるというけれども、これは第三者に対してではなく、自分自身のふがいなさ、情けなさに思わず怒りという形で表面に現わした結果なのでした。自分だって若い頃、中年のぽちゃぽちゃおじさんをみて、あんな大人にはなりたくないと心の中で葛藤したじゃないですか、そんな人もみんな同じように年を取り、チャレンジ精神が薄れて、家をローンで、ゲットして会社の奴隷になり、嫁さんや子供のためと、子供からの夢を引き出しの奥にしまい込んだり、何しろ世の中の流れにどうにかしてうまく乗ることだけを考えるおじさんにいつの間にかなってしまうのでした。

マドリッドの日本人仲間のソフトボール大会が年に一回、あるんだけれど、毎年恒例の大会が、毎年高齢者の大会になっているのでした。今の若いのは、野球なんかやらないし。かといって集まること自体を嫌がる傾向があります。ネットの世界で泳ぐ年代は、ネットを通じてのコミュニケ―ションが、好きなことは、言うまでもありません。これ自体を、俺たちぐらいの年代は、直接面と向かっての時代だから、価値観が違うのは、わかるんだけれど、ネットでの犯罪が増えて、これのほうが、なんか不気味に恐ろしいような気がするけど、どうなんでしょうか。

男と女の付き合い方だって、昔の昭和方式で、ガンガンやっていたら、ストーカーとして今は、捕まっちゃうでしょ。今考えると、女の子と付き合うきっかけを作るなんて昔は、みんなストーカーまがいのことをして、うまくいったり、失敗したり、その辺がうやむやになった今は、すぐ警察につかまったりして、まったくもって面白くない世の中になりました。

またまた新潮、文春のb級のゴシップネタを、喜んで読んでる人、得意がって、書いてる人、どっちもどっちなんだけれど、こんな低級なのぞき見が面白おかしく、世の中に認められていることが、まったく世の中を、そして人間を小さくしている世の中が今の現実という真実があります。

確実に、これからの未先は、スマートフォンを巧みに使う依存症の若者が、それなりの未来の世界を作っていくんでしょうが、ベースである人間が生きていくための最低限のしきたりや作法が、継承されていないので、まーそんな時代の子供を攻めたってしょうがないんだけど、確実に、支配する側と無関心の今日さえ生きられればいいやという依存症群の支配される側に分かれちゃうラインが、はっきり見えてきた世の中になりつつあります。

まさに支配する側と支配される側です。最も支配される側は、支配されている意識は全くなく、それなりにハッピィー感を味わって生きている現実があります。

スペインのフランコ時代は、国民に映画とサッカーと闘牛を与えて、政治から遠ざけた戦法を展開しましたが、今の中国も国民に消費のだいご味感を与えてやはり政治から国民を遠ざけていますよね。日本だって、クマさんが出ました。ヤギさんが逃げました。この店の寿司は、最高まがいのテレビの番組が多いのも事実です。

マーこの程度で我慢して、大体の人達は、80才ぐらい生きて、孫3,4人残して、まあまあ満足してあの世に逝くのが大半で、この程度で、もちろん私も含めて、大満足といって大往生、そのくらいで、ハッピィーなんだと思います。

こんな無常観を感じる今日この頃です。感じられる年代になったということかもしれません。クリスマスが近くなると誰もが感じるある種のセンチメンタル感とでも言いましょうか。

今日のニュースで、アメリカの大手製薬会社が、ワクチン開発のハッピィーな朗報を流しました。専門家が、来年の初夏あたりには、一般人のワクチン接種が可能との見解を示しました。何しろこの冬を無事通過しなければなりません。

まだまだ,有二の状態が続きます。この人間特有のバイオリズムとコロナのうっとおしさが拮抗している今日この頃です。バイオリズムのアップダウンのハザマが、ふと死んじゃおうかなーのはざまで、このふとした瞬間に誰かがそばにいるといいんだけれど、そして深呼吸できる余裕があるといいんだけれども、人間は感情の動物で、その辺をコントロールするのが、本当に難しいの一言です。今指圧でうつの患者の治療が本当に多いという真実がここにあります。確かにスペインも自殺患者が増大していると知ってる牧師さんが言ってたけど、確かにフェイクでは、ないようです。

結論としては、こんなコロナの時期に情緒不安定になるのは当たり前のことで、ふと昔を思ったりふと落ち込んだり、それでも生き抜くこの試練を、コロナが与えてくれたことに、ついてるついてる、感謝感謝、お陰様、この呪文を言葉に出して10回程が鳴ります。寝る前に10回、朝起きたら10回です。まさに今が、試練の3丁目です。

