2020年4月4日
by 小野田
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コロナウイリス第9弾

全くもって、夢のような日々を送っています。4階の自宅のベランダからぼんやり外を見る日が、これで21日目です。アルツーロソリア街道が見えるのですが。まったくもって車が行き来していません。月曜日も、週末もまったく車が走行していません。県営のバスもお客を乗せずに行ったり来たりしています。警察のパトロールもこのところまったく見当たりません。遺体の保管場所を探して、パトロールどころではないのかもしれません。それにしても、増えた増えた12,000人がコロナで犠牲になりました。感染者数は、イタリアを越えて12万の大台に乗りました。アメリカに次いで世界第2位が、なんとスペインになりました。非常事態宣言を出して21日目、もうそろそろ、峠を迎えてもいいのに増え続けています。

医療崩壊どころか、まっったくもってドン・キホーテが風車と対決しているような、医療関係者の並々ならぬ奮闘に、思わず目頭が熱くなるのは、私だけでしょうか。こんな時のスペイン人は、ヘタレじゃないんです。結構やるんです。昔から牧師さんが、辺境のアフリカの奥地に赴き、キリストを紐どくなんざー、スペイン人が筆頭になって今でもやっています。この辺は、スペイン人も侮れません。私のスタッフの理学療法士も、お手伝いを打診されてそれじゃ―と、仮設病院のお手伝いに出かけました。医療関係者にお手伝いの打診が、厚生省の下部組織からいってるようです。このお手伝いは、相当危険を伴います。表には出ませんが、外人特に南米人、アフリカ人、金がないからは、もちろん、労働許可証は、マーあってもなくてもどうでもいいでしょう。こんな感じ、何しろ人がいないのです。正規のお手伝いと不正規のお手伝いがあるわけです。

そのことを、嫁さんに言ったら、娘は大丈夫かと心配しだしました。うっかり、医者なんだから、打診されれば、行くだろうと答えたら、冗談じゃないわよと本気で怒りだしました。しまったと思った時は、もう遅し。確かに医療関係者の感染者数が6000人を超えていますので、やばいことはやばいのですが、医者の使命です。行けといわれれば、行くでしょ。と内心は思うのですが、どうなんでしょう。

俺だったら行くな、使命だろうと、思うのですが、見えない敵と戦うのは、これは、これで恐怖ですね。聞く所によると、防護服、マスク、消毒薬、すべてが不足している状態で、戦争中、鉄砲があっても、実弾がない状態で、どう戦うんだと正論を叩いても、本部は,行け、行けのgo サインだけ出しても、戦えないだろうの状態らしいのです。

毎日、テレビで、状況を知らせる厚生省のオッサンが、感染して、隔離されてしまいました。本当に日に日に、敵は身近に感じるようになりました。。この辺のプレッシャーは、現実に直面しないと解らないと思いますが、結構ストレスになるものです。この辺は、精神を鍛えた人とへらへら生きてきた人の違いは歴然ですが、このことは別にして精神的な症状を出す人が、約3週間の外出禁止令で出てくるのは、致し方ないことです。特にヨーロッパ人は、精神的にもろいので、この辺が心配です。日本の若いのだって、何の苦労もしないで、我慢が死語の時代の携帯依存症の輩です。もしこの状態になったら、結構ヘタレがいると思いますが、どうなんでしょうか。

このブログを書いてる最中に恩師の小林先生からメールで東京の感染者が、100人を超えたと伝えてきました。外国に住んでいる色々なyoutuberが、日本は、ニューヨークの2週間前だから、今が一番大事だと警告録画をを送っています。私も同じ意見で、二の舞という言葉が真っ先にイメージできます。夜の外出は、お控えなんて東京都の一番偉いのがそれも今、言ってるようじゃ、こりゃダメだー。は、誰でも感じることでしょう。

京都大学ののノーベル賞をもらった超常識派の中山教授さえも、立場をかき捨て警告録画を流しているのに、あの一番偉い山口県出身のおじさん、小さめの布マスクをかけて,原稿を見ながらおどおど答弁している姿を見るともう日本もおしまいだと思ってしまうのは、これも私だけでしょうか。何しろ動きが、鈍いのです。殿お疲れでは、お疲れでしたら指圧を受けて、ゆっくりお休みください。何なら私たちが、やります位を言える側近はいないのか。確かにあの顔は、病気顔です。そして、この手に及んで、麻生さん普段はえばり散らしているのに,特に爺が感染すると重症率が高いということで、ビビりだして、家に閉じこもりたいんじゃないかい。

こんな時だからこそ、人の本性が、あらわになるわけで、学歴だけで、入省した官僚あたりは、まったく役立たずということが、実証されたわけです。頭は少々でも、社長出世率が一番高い、日大卒あたりの苦労派が結構、行動力があるのかもしれません。こんな時はやっぱり、2世、3世の議員は、ヘタレで役立たず。親中派は論外。帰化した議員は,論論外。お魚券といった議員は、即刻首。結局のところ、リーダーシップを、持って行動できる政治家が皆無ということです。

悲しいかな、角栄さんが今いたらと思う心、いな時すでに遅しか、、、、、、、、、、。

今日も夜の8時にベランダに出て、医療関係者にねぎらいと、感謝の拍手を送るだけが、今の私のできることです。スペイン頑張れ、スペインに乾杯。

2020年3月31日
by 小野田
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コロナウイリス第8弾

月曜日から、規制が激しくなり完璧に自宅待機になりました。先週までは、家から治療所まで車で,裏道を使用して、どうにかたどりついていたのですが、会社に行くという、いい訳がきかなくなり、証明書もないので、結局自宅待機になりました。

自宅待機の一つの理由は、この悪魔は感染力が非常に高く、8割は軽症でも、2割の人が重症になるということで、もし感染したら、どこの施設、どこの病院に入院させられても、ベッドなんかない状態で、大した治療も受診せずに院内感染が挙句の果てに最悪の事態が考えられます。一日スペインは、8000人が陽性患者の増加が現実です。そんなわけで、人工呼吸装置も、もうないだろうからマー̪死の行進まっしぐらが予想されますので、ひとまず撤退 すなわち自宅待機が、この際は、最良の判断としました。

アメリカ、イタリア、そしてなんとスペインが世界第3位というお恥ずかしいレコードを更新しました。非常事態宣言が発令されて2週間、まだまだ勢いは、衰えていません。この台風の目の中に私がいるのですから驚きです。