2020年11月5日
by 小野田
3 コメント

ふと自己指圧の勧め

やばいやばいとは言いながら、患者さんは増えているのでした。マスクして、顔面にプラスティックで防御、その上この頃寒くなって部屋は、暖房でホッカホカ、蒸し風呂状態で、施術は、やはり3人連続が限度なのに、無理して一人プラスして、いつものように4人連続ぶつぶつ受付に、チクリと一言を投げかけても、あっちは、あっちで、明日は、ゼロだってあり得るんだからぶつぶつ言うんじゃないわよモードで一言で,一蹴でお終い。この辺は、ひところと違って治療組は、この頃はまったく静かです。まったく予想ができない当日の電話次第なのでした。

まったくプレッシャーに弱いスペイン人です。武漢ウイリスが、こうも長引くとストレスが充満です。昔受けた、指圧の癒し感覚が忘れられなく小野田の所に電話するかと昔の患者さんが、結構指圧を受けに来るのでした。昔のバブルのあの頃の患者さんが、ひょっこり来たりして、俺も老けたけど、昔のダンディーも頭のほうも大分いっちゃってたり、体がパンパンだったり、西洋人老けるの早いから、その上、マスクをして挨拶されたって誰だかわかりません。

俺のほうが、結構体を維持(キープ)してたりして,だって誰も言ってくれないけど、このコロナ期に食事を変えて7㎏やせたので、結構元に戻っているのでした。

腕立ても、毎日、20回を3セット、ヒンズースクワットを50回、腹筋も少々。この機に乗じて体つくりを実践しているのでした。コロナにかかって,逝っちゃったらそれまでですが、もうこうなったら、頭を下げつつ、来年の春の回復を信じて、一日一日生き抜くしかないと決めたのでした。

この前、テレコンフェをやらせてもらって、指圧と免疫力をテーマにほざいたんだけれど、寝る前のお腹の指圧は、絶対おすすめものです。特にみぞおちの指圧は、これは絶対です。横隔膜の指圧なんだけどこの鳩尾の部分は。精神的ストレスが極限に達するとかちんかちんになるのでした。この部分が、拘縮すると呼吸が浅くなるというより浅くならざるを得ないので、自律神経の交感神経優位になるのでした。

やくざのイケイケ状態が常時続くので、肝臓にも負担が掛かるのでした。怒ると肝に来るとはよく言ったもので、起こりやすい奴は、血圧もいつもハイなので、やっぱり早死にしているみたいです。このみぞおちを両4指をあてて、息を吐きながら、ジョジョに奥に指を入れてゆきます。10回を1セッションとして3回ぐらいは、やってもらいたいものです。長息は長生きにつながる結構当たっているみたいです。

また気を下げると言います。何時も循環器系を正常に保つという意味なんですが、これも寝る前に体をゆったりと弛緩させて、息を吐きながら肛門の筋肉(肛門括約筋)を閉めます。息を吸いながら、肛門の筋肉を緩めます。このエクササイズを10回程行います。気が下がった感覚というよりは、足裏に温かさを感じてきます。血液の循環が良くなり足底まで栄養が行ったということです。この筋肉の活性化が尿漏れや、膀胱の筋肉を柔軟にさせますので、結構相乗効果で、やる気が出てくる感じもするようです。お尻の穴を閉める、緩めるこの単純なエクササイズは、結構爺には、程よいエクササイズです。穴に締まりがないと、顔に締まりもありません。

何しろコロナのこの時期を乗り越えて、コロナ後の世界を見たいもんです。野次馬根性が、むくむくと出てきた今日この頃です。アメリカの大統領がだれがなろうが、関係なし。何しろ生き抜くぞー。

2020年10月22日
by 小野田
0 コメント

やっぱりヤバいのですの巻

日本のニュースや奥様や暇人向きのシヨウ番組を見てるとコロナなんか、インフルエンザより重篤が少ないし、死亡率も下がるので、怖くはないのですよー。と専門家や知ったかぶりのお偉いさんが言っているのをよく見るけど、果たしてそうなんでしょうか。現にここのお医者さん70人ぐらい死んでるし看護婦さんなんかそれの倍ぐらいは、死んでるということです。治療所の建物の住人、一人暮らしのおじいさん、毎日、買い物かごもって朝見かけるんだけど、この頃、いないので、管理人に聞いてみると、人との接触がほとんどない人で、介護のおばさんが、昼飯持ってくるんだけれども,そのおばさんが、コロナの陽性で、その人に移されたんだろうとの推測です。ある日当然、家で死んでいたとのことです。つい最近のことです。

またまた近隣で、イベリアのパイロットのおじさん、暇なもんで家で,ゴロゴロしてればいいものを教会の合唱団の一員だったらしく、定期的に練習があったらしいんだけれど、どうやら練習中に感染したらしく、コロッと逝ってしまいました。

この前も息子の恋人のおじさんが、バスの運転手だったんだけれど、自分では,もう運転したくないと上司に頼んでいたんだけれども、そんな我儘許しませんということで、いやいや仕事をしていたらしいのです。いやいやというのが結構、曲者で、神様は、結構意地悪なもんで、そんな人に、意地悪するんです。感染して、重篤になり一か月半の集中治療の末、お亡くなりになりました。マドリッド市のバス会社を訴えるんだと家族は息巻いてるようですが、どこで感染したかの証明は、難しいんじゃないかと思っています。

結構この手の話がいっぱいあります。ごくごく近くで,起こっている事実がここにあります。日本のように滅茶苦茶の情報が、マスコミで流れているわけではないので、なんとなく不気味な感じは、確かにします。

またまたヨーロッパが感染の嵐の真っただ中に入り込みました。マドリッドは、3月の非常事態宣言を政府が発令した時期と比べるとすべてが、上回っています。それでも経済優先が世界的な動きらしく、イケイケムードは、トランプさんと変わりません。

こうなると、スペイン人の気質として見栄もプライドもありません。自分のお金が無くなっても、血潮の結晶である、自分の会社と共に心中しようとする輩などいません。従業員をほっといて大方のオーナーは、倒産夜逃げが定番です。

ダウンタウンの街並みの何と寂しいこと、外人向けのお土産屋は、ほとんどがシャッターが下ろされています。当然のことです。まだまだ9月以降に一筋の希望を持っていた商人は、この第2波のコロナに完全に首根っこを押さえられてしまいました。勢いのある時のスペインは、奇跡的な進撃で、押し進みますが、いざ劣勢になるとイタリア、スペイン特にスペインは、不甲斐ないこと不甲斐ないこと、メロメロが目に見えています。今までの歴史が、雄弁に語っています。

結構日本のご年配、今の若者のふがいなさをお嘆きのようですが、いざとなったら、大和侍の末裔やると思います。いやいや私は、やると信じています。でも、そんなにスペイン人が、やんちゃをやって、感染が再び拡大したのでしょうか。

スペイン人は、結構マスクもしているし、お役人が決めたことは、大方の人は、不満ながらも従うし、果たして拡大の原因が、無謀な集会や若者の無知から来ているとは、どうも思いま銭。しかしながら現実は、この現状です。

何をヤバいと騒ぎ立てるんだいと聞かれそうです。

何が怖いかって、何がやばいかって_。感染したら病院に空ベッドがないという現実です。感染者は、自宅待機の療養がほとんどなはずです。まかり間違って運悪く重篤したら、恐らく集中治療室が満杯で、神頼みの現実が、ここスペインには高い確率で存在するということです。一人二人の東洋人が、死んだって、このパンデミアの日常化は、お気の毒の一言で、終わっちゃうはずです。そんなこともあり,かからずに越したことがないという結論に達するわけです。

今日の指圧治療所のキャンセルの嵐、そりゃそうでしょ。俺だってもう仕事したくないもん。しかし私は、まだまだ燃え尽きません。日本での温泉旅行の夢を実現するために今日もいきぬくぞー。ついてるついてる、感謝感謝、お陰様。

 

2020年10月17日
by 小野田
0 コメント

今が試練の3丁目

マドリッドが事実上のロックダウンです。しかし3月に比べると慣れたもんで、仕事は、事実上Ok のようです.実際、私の商売は、一人の単価が、飴玉一個の値段よりは少々高いので、普段の半分の患者数とは言いながら、正直な話、生きてゆくには、なんら心配はいりません。この商売の強さは、じつは、この辺にあるんだと思います。サラリーマンが楽とは言いませんが、生き方に自由を求める、一匹狼を夢見るのであれば、それなりに厳しい面もありましたが、わがままに、自分の行く道を歩みたかったもので、この辺の職業を選択したのでした。ただもうこの年になると、いい悪いは、もう別の次元で、もう元には戻れないので、このまま突き進む選択を、強いられているのが現状です。

価値観の違いは、日本とヨーロッパでは異なるのは当然のことで、、至る所にいい面もあるし悪い面もあるわけです。この指圧という手技をアートといってくれるヨーロッパの国々の人は、私たちにとっては、うれしい限りです。でも指腹の感触で、体の状態を判断して急性の腰痛、急性の頚椎捻挫なんかは、1,2回のセッションで、処理しちゃうのが、この世界では、普通なんだから当たり前かもしれません。

薬の常用に慣れた輩には、この辺は、奇跡に見えるのかもしれません。指先の器用さは、日本人は、特別なものを持っているだろうことは、長年ヨーロッパに住んでいるとわかります。

一頃、盲腸は切るものといった常識を謳っていた西洋医学がありましたが、今は、よっほどのことがない限りきらないようです。椎間板ヘルニヤだって、外科は、切除しない方向に行っています。胆のうだって切らなくなりました。歯だってバンバン抜いてたのが、今は保存を重視しての治療が流行りです。確かに医学の限界が、ヨーロッパには既に来ているようです。