スーパーマーケットに行っても、感染確率はありますので神経質な人は、もうパニックですね。スペイン人は、本当に外に出るのが好きですので、よく我慢できてるなーと感心しています。特に子供たちが、休校になって早3週間、狭い家に四六時中いるのですから、誠に持ってストレスのかかる日々を送っている訳です。

そんなひっ迫したヨーロッパの状態の中で、日本は、どうでしょうか。小池都知事が、カラオケ、イベント、バー、クラブでの感染が実は増えているとのこと、感染経路が特に夜のお忍びでの感染が増えている。高級クラブに行って、夜な夜な危ない場所に行っての感染は、誰だってもし追跡過程で聞かれたら、あんまり言いたくないのは、わからないでもないことです。濃厚接触で感染、フィリピンから帰国した邦人、これなんかまさにやばい所に行って感染したとは、誰も言いたくないわけです。

この次元の自粛を要請している小池さん、かわいそうですね。医師会は、もう非常宣言を出せという。国は、まだ至っていないという。このギャップが、日本の政府の決断であり3流国のトップの判断力決断力のなさが致命傷になるわけです。一刻も早く先手先手で行かなければ、アウトなのに、この決断ができない日本は、必ずヨーロッパの二の舞を踏むことになります。

、頭の良い人が、たくさんいるのになんでこの時期に及んで決断ができないんだろうと思うとやはり、自民のお坊ちゃま軍団、二世、三世議員は、さーいざとなったらダメなんでしょうね。山本太郎も嫌いです。橋下さんも怪しいと思っている私ですが、やはりボケてますね。

何回も申しますが、このスペインの否、ヨーロッパの現状のお手本があるのですから、早いうちに決断をしないと誠に持ってヤバイ日本がここにあります。

暇なもんで、日本のテレビの報道をYouTubeで見ながら今ブログを書いているんですけどこんな時間が今現実にあるということが、不思議でなりません。めったにないこの機会を多いに利用して、今一度自分を見つめ直す良い機会と思い、座敷牢の日々を楽しんでいる私です。

特に嫁さんには、誠に持って、ストレスのかかる日々と理解しつつ感謝の気持ちがいっぱいです。

 

 

 

q、、

 

2020年3月29日
by 小野田
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コロナウイリス第7弾

昨日のスペインのこの悪魔のウイリスの被害者が870人です。一日に800人台の死亡者を出しました。この猛威は、さすがに陽気な国民といわれているスペイン人(本当は陽気とは程遠い人種)もびっくりです。昔はやった、インド人もびっくりのあのギャグが正に当てはまります。

約2週間前の統計が、今結果として出ているのですが、この猛威は、臆病者のスペイン人にはショックの極そのものなのでした。今週の月曜から、さらに非常事態宣言のグレードがアップして、今まで、建築関係等、人とは、接触性のない職種は仕事を許されていました。しかし医療関係者、スーパーマーケット(食材の確保)薬局etc.のみの活動が許されるのみで、そうそう他の今まで、許されていた会社への出勤もダメになりました。交通機関等での感染を防ごうということで、何しろ人の動きを制限して感染増大にストップをかけようとする政府の焦りが見え見えの作戦に変更したのでした。今まではどうにか、家から治療所まで、息子と車でひそひそと出かけていたのが、車での動きの意味すなわち会社へ行くという言い訳が、無くなりましたので、検問に引っかかれば、有無を言わさず罰金ということになります。これをかいくぐる作戦を今考えているのでした。外に出ることイコール感染じゃないのですが、確率から考慮すると出ずに越したことはないということです。

スペインといわず、ヨーロッパ人は、いざ決めれれたことがあると結構守ります。お上の権威に服従するという基本姿勢があります。守るということは、自分の保護のためにという過去の苦々しい記憶があるんだと思います。フランコの独裁強権時代、フランコの言うことを聞かない住民は、秘密警察にボンボンひっ捕まえられて、行方不明の時代がありました。この辺のトラウマがあるんだと思います。またヨーロッパにしても、警察や軍隊の荒々しさを知ってますので、こんな時は、おとなしくの根性が軍隊、頭をもたげるのだとも思われます。こちらの警官、簡単に撃ちますよ。その点、日本の警察、特にお巡りさん、あんまり権威がありませんからね。

ホテルが3つほど、仮の病院になりました。一時遺体安置所もスケートリンクのあるシッピングセンター(パラシオでイエロー)が一杯になり、飛行場の近くのドーム型の何の施設かわかりませんが、そのドームも仮の遺体安置所になりました。特に首都Madridの死亡率がダントツです。スペインはここ3週間で、約5000人の死亡が公式発表されました。これは確かに驚異の数字といえます。3週間前の国際女子DAYのデモの時の感染者が、ここ数日間で確実にボンボン出ているわけですが、公式な政府の発表では、このコメントはありません。このことを野党の議員が国会で喚き散らしていますが、このことは、どうやらタブーのようです。そういえば、首相の奥様も参加して陽性だったけれども、安否の発表はありません。

首相の奥様といえば、日本でもファーストレディーさ(さげまん)が友達と花見をしたとか、しないとか、もうこの人の話題は、うんざりです。国会答弁にて言い訳たらたらで答える首相も本当におかわいそうで、この世もやみ。

また,快方に向かい,退院の患者さんの数は、15000人ですので、医療関係者の尽力に感謝の限りです。また医療従事関係者の罹患者数は、約5000人これも異常な数といえそうです。長崎大学の感染医療のエキスパートの動画を見ましたが、手袋、マスク、そして防護服の着脱方法を説明していましたが、ほっとした気のゆるみが、感染につながると語っていたのが、妙にスペイン人の無邪気さと交差して、この辺が、災いしているのかなーと感じる数字です。

衛生面をちょっと述べてみましょう。一般的にヨーロッパ人、手洗いの習慣はありませんね。ドイツ、オランダは、どうか知りませんが。ラテン系のイタリア、スペイン、特にフランス。フランスの香水の歴史を紐どけば、確かにと頷けますよね。その点、アジア人の挨拶、合掌にお辞儀。靴は、家に帰れば脱ぐ。飯を食べる前に、お風呂でごしごし、この辺の教育の違いも確かにあるのかもしれません。

スペイン人は、夜、帰宅後にシャワーを使用する習慣はありません。シャワーは、マー大体の人は、朝に使用します。全部が全部とは言いませんが、一般論として言えば、肉食の文化で、お風呂の文化ではなく、家に帰っても靴を脱がないとなれば、その上,腋臭が強烈、汗かきでアンダーウエア―を使用しない、大体検討は、つきますよね。