西洋医学を高い金払って習ったものだけが、医者になれるという無理な法律を明治時代に作っちゃった輩が悪いんだけれどもしょうがないわさ。今のご時世でしきりにハンコをなくせというのと何ら変わりはありゃしない.ハンコだって、いい所があるだろうに、急に言い出すことが文明開化とおっしゃるお方がいるんだよなー。時代に乗ることだけ考えるお役人さん、政治家がいるけど、ここスペインは、結構この手が多いみたいです。

例えば、柔道整復という学校があって、国家試験があるんだけれども、この辺は、昔のお侍さん、武術がお仕事だったわけです。武術をけいこすれば、骨折をするは、捻挫をするは、打撲はするはで、この辺の処置をするのもお仕事だったわけです。だから柔道整復術が伝授されてこれが学問だったわけです。この辺の学問が、以心伝心の技術の継承もなくなり、ただのマッサージ屋になったわけです。

いろんな世界で、日本の技がすたれていくわけです。そろばんだって、時代遅れとは言いながら頭のボケ防止には、なるはずなんですが、4Gから5Gの時代と、人間様の身体の本当の健康の意味を無視して経済を動かすことが、正義とコビを軽視する世の中と何ら変わりがないのです。時代の流れだからと無理に消されたものが日本にはたくさんあります。

この指圧だって下手すると闇に葬られる日が来るかもしれません。特に日本では、そんな傾向があります。今コビの後遺症が、徐々に話題になっています。またコビのこの状態が長引くために、人間の身体も目に見えないストレスに侵されてガタガタの状態です。この隠れた症状を持った人たちが、全世界で増えています。これこそ指圧の適応症です。こんな機会は、めったにありません。この機を生かして指圧を一人でも多くの人に受けてもらい理解してもらおうと思っています。

集団免疫確保だ、爺さんばあさんは死んでもらおうと推進したスエーデン、とんでもない国だと思いませんか。こんな人たち、こんな国に実は、指圧が必要なのです。目に見えないパッションの灯をともし日々を消化している自分がいます。

古い患者さんが、ここの衛生面とプロ意識を評価していただいていることを感謝しつつ、毎日なんとなく仕事をさせていただいております。

例え、普段より少ない患者さんであってもついている(ラッキー)という気持ち、そして感謝、セッションが終わって、患者さんにお陰様と頭を下げつつ、お金を頂く、この繰り返しの日々、無欲にただ淡々と希望の灯が、訪れるまで、生きるこれしかないのじゃないかとただただ思う日が続いております。

人生観が、変わるとは、よく言ったもので、今が試練の3丁目です。

2020年10月2日
by 小野田
2 コメント

アメリカどころじゃないぞースぺイン

大統領選の討論会をテレビで拝見、まったくもってアメリカの恥部をさらす討論会でした。この程度の人が、仮にも4年間、アメリカを否、世界を動かしていたという真実が、いかに危ないものかと呆れてしまったのは、私だけでしょうか。人様の上に立つリーダーの条件は、持って生まれたか、成長するにつれて身に付いたかの品性がないといけないのに、まったく感じられない人が、トップになり人の話も聞かないで、自分の意見を押し付けて、自分はこれまで、これをやったあれをやったとわめき散らしている人物が、トップになればどうなるか、わかった人はたくさんいると思われます。この程度なんだと、アメリカ人を妙に崇拝する日本の皆様が、少しでも目を覚ましてくれたらいいのになーと感じた次第です。

リーダーの条件の一つに、自分を前に出すな、功績は、人にあげて、みんなが、気持ちよく仕事ができる環境を作るのが、トップの仕事と口を酸っぱく言っておられた先輩の訓話が身に染みる、今日この頃です。

トランプさんは、お金が、一番と正直に言って誠にアメリカ人らしいじゃないですか。てめえさえよければ、いいと今まで実はやってきたのが、アメリカなのです。今更何を言ってるんだいという方が、多いと思いますが、おじさん昭和時代の人達は、妙にアメリカ崇拝の所があって、英語をしゃべる外人を見てさすがと、一歩引く輩の時代なんです。

実は乞食だって、アメリカに住んでいれば、英語は話すし、お乞食さんが、顔洗って背広を着れば、それなりにアー外人になるじゃないですか。おじさんも高校生の頃文化放送の10時半から始まるハリス先生の100万人の英語を結構、真剣に聞いていた時代が、妙に木っ端恥ずかしいんですけど、確かにありました。縁があってスペイン語を選択したお陰で、妙な方向に行っちゃったんだけど、妙に嫌うアメリカに実はコンプレックスがあったりして、指圧を習い始めたのが、ゆくゆくは、日本を飛び出して、昔流行った海外雄飛を夢見たわけでして、あれから昭和が終わり、平成も終わり令和の始まり、やっと楽しようと思ったら武漢ウイリスの蔓延、ついているのか、運がないのか全く分からない状態の自分がいます。

俳優の自殺が、流行っているけど、この状態で、先行きの無い世の中、ふと死んじゃおうなんて思う気持ちが、わからないでもない気がします。一過性なんだろうけど、衝動で、突っ走ちゃう奴は、結構、根が真面目なんだと思います。いい奴ほど、先に逝っちゃう、こんな感じなんでしょうね。酒飲んで,友とグタグタ過ごして、こんな、無駄が必要なんだけど、スマートフォンの世の中妙に似非のドライになっちゃって、結構孤独に耐えられないやつが、ごまんといるんだろうな。群れたくても群れない中途半端な奴が多くなったんだろうなと、おじさんは、今の若者に若干同情するのでした。妙にしんみりブログを書いていたのですが、ふとふと。

やばい帰らなければ、今日の10時からMadrid県は、軽いロックダウンに入ります。出入りの禁止です。日常生活は、OKだけれど、許可書なしで,県外に出られなくなりました。2週間の制限生活がスタートです。マドリッド1日の感染者数、1000人は、多すぎますね。また1から出直しです。なんやかんやで、日本結構頑張っているね。それに比べて、スペイン、ヘタレ政府が、どう持ちこたえさせるか、スペインの正念場です。

何しろ自分としては、感染しない、最善の努力。どこまで持ちこたえられるか、10月からまた今年の3月の繰り返しです。まったくのスペインは有事です。マーシャルローともいえそうです。こんな時代もあったよねと歌える時代はいつ来るのでしょうか。それでは、帰ります。

2020年9月19日
by 小野田
0 コメント

ふと夏の終わりに思ったこと

日本は、連休らしい。日本は、祝日が結構あって休みが少ないという印象を与えがちですが、欧米の怠け国とあんまり、祝日の日数は、変わりません。むしろ多い方かもしれません。それでも日本の実態は、ほんの2割程度のテレビ番組のスポンサーになるぐらいの利益のある企業が、土曜日が休みで、5日間の仕事をして2日間お休み。こんな会社は、人間の生きる尊厳を無視する根性があれば、確実に従業員は欧米並みの待遇です。しかし、日本全体を見ると中小企業の皆さんが大半の日本です。実際の話、土曜日、日曜日を休んだら、おまんま食い上げの皆さんが大半の日本なのでした。実は、ヨーロッパも、祝日を喜ぶのは、公務員の怠け者、だけなのでした。

この連休をどう過ごそうといったって、コロナの真っ最中、自粛しかないじゃないですか。政府が、後押しして、皆さん旅行しましょうと言ったって、いつでもどこでもコロナが頭にあります。どの店に入っても手の消毒、ソーシャルデスタンス、もろもろの儀式があり、めんどくさいの一言です。

結構イライラするのは確かに事実です。その上店員が気が利かないと、それでなくとも気が上昇してんのに、思わずつっけんどんになるのも、致し方ないのかもしれません。目に見えないストレスが、蔓延している世の中、どう一日一日を生き延びてコロナの終息まで耐え続けるかが、ここ半年、いや一年の課題かもしれません。

今まで、マスクをつけて、外で歩いたことのない欧米人が、マスクを付けて店で買い物をしてんだから、実は大変なことなのです。今まで、日本のニュースを見て街中をマスクして歩いている人間とは、どういう動物だろうと、他人ごとに見ていた人が、息苦しい布切れをして歩いているんだから、コロナで、まったく習慣が変わってしまったのです。

またトランプさんの無知で、世界一の感染者数のアメリカが、のたうち回っています。アメリカの州によって、これが先進国のアメリカかと疑いたくなるような、融通の利かない頑固者が、いるんだとコロナを通じて理解しました。フランスもパリ以外は、まったくの農村地帯で、フランス人の半分以上が、田舎者なんですが、アメリカも似たり寄ったりの国とばれちゃったのでした。かといってアメリカのイポクレシアがばれて、日本人の意識が変わったかといえば、全然変化なしなのでした。今のアメリカの土足で家に入るような横暴さは、まったく西部劇のジョンウエインです。その子分が、日本なんだから、これも笑えない事実です。

今の世の中の、この傾向が、決していい方向性を持っていないことは、素人である私でもわかることです。アメリカが、中国を威嚇して中国も案の定反発。大東亜戦争までの過程で、日本がいじめられてどうしようもなくなり、戦争を徐々に正当化して、おっぱじめたあの悲しい歴史と結構重なっているような気もします。そんな状況下の中で、やれ地震、津波,南海トラフ、なんかネズミの群れの本能じゃないけど、一斉に集団で崖から海に飛び込んだり、また急にいなくなったり、急に頭をかすめるこの空想。この世の中、決して良い方向に行っているとは、誰もが思ってないんじゃないかなー。便利になり、世の中が、バンバン変わり、えせ裕福感を味わう機会が多くなったけど、本当に今の世の中、幸せと,問いたくなりますよね。