この辺の、日本人のきめ細かさとヨーロッパ人の衛生面での認識の無さの違いが、今の日本でのコロナウイリスの爆発感染率の有無の瀬戸際の踏ん張りを、もたらしているという専門家の意見も理解できます。

確かにその辺の文化の違いがあってこその日本の健闘とも言えそうです。

2020年3月27日
by 小野田
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コロナウイリス第6弾

スペインは、コロナの猛威に負けそうな雰囲気が漂い始めました。非常事態宣言が出てから12日が経ちました。一向に収まる様子がなく、日に日に患者数が増加しています。丁度2週間が過ぎると潜伏期間の2週間と重なり計算で行けば、それ以降すなわち4月の上旬から、患者数は減少するのでしょうけど、これも現に数字が出ない限り、みんな疑心暗鬼の日々が続いています。夜8時になるとマンションのベランダに出て医療関係の人を感謝する、拍手のバンバンが、日に日に拍手の強さが、息切れ状態、倦怠期的拍手に変わりつつあります。逆に、9時になると、またベランダに出て今度は、フライパンや、なべの底をスプーンでたたき、政府のふがいなさを攻める,カンカンカンが、勢いを強めています。

つい、一か月前は、ブラジルの指圧講習に胸を弾ませていたのですから、この今の状態を誰が想像できるでしょうか。私の安否を気遣い、たくさんの方々から小野田は、くたばってはいないかとメールがドンドン来ます。日本のテレビは、イタリアの情報から、なんかスペインが、どんどん陽性患者の数が増加しているとのことで、話題がスペインの動向に移ったらしく、日本の旧友から安否のメールが頻繁に来ます。

今回のコロナウイリスは、非常に感染力が強く、特に爺さん、ばあさんがバタバタやられています。発熱,せき、倦怠感、そして阪神の野球選手が、感染して、その症状が味覚、嗅覚の消失らしいとのことで、何が何だか分からなくなってきました。特に、10人の陽性患者の8割が軽症ですが、あとの2割が、重症患者で、悪化する進行が早く、今しゃべっていた人が、数時間後には、呼吸困難に陥り、人工呼吸の器具に頼らないと、すぐに危篤状態に陥ってしまうという実に質の悪い、ウイリスらしいのです。

この人工呼吸器が、不足しているらしく、イタリアで起こった、若い患者、お年寄りの患者、もし呼吸器が一つしかなかったら、どちらの患者を優先しますか、といった倫理観の問題が浮かび上がらせる現実が、すぐそこまで、現実化してきました。溺れて、死んでいく、こんな感じとどこかの専門家が言ってましたが、あの手の苦しさをもって死んでいくとしたら、やばいよなー。この専門家は、だから、罹患しない方が良いと淡々と言っていましたが、ここまでひっ迫した状態が、ここスペインの現状です。

まだ南米のように檻の中に陽性患者が出たから、囚人を檻の中から解放して、ひとまず安心なんて、問題の解決にならないことをしているやばい国ぐにとヨーロッパは、確かに比較になりませんが、どうするすべのないヨーロッパの現実を実際に、ここスペインで、非常事態宣言の下、まるで戒厳令と同じじゃないかと思わせるほどの重さを感じているいち邦人の自分としては、日本のニュースを見聞きするたびに、甘いなーの嘆きが、出てくるのは果たして私だけでしょうか。

平和ボケといえば、それまでですけど、何しろお上の決断が遅すぎます。一都知事が天下の首相にぜひともリーダーシップをとってくださいと、言われているようじゃおしまいです。それをうんうんじゃお話になりません。国会議員、爺ばっかりなんだから、感染が無限に広がったら、まず爺、婆がやられるんだから、もっと真剣に考えろって。

スペインも不甲斐ないけど、国をしょってる、スペインの国会議員、県会議員、すべて若いから、やることが実に早いです。いうこと聞かないと、しょっ引くぞーの勢いが違います。

前回も述べましたが、日本、誰も責任を負おうともしない。ヘタレが多すぎますね。自民がヘタレ、ジャー野党はといっても、ちょっと前の民主党政権の無邪気さは、いただけません。でも、ニュースを見ると、もっとリーダーシップをとって強く国民を引っ張ってほしいと願う日本国民も多いようです。

もう時間がありません。日本は、後 ほん1週間の勝負です。もうヘラヘラはできないでしょう。特に若いの、今の若いの、精神的に弱、携帯で侵された体、我慢の言葉が死後、若いからと安心するなよ。免疫力のあるなしは、若いという言葉だけじゃ通用しないぜ。60代のおっさん、おばさんのほうが、よっぽど免疫力が高い人が一杯いるぜ。

2020年3月25日
by 小野田
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コロナウイリス第5弾

スペインは、コロナウイリスの陽性患者数が、巷に増えています。外出禁止令が発令されて10日目、日に日に陽性患者が、増加の一歩をたどりスペイン国民は、疑心暗鬼の形相を現わし始めました。患者数が、アメリカに次いで第4位です。ヨーロッパ大会ではなく国際大会での4位です。これがスポーツの祭典なら喜べますが。コロナ患者の数では、お話になりません。毎日テレビでは、この手の情報が、流れています。

この1万人強が陽性患者の首都Madridでは、大きな大きなイベント会場(IFEMA)が、2,3日の間に病院になりました。良くいく、ショッピングセンターのパラシオデイエローが遺体安置所になりました。フランスでもそうらしいのですが、イエローというのは、黄色という意味ではなく、氷という意味で、このショッピングセンターには、アイススケートリンクがあるのです。アイススケートリンクを利用して、遺体を氷で冷やして保存しようと当局が考えた苦肉の策なのです。遺体を焼く施設が、混んでいて間に合わないので、一時的にここで、預かって、遺体を焼却する順番を待とうという事らしいのです。死亡をしても、感染症で死んだ人なので、身内のお別れもなくひっそりと霊きゅう車で、焼き場まで行くのだそうです。そしてひっそりと書類上処理されて、落ち着いたら書類にサインをして一件落着のようです。自分の家から、仮遺体安置所までほんの車で、15です。すぐそこでで起きている現実なのです。この中心現場にまさに私は、いるわけです。

スーパーマーケットの買い出しも人を避けて、おっかなびっくりの状態で、みなそくさくと用を済ませて家にUターンです。精神的にストレスの溜まる毎日をスペイン国民は過ごしています。厚生省のおっさんが、テレビで、昨日の陽性患者の増加は、昨日の死亡者は、と淡々としゃべっていますが、まだ一番頂上までは、登り詰めてなくまだまだ陽性患者が増える予想を立てています。

私は、誰もいない治療所に朝の10時ごろ到着、ぐずぐず時間をつぶして、息子が運転する車で帰宅するという規則的な毎日を過ごしています。コンピューター相手にごちゃごちゃやっているのですが、今まで、そうですちょっと前まで、朝の8時の治療所に到着、夜の9時に最終の患者さんを施術して、夜な夜な(昔)は以前、今はまっすぐ自宅に直行の毎日が、今は一人の患者さんも施術せずにお帰りです。

所がたったこの2週間でまったく生活が変わってしまいました。たったの2週間で、この有様です。昨日の夜、パリに在住の少林寺拳法のレジェンダ青坂先生からお電話をいただきました。パリは、特に老人ホームが、感染の被害にあっていてどんどんお年寄りが、お亡くなりになっているそうです。先生曰く、感染力が非常に強力で、どんどん陽性患者が増えているのがパリいや、フランスの現状だそうです。最後に一言、小野田先生油断をしちゃいけないよ。何しろ買い出し以外は、外に出ない。とのお言葉を承りました。

今日本の情報がどんどん入りますが、どうにかよたよた患者さんの増加を食い止めているのでしょうが、まさにお平和ボケ、顔の締まりがまったくなし。k1をさいたまマリーナで6500人の観客を集めて8時間の大イベントやってしまう非常識さ。これは,主催者が悪いといってしまえば、それまでですが、国の、県の、リーダーシップの無さが起因しているとしか言いようがありません。自粛は、強制できない。バカか,アホか、国の存続が掛かっいていることをヨーロッパの国々の現実が、教訓を与えているのに、この有様です。戦前のお偉い人の断固とした国を思う心、今のお偉い人は、責任逃れの連発で動きがまったく鈍亀の如しです。士農工商の商いが,一番大事の体質が、露骨にまかり通るようになりました。そしてトップの決断力のなさ何とも嘆かわしい日本が、日本のテレビニュースから感じ取れます。オリンピックは、たかがお祭りなんだから、延期なんかゆうちょなことを言ってないで、中止をして日本を立て直さないとやばいことになります。

このフラフラの日本の状態は必ず、ヨーロッパの二の舞です。今ならまだ間に合うかもしれません。東京封鎖じゃなく、日本全都道府県に対する外出禁止令どころではなく非常事態宣言が、ここまでは、日本人は馬鹿じゃないので、起こらないと思われますが、現にヨーロッパ、マドリッドは,町がゴーストタウンに等しい状態が10日も続いているのですから、日本のおっさん、おばはん、また未来を背負う若者たち、もしヨーロッパと同じ状態になったらなんて、夢にも思っていないのでしょうが、ヨーロッッパの人達の誰もが、こんな映画のような現状を想像した人は、一人もいません。

追記

ある国際ジャーナリストが、所詮阿部、麻生は、お坊ちゃまだからといってましたが、ジャー誰が選んだんだと言えばそれまでです。江戸無戦引き渡しの偉業を達成した西郷ドンのようなスーパーマンは、いつ現れるのだろうか。神風は果たして吹くのだろうか、ここ2週間が運命の分かれ道になる日本の踏ん張りに期待します。

 

2020年3月20日
by 小野田
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コロナウイリス第4弾

3月14日(土曜日)に国家非常事態宣言が発動されて、今日が20日ですので約一週間が過ぎました。役人は、計算していることでしょうが、19日の陽性患者の増加が、3431人、これが政府の発表です。特にマドリッドがひどく、その全体数が17147人(死亡者767人)、その半分以上の数が、マドリッドに集中しています。薬局、食料品店etcすなわち生活最低必需品を提供している店だけが、営業を認められています。スペインの街路を歩くと至る所にバーやレストランがありますが、すべてのシャッターが閉まっています。病院は既に満杯らしく、ホテルが、暇で潰れるよりはいいだろうと思ったのか、今日から病院に早変わりというニュースが流れました。

娘を含めて私の側近が、今回は、特に年配者が、感染すると免疫力の強い人が、より早く回復するということで、確率的に重体、及び死亡率が高まるということ、特に心疾患のある人は、特にヤバいということで、爺を大変心配してくれています。年寄りが罹患率の高いということは、真実ですが、今の若いのファーストフードや不摂生、スマートフォンの依存症を患っている奴が一杯いるので、若いからといって罹患しないか、回復力が強いかは、ちょっと疑問です。斎藤一人さんは良く、人間は、寿命があるんだから、ちょうどいま寿命が尽きる人は死んじゃうけど、寿命がまだある人は、絶対に死なないから心配しないことと断言しています。なるほどなるほどとうなずく爺なのでした。

ドイツの医者が、そばにいて良く連絡しあってんだけ、今度のコロナは、手ごわいぞーの一言を盛んに言います。もう空気にコロナが漂っているんじゃないかと思うほど、感染力が実に高いのです。3月19日のスペイン厚生省の報告を聞くと一日の感染の増化は、なんと3431人です。潜伏期間を考慮して2週間前の発病者が、今症状を出しだしたということです。女子の地位向上の国際女子DAYのデモが、23月8日の(日曜日)丁度2週間が過ぎました。丁度潜伏期間の幕開けです。来週の月曜日、火曜日あたりの罹患者数が、爆発的な数を示すだろうと想像ができます。首相の奥さんが、前にも述べましたが、陽性反応とのこと、誠に持ってお気の毒の一言です。デモに実は出たくなかったのかもしれません。リスクは、承知の行動が負に出たわけです。後手後手に回った感のあるコロナウイリス対策ですが、政府のメンバーが若い閣僚が占めてますので,損得抜きで、忖度抜きで、突き進んでいくことを祈るばかりです。

一応毎日、治療所に来ては、youtubeのやくざ映画を見て時間をつぶしているのですが、イタリアミラノの日本人のガイドさんが、ミランの様子をyoutubeで、流しているのをよく見るのですが、ガイドの仕事もないので、youtuberとして活躍している姿は、誠にたくましくエールを送りたいぐらいです。ミランも悲惨ですが、マドリッドも大分やばい感じです。スペインの南のアンダルシア地方では要所要所(駅、空港、大型スーパーマーケットetc)に軍隊を配備しているようです。この辺は、決めたら守らせるが、徹底していますので、安心ですが、逆にいざとなったら容赦しないという政府の強引さも感じられます。車の移動は一人だけ乗車(運転者のみ)、犬の散歩以外外出禁止。散歩してたまたま警察のパトロールと運悪く遭遇したら罰金。)。徐々に国民のフラストレーションが、日に日に高まってきていますが、患者の罹患率が、下がらない限り、この外出禁止令は、まだまだ続くことは確実です。大手が、既に首切りを始めました。首切っても大手のことです。寛大な処置で解決するのでしょうが、レストランやバーはどうなんでしょうか。刻々とひびが過ぎていきますが、罹患者数はいつ減りだすのでしょうか。3月20日現在のマドリッドの現状です。