判っているけど、やめられない、あのカッパ海老餅の宣伝じゃないけど、5Gの功罪を言い出す、専門家が随分いる中で、便利な世の中を求める人類の無知を逆手にとって、金銭主義の商売人が、ごまんといて、私たちは、テレビを見て、公共の電波が言ってるんだから安心と、ついついの私たちがいるわけです。またこんだけ、異常気象といわれながら、なれというのは、まったく怖いもので、昨年の災害が、昨年同様になって、ついに当たり前になるというマジックを私たちは見逃している世の中なのでした。

小さく自分の世界だけの損得を考えると、IT産業が、花形になればなるほど、自分たちの手技療法は、ガタガタになった人間の身体の癒しどころとなり、ますます需要が増える商売なんですが、それを単純に喜んでいいのか、悪いのか。

最後に一言

もうすぐ、アメリカの大統領選。トランプさんが再選されたら、何したって、勝てばいいんだといった倫理道徳のまったくなくなる世界が、さらに正当化される時代が待っていることは確かなようです。

悪い奴が、国民の代表になっちゃ,ガダフィー、フセインが浮かばれない。

 

2020年9月8日
by 小野田
0 コメント

共産党はちょっとね。

共産党の世の中で、生きたことないのでわからないけど、今のスペインの政府は、やばいの一言に尽きます。お兄ちゃんコンビの、首相のサンチェスさんと副首相の長髪のパブロお兄さん。このコロナの大惨事の真っただ中を、どのように国単位でしのいでゆくのかの,真価を問われる時に、時には若いお兄ちゃんの新風を降り注ぐことが、まさに正しい時もありますが、この世界的な、生き残り合戦でこの政権は、確かに経験不足の感がするのは、私だけではないようです。

弱者救済だと言って、貧乏人に金をばらまくパブロのお兄さん、この人は、苦労知らずの理想主義の共産党員なので、余計質(たち)が悪いのでした。首相のサンチェスは、てめえの小金が大事といった発想しかできないので,違った意味でたちが悪いのですが、最終的に、まだあっちに転んだりこっちに転んだりして、自分だけ、生き残ろうとする性格なので、破滅まではもたらせないだろうと判断できるので、まだかわいい部類に入るのでした。

いずれにしたって、ヨーロッパコミュニティーから金を分捕って、どう配分するかで、スペインの生き残りが左右されるので、お偉方がどんだけ、先に身内や系列会社に便宜してお金を猫糞した後に、いくら残って国民に配分されるかが、勝負の分かれ目かもしれません。それにしても,教会の炊き出しが、近くにありますが、お昼の炊き出しに朝の10時ごろから並んで、12時半にごそごそ動き出すんですが、300人近くの人が、長蛇の列、それもごく普通の服の人が大半何です。このままコロナが続けば、マドリッドも夜間歩けなくなるほど、治安が悪化するのは目に見えています。やばいの一言です。

こんなことは、日本だって同じことで、大手の政府のお偉方のお友達に受注させて、リベートとって、下請けに回して、濡れ手に粟、問題になったと思ったら、線香花火でマスコミは、無言。これなんか、おかしいなーと思っても、ワイドショウは、取り上げず、くだらない、芸能人の浮気話でお茶を濁して、はいお終い。だってそうでしょ、その番組のスポンサーは、大手の会社なんだから、切り込めるわけがないのでした。この辺は、ヨーロッパ、特にスペイン、イタリアなんかも同じか、もっとレベルが低い感じなんですが、時には、骨のあるジャーナリストもいますので、スペインも侮れないときがあります。

この一時問屋、二次問屋のリベートを浮かせる詐欺まがいのやり方は、日本では、商業上の仕組みとしてれっきとした利権として存在していますので、どうなんでしょうか。前にも述べましたが、大学病院の医者が、手術において当たり前のようにお金を要求します。それを悪いと言って、騒ぐマスコミも日本じゃいませんので、この辺の仕組みが、どうもドロドロのようです。政治家と大企業、その上に立つ、各省庁、ゆるぎないコネの柱で、出来上がっている日本の象徴かもしれません。

世界各国の出先機関である大使館なんてジェトロも同じ、日本の企業の2年か、3年しかいないような駐在員は大事にしますが、地元に根を張る日本人の生きざま、本当の地元民と異国民との真の交友なんか、へのツッパリにも思っていません。