追記

このコロナウイリスは、白人国にて猛烈な勢いで暴れていますが、ひょっとしたら黄色人種には、なにかおまじないのような抗体があるのでしょうか。だって日本のニュースを見るとウイルス対策が、完ぺきに甘いのに、完ぺきに後手後手なのに、そして国民に。本当にやばい意識がないのに、そんなに陽性患者が増えていないのが、不思議でしょうがありません。あるいは、日本も本当はやばいのかも。久しぶりにジャンジャン。

2020年3月20日
by 小野田
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コロナウイリス第3弾

スペイン日本大使館からの報告3月19日現在

◆【重要】スペイン・イベリア航空によると,マドリードから日本への直行便については,本日(19日)の便を最終とし,その後の運航を一時停止することを決定しました。ついては,当初運行予定であった3月21日の便が欠航となります。同便でご帰国予定であった方におかれましては,同航空会社,航空券の手配をされた旅行代理店等にお問い合わせください。

イベリア航空 HP https://www.iberia.com/

 

◆【重要】今般,日本における「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。大きくわけて,(1)入国拒否対象地域の追加,(2)検疫の強化,(3)査証の制限等の3つの措置がとられる(又は今後とられる)ことになりますが,日本人旅行者の皆様,在留邦人の皆様には,(2)検疫の強化が影響することとなります。

 

◆「検疫の強化」に係る措置では,指定の流行地域(※)から来航する航空機等で入国する方すべての方について,健康状態に異状のない方も含め,検疫所長の指定する場所(自宅など)で14日間待機し,空港等からの移動も含め電車,バス,タクシーなどの公共交通機関を使用しないことをお願いすることになります。このため,飛行機に乗る前に,以下について,確認をお願いします。本措置は,3月21 日午前0時以降に出発し、本邦に来航する飛行機又は船舶を対象とし、4月末日までの間、実施され,また右期間は更新される可能性があります。

 

1 前記の要請がなされることを前提として、入国後の旅程に支障がないこと。

2 入国前にご自身で入国後14日間の滞在先(特に,外国人の場合は,自宅がないので,宿泊施設)を確保していること。

3 空港からその滞在先まで移動する手段(公共交通機関以外)を確保していること。

ついては,帰国の際は空港から待機場所までの移動には,公共交通機関を利用できませんので,移動手段(自家用車、レンタカーなど)の確保を事前に行っていただく必要がありますので,ご留意願います。

 

※指定の流行地域(国・地域)

 韓国,中国(含む香港,マカオ),アイスランド,アイルランド,アンドラ,イタリア,英国,エストニア,オーストリア,オランダ,キプロス,ギリシャ,クロアチア,サンマリノ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,バチカン,ハンガリー,フィンランド,フランス,ブルガリア,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,モナコ,ラトビア,リトアニア,リヒテンシュタイン,ルーマニア,ルクセンブルク,イラン,エジプト

 

◆日本政府による上記措置に伴い、今後更にフライト等にも影響が出ることが見込まれます。マドリード、バルセロナ、セビージャ等スペイン全国にて、ホテルの一時営業休止する動きがかなり進んでおり,当館にも同様の情報が数多く寄せられております。ご予約頂いている場合も、ホテル側に今後の営業見込み等を随時ご確認ください。刻一刻と状況が変化しておりますところ、観光等により滞在中の短期渡航者の方や健康上の理由等で日本に帰国の必要のある方をはじめ,在留邦人の皆様にはこれら情報を注意深くご確認ください。

 

◆本日(19日)13時のスペイン政府の発表によれば、スペイン全土の感染者数は累計で17,147人(死亡767人)。本日の感染者数の増加は3,431名となっており、前日比+25.0%と引き続き感染者数の伸びが大きくなっております。

 

●〇●〇●本日の新規事項●〇●〇●

1 スペイン・イベリア航空によると,マドリードから日本への直行便については,本日(19日)の便を最終とし,その後の運航を一時停止することを決定しました。ついては,当初運行予定であった3月21日の便が欠航となります。同便でご帰国予定であった方におかれましては,同航空会社,航空券の手配をされた旅行代理店等にお問い合わせください。

イベリア航空 HP https://www.iberia.com/

(フライト運航状況参考URL(3月19日16時時点))

https://www.es.emb-japan.go.jp/files/100024957.pdf

 

2 今般,日本における「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。大きくわけて,(1)入国拒否対象地域の追加,(2)検疫の強化,(3)査証の制限等の3つの措置がとられる(又は今後とられる)ことになります。

 

(1)入国拒否対象地域の追加

3月19日午前0時(日本時間)より当分の間、入管法に基づき、入国拒否を行う対象地域として、イタリア、スイス及びスペインのそれぞれの一部地域並びにアイスランドの全域が追加指定されました。14日以内にこれらの地域に滞在歴のある外国人は、特段の事情がない限り、入国拒否対象となります。

 

【現在入国拒否の対象となっている地域】

(1)中国:湖北省,浙江省

(2)韓国:大邱広域市,慶尚北道の慶山市,安東市,永川市,清道郡,漆谷郡,義城郡,星州郡,軍威郡

(3)イラン・イスラム共和国:コム州,テヘラン州,ギーラーン州,マーザンダラン州,イスファハン州,アルボルズ州,マルキャズィ州,ガズヴィーン州,セムナーン州,ゴレスタン州,ロレスタン州

(4)イタリア共和国:ロンバルディア州,ヴェネト州,エミリア・ロマーニャ州,マルケ州,ピエモンテ州,リグーリア州,トレンティーノ=アルト・アディジェ州,フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州,ヴァッレ・ダオスタ州

(5)サンマリノ共和国

(6)スペイン王国:マドリード州,バスク州,ラ・リオハ州,ナバラ州

(7)スイス連邦:ティチーノ州,バーゼルシュタット準州

(8)アイスランド共和国

 

(2)検疫の強化

指定の流行地域(※)から来航する航空機等で入国する方すべての方について,健康状態に異状のない方も含め,検疫所長の指定する場所(自宅など)で14日間待機し,空港等からの移動も含め電車,バス,タクシーなどの公共交通機関を使用しないことをお願いすることになります。このため,飛行機に乗る前に,以下について,確認をお願いします。本措置は,日本時間3月21 日午前0時以降に出発し、本邦に来航する飛行機又は船舶を対象とし、4月末日までの間、実施され,また右期間は更新される可能性があります。

 

()前記の要請がなされることを前提として、入国後の旅程に支障がないこと。

()入国前にご自身で入国後14日間の滞在先(特に,外国人の場合は,自宅がないので,宿泊施設)を確保していること。

()空港からその滞在先まで移動する手段(公共交通機関以外)を確保していること。

ついては,帰国の際は空港から待機場所までの移動には,公共交通機関を利用できませんので,移動手段(自家用車、レンタカーなど)の確保を事前に行っていただく必要がありますので,ご留意願います。

 

※指定の流行地域(国・地域)

 韓国,中国(含む香港,マカオ),アイスランド,アイルランド,アンドラ,イタリア,英国,エストニア,オーストリア,オランダ,キプロス,ギリシャ,クロアチア,サンマリノ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,バチカン,ハンガリー,フィンランド,フランス,ブルガリア,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,モナコ,ラトビア,リトアニア,リヒテンシュタイン,ルーマニア,ルクセンブルク,イラン,エジプト

 

(3)査証の制限

(ア)上記指定の流行地域の国に所在する日本国大使館又は総領事館で3月20日までに発給された一次・数次査証の効力が停止されます。

(イ)上記指定の流行地域の国に対する査証免除措置を順次停止します。

※本措置(上記(ア),(イ))は日本時間3月21 日午前0時から4月末日までの間、実施され,また右期間は更新される可能性があります。

 

4 3月19日(13時),スペイン政府は,スペインで発生した新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数が17,147人(前日比+3,431名、25.0%増)に達した旨発表しました。各州における感染者数の詳細は以下のとおりです。感染者数等の数値は刻々と増加しております。最新の数値は各種報道も参考にしてください。

<感染者数の州別内訳(累計)> 計17州及び2自治都市:17,147人(死亡767人)

マドリード州:6,777人,カタルーニャ州:2,702人,バスク州:1,190人,アンダルシア州:1,008人,バレンシア州:921人,カスティリーリャ・ラ・マンチャ州:801人,カスティリーリャ・イ・レオン州:868人,ラ・リオハ州:468人,ナバラ州:482人,ガリシア州:453人,アストゥリアス州:22人,アラゴン州:281人,エストレマドゥーラ州:241人,カナリア州:220人,ムルシア州:167人,バレアレス州:169人,カンタブリア州:83人,メリリャ自治都市:23人,セウタ自治都市:1

 

●〇●〇●注意事項一般●〇●〇●

1 旅行者に対する入国制限や入国後の行動制限

○スペイン政府の「警戒事態」宣言に係る具体的措置の一環として、17日午前0時より、陸路を通じたスペインへの入国が以下の方々にのみに制限されています。

(1) スペイン人

(2) スペイン人以外のスペイン居住者

(3) 国境を越えて職場に通勤する者

(4) その他やむを得ない理由を書面にて証明できる者

(5) スペインで接受される外交団,領事団,国際機関職員(公務の場合)

なお、同措置は商品の流通に係る交通には適用されない由。

 

○3月17日、欧州理事会メンバーによる会議で、新型コロナウイルス感染症対策のためのEU及びシェンゲン協定加盟国への一時的入域制限措置の導入が合意されました。EUレベルでは、以下のとおり、今次一時的入域制限の免除対象として、全てのEU市民及びシェンゲン協定加盟国の市民及びその家族、長期在住者、医療関係者、国境をまたがる労働者、外交官等が挙げられておりますが、同措置の実施は各国に任されているところ、常に最新の情報の収集に努めてください。以下の情報はあくまでもEUレベルの提案であり、各国が具体的な措置をとるという観点から、免除対象につき、国に応じて基準が異なる可能性があるということにご留意ください。

 

【参考(EU及びシェンゲン協定加盟国への入域の一時的制限)】

(1) 第三国から「EU+」地域(※)への全ての不可欠でない(non-essential)旅行が対象となります。

(2) 一時的な入域制限からの免除対象は,以下のとおりです。

ア 全てのEU市民及びシェンゲン協定加盟国の市民及びその家族

          EU指令に基づく長期居住者である第三国の国民,他のEU指令又は各加盟国の国内法に基づく居住権を有する者,又は長期査証を保有する者

(3) 以下を含む,不可欠な役割やニーズを持つ者も,適用除外となります。

ア 健康管理の専門家,健康に関する研究者,高齢者ケアの専門家

イ 国境をまたがる労働者

ウ 物品運搬に従事する輸送要員及びその他の必要と認められる範囲の輸送職員

エ 外交官,国際機関の職員,軍人及び人道支援関係者

オ 乗換えの旅客

カ 緊急的な家族上の理由がある旅客

キ 国際的な庇護を必要とする者又は他の人道的理由のある者

(※)「EU+」地域は,アイルランドを除くEU加盟国(26か国)及びシェンゲン加盟4か国(スイス,ノルウェー,リヒテンシュタイン,アイスランド)。英国及びアイルランドが本件措置への参加を決定する場合は,両国も含まれます。

 

2 コロナウイルス感染症の疑いがある場合の対応

(1)   スペイン保健省の指針では、発熱や咳,呼吸困難といった呼吸器系の症状が発生した場合は,自宅又は滞在先に待機し,他者との距離を約1メートル以上保ち,濃厚接触を避けるとともに,電話(基本的には112)により医療機関に連絡し,旅行歴及び症状を伝えて診断を受けることが求められております。

(2)   各州政府によってはコロナウイルス専用のホットラインを設けている州もありますところ以下の連絡先一覧をご確認頂き、医療機関へご連絡頂けますと幸いです。

(在スペイン大使館HP:各州相談連絡先一覧URL

https://www.es.emb-japan.go.jp/files/100022350.pdf

(3)   日本の厚生労働省より「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合、家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~」として以下のとおり注意ポイントを紹介しておりますところ、当館からもご紹介いたします。

【8つのポイント】

・部屋を分けましょう

・感染者のお世話はできるだけ限られた方で。

・マスクをつけましょう。

・こまめに手を洗いましょう。

・換気をしましょう。

・手で触れる共有部分を消毒しましょう。

・汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう。

・ゴミは密閉して捨てましょう。

(日本の厚生労働省参考URL

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf

●大使館連絡先等

1 外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

2 在スペイン日本国大使館

電話: +(34)-91-590-7600(代表),+(34)-91-590-7614(領事部直通)