領事、大使のあたり歳、外れ歳、とやる気のある領事、大使が、人選されてくる時がありますが、稀ですね。3年何の問題もなく消化の日々を送ればいい。今のうちに金をためて日本の家のローンを返済しようといった平均的なサラリーマンが多いのは致し方ないことです。ただ中には、根性のガツンとした輩もいることは確かですが。そんな人とは、今でも長年親交があります。特に三菱系の人は、どういう訳か、根性、相性が合うのか結構今でも付き合いがあります。

あー早々、ぶつくさいうのをもう少しお許し願えば、今総裁選が、話題になっていますが、65歳の企業の定年が多い中、爺さん、ばあさんの交通事故が多い中、80歳の政治家は、勘弁してもらいたいですね。日本の政治家、せいぜい70歳が定年だろうに、国を治める人たちがボケの年齢でも働いているのは、日本だけだろう。

爺になれば、楽して金をもらうことに慣れてしまってモラルが、まったくなくなるんだから、80歳の国会議員は勘弁してください。また女性登用を増やせとよく言うけど、スペインはその点、閣僚の大半が女性なんだけれど、素晴らしい女性の政治家は、確かにいるけど、どうしようもないヒステリー女性政治家もスペインには多く、特に左系に本バカが多いことは、事実です。このことは、真実ですので付け加えておきます。

朝一番のブログ、バンバン愚痴が多いようで、妙に反省。さて今日もコロナと生きるぞー。

 

2020年8月28日
by 小野田
2 コメント

たまの息抜き

8月のヨーロッパは、一か月の休暇をロックダウンで、倍の2か月を消化したにもかかわらず、国民の権利と義務により都会を脱出して、海に言ったり、山に行ったり、夏は、当然チンで休む習慣が、体に染みついているのでした。昔は、一か月丸々休む国民でしたが、この頃は、2週間を夏、後の2週間を冬にといった輩が増えて、マドリッドも8月は、ガラガラといったワンパターンはなくなりました。私ども、日本人は、4日間の休暇がせいぜいで、土曜日、日曜日を挟んで、家族で,ポルトガルのアベイラという運河の街に行ってきました。娘が、インターン時代にサラマンカという地方都市に4年間ほどいたので、そこから国境を抜けてその運河の街まで何回か行ったことがあるということで、車で、サラマンカ経由で、サラマンカまで200キロメートルを約2時間、目的地まであとの300キロメートルを3時間という計算で,約500キロメートルを5時間かけて、小旅行を遂行しました。スペインとポルトガルの国境といっても検問所があるわけでもんなく、ああー国境という、感じで通過して終わりです。

世の中、狭くなったというのか、娘が、インターネットで、民間の一軒家をキープしてそこにたどり着き、電話で、挨拶して終わりといった、おじさん世代には考えられない、セッティングで娘が、携帯でやり取りして、お終いです。おじさんは、娘に、お金はいつ払うんだい等の質問をしても、娘は、うざいといった形相で、まかしておいての一点張りで、ことは前に進むのでした。

このアベイラという運河の街は、ポートとリスボンの間にある港町で、ゴンドラに乗って散策が、よいとのこと、その辺は、完ぺきにパスして,街の散策と美味いレストランを探して右往左往するのでした。普段の夏よりかは、観光客が、少ないんでしょうが、やはりテーブルは、8割がたが埋まっていた感じでした。しきりに娘は、ネットで、レストランを探すのですが、この手の一発勝負は、、自分のほうが得意で、勘に頼り、動き回る自分の嗅覚のほうが、今回は、上回ったようです。穴場を探し当てて、ネットのふがいなさを娘に実感させましたが、今の商売は、この手のやり方が、主流のようです。自動車についているナビゲーターにしても便利になりましたが、人間の持つ勘の働きを発達させませんので、要は、だんだんお馬鹿さんになっていく、未来があるということを物語っています。逆にいうと、こんなことを考えられる、最後の世代が、我々なんだと実感するわけです。我々昭和世代が、両方の境目で、ひところの新宿の土地ころがしの時代の境目の時代を生きたと同様にITの移り変わりを年と共に味わったのが私たちの時代なのでした。

ところが、今の餓鬼たち、生まれた時から、コンピューターに携帯電話まさに5Gの時代の真っ最中です。若者に癌の死亡者が、増えたって、異常な行動をする人間が増えたって、すぐに切れる奴がごまんと増えたって、比較できるものがないんだから、それが、普通になるわけです。まさに誰もが、今起こっていることが当たり前の時代の下で生きてゆくわけです。

おじさん御たわ言、こんなことは、置いといて、何しろポルトガルの物価、パン屋に行っても、食事をしても、スペインのモノの値段に比べると安いのでした。そして量に関しても、確かにボリュームがあるのでした。日本人と、ポルトガル人の性格、どこかに共通しているところがあるのか、ほっとする国であることは、確かなようです。暗い夜道の散歩、ふとファドの歌声が聞こえてきたら,ぞくっと、来るのは私だけではない気がします。

2日目は、電車に乗ってポートワインのポートに行ってきました。特急で1時間で行けます。ポートか、コインブラが、1時間程度の列車の旅になります。到着すると早々、赤いバスに乗って、町をを散策、定番で、初めての地では、必ず最初にバスに乗ってスポット周りをします。そこで好きなところを2,3個、選んで、ゆっくり見ることにしています。

また旅をすると、必ず、蚤の市を探して、古いカートン性の庶民のためのお人形を探します。価値は問題外で、顔の美しい、この表現は、難しく、癒し系の思わず、顔が緩んでしまうような、人形の顔を選んで、いつもの値段の交渉を楽しんでお買い物です。もうなんやかんやで、3百体は、あるかと思います。死んでも、持っていけるわけではないのですが、そうです。息子たちは、ごみ同様の処理をするでしょうが、後世に残ることを信じて衝動買いです。今回は、1930年代のお人形を強欲婆をだまして、安い値段でゲットしました。この自分のものになった瞬間、この人形の差迷いの歴史が、また一つ加わるのでした。久しぶりの家族とのひと時、コビ時代の貴重な思い出の一ページを飾りました。

2020年8月16日
by 小野田
3 コメント

本性

この国(スペイン)は、他の国よりお上の言うことを聞いているように思います。結構な数の人が、路上でマスクをして歩いています。どこまで、マスクが感染防止に役立っているのかは、専門家じゃないのでわかりませんが、エレベーターのボタンやマンションのドアのノブなどに結構気を使っている人が多く、アメリカの勘違い民主主義のお馬鹿さんとは違い、役人の言うことを聞いているふりをしている人は、確かに多いようです。

それでも、週末になるとテラサでの談笑を楽しんでいる人が目立つのも事実です。その辺は、夏だし、しょうがないんかなーと思う反面、日本人の几帳面さにも、やりすぎじゃないと思うのも事実ですが、とにかく治療師が、コロナにかかったら治療所封鎖、学校封鎖の道を歩むであろうことは、事実です。といってもこの辺は、運のいい悪いにかけているのもこれまた事実です。ただ今まで、よすぎたので、一回ぐらい、試練を神様が、自分に課するかもしれません。この辺は、運のために徳を積んできたことに、かけるしかないのかなーとも思っています。

スペインのあちらこちらで、俺辞めたコールが流れ出しました。日本人は、すってんてんになっても、自分の職歴に酔って、浪速節が、多いのですが、スペイン人は、自分のお金が目減りしてきたら、職歴の価値、意地、ロマン、まったく関係なしで、自分の懐が、ゼロになる前に従業員の未来などは考えずに、自分の家族の安泰を願いつつ、逃げ道を見つけて、巧妙に逃げ切ります。

日本人の好きな玉砕主義が、潔良いなどとは、これぽっちも思いません。従業員を捨ててさっさとおさらばです。この辺の身のかわしは、ご立派の一言です。つい先日、前国王が、昔の賄賂の問題で、司法の追求が、始まるや否や今の国王(息子)に迷惑がかかるといけないという理由で、国外に逃げました。国民も、この辺は、甘いのか、バカなのか、無関心を装っています。結構、うやむやが好きなスペイン人がここにいます。

何しろ金に関しては、一度懐に入った金は絶対出さないという汚さが、スペイン人にはあります。これは、ここスペインに生きて初めて肌で感じることで、特に家族間の金に関する結束、そして反対に、兄弟間の金に関するもめごとも、これはこれで、凄まじいものがあります。

どこの国もどっこいどっこい何でしょうが、特にこのコビ19の真っただ中の私たちは、金の切れ目は、縁の切れ目よろしく、こんな時のちょっとした人の立ち振る舞いが、一人一人の本性を的確に現す場面が確実に見られます。この何げない一瞬が、人間一人の生きざまをフラッシュバックさせます。そんなわけでこの時期の人間ウオッチングは、誠に楽しいものがあります。

夫婦間、友達間、家族間,同僚間、すべてが、この時期に本物か,それとも砂城の楼閣かが一瞬にして分かってしまいます。早々、この時期の離婚、誠に感慨深いものがありますね。

武士は、食わねど高楊枝は確かに昔の日本であって、時々見る日本のテレビを見ると昔の立派なお役人の命がけの仕事は、ずばり皆無が、日本の現実のようです。

日本の有識者が、お願いです。もう少し、命がけで国民に寄り添った政策をお願いします。と必死に嘆願しても、まだまだ、この位じゃ、頑張れる。まだまだやれるの精神論の御連発ご発言。日本国民と国を治めるお偉方の温度差、何か、あの不幸な大東亜戦争時の政府のご意見、やり方にまったく形相が似てきたと思うのは、私だけでしょうか。