ホームページ:https://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

3 在ラスパルマス領事事務所

電話:+(34)-928-244-012

ホームページ:https://www.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000042.html

4 在バルセロナ日本国総領事館

電話:+(34)-93-280-3433

ホームページ:http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

2020年3月15日
by 小野田
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コロナウイリス第2弾

金曜日のあたふたぶりは、久しぶりに味わった緊張でした。ブラジル行きは、当然のことながら中止。イタリアのトリノにある指圧学校も閉鎖されて、スタッフは外に出られないとのメールがあり、イタリア特に北の状況は、まさにパンデミック真っ最中なのでした。スタッフの一人が、特におびえ切っています。なんと、彼の彼女は、イタリア人でミラノの出身のようです。ミラノにファミリーがいてビンビン情報が、流れてくるらしく、何と彼女のお父さんが医者ということで、結構情報は,確信性のある情報のようで、猛威を振るって暴れ回っているということでした。スペイン特にマドリッドがこんな状態になる前から彼は、彼女のお父さんが、マドリッドも同じ道をたどっているミラノと同じような状態になるのは、時間の問題だと言っていると私に耳打ちしたのでした。土曜日に、政府が、国家非常事態宣言を発しました。其の放送があったのが、3月13日の金曜日の午後でした。土曜日は、まだマドリッドの住民もなんだなんだ位しか思ってなかったと思います。

ここ数日で陽性患者が,約7000人近くになりました。特にマドリッドは、一日に1200人ほどのペースで陽性患者が増えています。来週の半ばには、この速度で計算すると10000人を超える陽性患者数になります。これに驚いたのが、現政府です。無知のなせる業で、首相の奥様が、確か先週の女子の地位向上を謳った、デモ行進で感染したとか、しないとか、他にも閣僚のおばさんが、やはり陽性と国際的にお馬鹿さんを証明しちゃったわけであります。

この政府は、国民党が、政権を降ろされて、労働党がしゃしゃり出たわけですが、連立政権の悲しさかな、共産党と手を組んで、若い髪の毛を後ろに束ねたお兄さんが、ラフな格好が、自分で似合うと思っているのかノーネクタイで閣僚に昇進、その手が、はしゃり出てもうぐちゃぐちゃ。そしてこの事態です。明日からは、薬局、最低限の食料を提供してくれるお店(スーパーマーケット、八百屋、etc),公共運送機関(メトロ、列車、飛行機、タクシー)どういう訳か,洗たく屋,髪切屋は、営業できるとのことです。

私の職種は、一様健康向上を司る仕事の欄に列記されて、税務署は、確実なカテゴリイーをつくっているのですが、厚生省のほうは、あやふやな見解で、逃げまくっているというのが、スペインの代替療法の現状です。そんなこともあり、営業は自由なのですが、さすがに、スペイン人ビビッて予約欄が、見る見るうちにキャンセル、来院すれば、痛くて来てるんだろうから、痛みとりの治療はしますけど、420万人のマドリッドの人口のうちの3000人の陽性患者がいたら、これは、ビビりますよね。

特に爺さん、ばあさんがやばい、その上心臓疾患持ちの人は、要注意といわれれば、ちょっとビビるのは当然ちんなのでした。とりあえず2週間は、学校と治療院を閉めることにしました。この商売、土方を殺すにゃ刃物はいらず、雨が1種間もふればよしの如く、患者を治療してなんぼの世界、患者さんがゼロなら一巻の終わりです。マーいつまでもつかは、運任せといったところです。今まで徳を積んできたので心配はしていませんが、スペインの無知を知り尽くしている地元の民。3年で帰る駐在日本人たちとは、経験に基づく原始感覚が違います。今回は、本当にやばいの一言です。35年のスペイン在住で、今までにない一生に一度の経験をどっぷりスペイン人と共有したいと思っています。

ここが、中国人、韓国人との違いです。彼らは、真っ先に逃げちゃうのです。てめえさえよければ、良しのヘタレなのです。私は、スペインに何十年も、お世話になったのですから、最低限のお手伝いをしようと思っています。

ただ日本人の最低限のやることはやる、みんなが、我慢するのであれば我慢はしましょうの大和心は外国では通用しません。

ただ自分さえ助かればいいというトランプさんのアメリカとは違い、結構、やる時は、一致団結のスペイン。その辺の寛大さをスペイン人に期待して乗り切るしかないみたいです。こんな時、性格が、本性が、そー隠れた本音が体の奥底から出てくるものです。みっともないと後世に語り継がれないような行動をとり続けたいと思います。

よしゃ、月曜日に突入します。

追記

土曜日一切外に出なかったので、外出、散歩したんですけど、まったくシーンとしてバスを時々見かけるんですけど、ほとんどのバス、乗客なし。今まで、ほとんど見ることがなかったマスク装着の人、ラテの手袋をして歩いている人、バーもレストランも、どこのお店もシャッターを閉めてひっそりとした日曜日。さて来週の日曜日は、どのようになっているのか、まるでハリウッドの映画の世界です。

2020年3月13日
by 小野田
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コロナウイリス

本当であれば、今頃はサンパウロで土曜日からの指圧講習会に備えてホテルで、講習内容をチェックして、昼からは、日本人街に行って、日本食を堪能といった所なのですが、例のコロナウイリスの影響で中止と相成りました。はっきり言ってスペイン特にマドリッドは、陽性患者、合計3000人のうちの半分を占めています。日に日に目を覆う惨状になりつつあります。

今週の水曜日から全スペインの公の学校が休校になりました。3月の11日からとりあえず25日まで、大学を含めた教育機関がお休みになりました。私の手塩に掛けた指圧学校も、こんな小さな学校もお休みを余儀なくされました。唯一の楽しみであるダンス教室もたった今、メールにて当分の間ということで、お休みが決定しました。ダンスを習って感染したら本望だと開き直って意気込んで通っていた隠れ趣味も、ひとまずオフということになりました。GYMもメールにて当分の間お休みという知らせが届きetc、こりゃーヤバいということが、やっとスペイン人もわかりだしたかと思うのですが何故か時すでに遅しの感が漂っています。

先週の女子の地位向上のデモ、娘も意気込んで参加したデモに参加した女子の閣僚(女子の閣僚の多さはスペインが世界一)2人がコロナウイリスに感染したとのニュースには、さすがのスペイン人もまさかの展開にギャッとしたのでした。その上、その女子の閣僚が、デモの2日前に王様主催のパーティーに参加して王様一族とあいさつのハグをしている場面が、ニュースに流れてサー大変、王様一族が、検査を余儀なくされたとかの情報が流れて、笑えないギャグが、ちらほらといったスペインなのでした。

ただ、まだまだ意識がないのが実情で、レストランは一杯、フラフラ人間が一杯街を闊歩してますし、中国人、韓国人、勝手に忖度なんでしょうねー。入国しているのが実態です。結構スペインは、中国との関係が深く、スペイン企業例えば,ZARAみたいなアパレル関係なんか結構関係があるみたいです。またこちらに入ってきている中国人、マドリッドの郊外にでかい中国人街があって、でっかい倉庫がバンバンです。まだコロナウイリスが、そろそろイタリアあたりで、話題になっている頃、こんなに中国人がいるのにコロナウイリスの陽性の中国人が一人も出てこないスペイン特にマドリッドは、絶対隠蔽だと騒ぐ輩がいたのを今思うと、あーあーあれだったんだと思う節が確かにあります。

団体の中国人がうろうろ、ビトンやロエベの袋をもって闊歩する中国人の田舎者軍団、確かにスペインを筆頭にヨーロッパは、恩恵を受けていたのは確かなのであります。金を落としてくれるエチケットゼロの中国人をスペインの政府は、日本政府と同様に忖度していたのです。

金曜日は、レアルマドリッドのホームグラウンドでサッカーの冠大会がありますが、やっとやばいと気づき観客なしで開催するようです。延期がないだけ、サッカーになると妙に異常になるスペイン人のストレスを解消させるには、延期より良かったかもしれません。

私の治療所といえば、政府が、学校を休校、年配者は、できるだけ外に出るなというお達し、メンタル的な訓練がないスペイン人は、感情の高低具合が激しく、すぐパニック状態になりやすいので、危惧していますが、治療院にも確かに影響が出ています。この日々の患者数の増加傾向を止められなければ、経営がやばいかもしれません。経営は二の次で、この感染力の強さは,当治療院も、来週あたり休院の可能性も出てきているのが現状です。

ただこればっかしは、皆様に共通していることなので,一切恨みなしで、最小限の傷でどう乗り切るかが、当面の踏ん張りとみています。ここでつぶれるのであれば、これまでの運とあきらめればいいのであって、ここ数年、波風なく順調だったので、神様が、また私をお試しになってくれるという事であれば、喜んで踏ん張りましょうと結構喜んでいる私にやはり変なおじさんなのだと改めて思ったのでした。

追記

治療院のある建物にでっかい中国人が経営している雑貨店があるのですが、学校が休校ということでおたおたしている間、同じ日に店を閉め、それも1か月間スパッと店を閉めるようです。中国からくる品物がないのか、暴動を恐れてのこの決定かは、知る由もありませんが、この動きの迅速さは、やはりただものではありません。これは、華僑の特徴であり、あたふたしている間にパーっと逃げちゃうあの人たちは、やはり日本人とは、ちょっと違うんだと感じた次第です。金持ち喧嘩せず。まさにこれですねー。

2020年3月2日
by 小野田
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ミスター指圧逝くパート2

合掌

ポリドリ先生の悲報は、早急に届きました。早急に届いたのはいいのですがイタリアのミランあたりでコロナウイルスが、暴れだしたという情報をトリノ(ミランのそばの街)の生徒からもらっていたので、内心は、ドキッとしたのは事実ですが、イタリアにちょっと行ってくるというと娘も、嫁さんも冗談でしょと言われそうなので、このことは、伝えず、息子の一生と土曜日にお葬式ということで、金曜日の夕方、マドリッドを出発、2時間半の飛行を満悦のつもりが、斜め後ろのイタリア人の老夫婦の相方が,ゴホン,ゴホンの連続、その上、マスクまでしています。今回は、広い空間を求めてビジネスに搭乗したまでは、良いアイデアだったのですが、周り中、イタリアの老カップルだらけ、その上,せきを連発されちゃ叶いません。まったくひやひやものでした。

到着するといつものローマなら、めちゃめちゃの人込みです。しかし今回はガランガラン、歩いているのはマスクをしたアジア系の顔立ちの旅行者ばっかしでした。これがミランの飛行場なら本当にガランガラン何だろうと思いました。地元の人は,町を歩いていてもマスクの人は、まだまだ少なかった気がします。

お亡くなりになったのが、火曜の夜ということで、マドリッドならば、早急に次の日、お葬式で2日後には、焼かれておしまいというパターンですので、どうなんだろうと考えていましたが、翌日の朝、大学病院に連れていかれました。そこで、最後のお別れができるということで、メンバーと一緒に行きました。確かに大学病院の片隅に遺体安置所がありました。朝の8時から10時までという2時間、この短い時間が、最後のお別れということでした。身内だけここにきて、お別れということで、大体の人は,教会のミサで最後のお別れということでした。教会にお棺ごと運ばれて、牧師さんのお話を聞いて、ポリドリ先生のお棺は、墓場に運ばれてそこで、永眠するということでした。

ポリドリ先生のお顔を拝見いたしましたが、きれいでした。ただ先生背丈が大きいので、頭が、足元が窮屈そうで、少し大きめの棺桶があればと思いましたが、すがすがしい顔で、首も包帯で巻かれて満足そうで、改めて大きな手を垣間見て、首にできた腫瘍で散々痛かったんだろうから、これで痛みから解放されて、喜ぶという言葉は失礼ですが、なんか本当にお顔が、弛んでいて私は、改めてご苦労さんと胸の奥で、独唱しました。上等、上等、この言葉も失礼ですが、もうゆっくりお休みください。私の本音だったかもしれません。

亡くなる前日、のどの声帯を取る手術をして、普通なら、病院で、状態観察のために入院と思っていたのが、帰宅命令が出されたそうです。病院が言うのならしょうがないということで、車で帰宅ということになりました。車を走らせて、ほどなくして、ポリドリ先生が、何か肩に熱いものを感じると言い出したそうです。車中の電気をオンするとどくどくと血が噴き出していたそうです。これに驚いた付き添いのアマデウ先生が、病院に引き返し、緊急入院したけど、時すでに遅しで、出血多量でお亡くなりになったということです。

癌の腫物を取るために他をいじくり、体の気を参らせて実は他の病名をつけられて死ぬパターンが、よくありますが、ポリドリ先生も、この手の西洋医学で、寿命をちじめた一人かもしれません。ただ首近辺の腫物は、医者を信頼するしかなかったと思います。我々は、患者のわがままを、知ってますので逆に医者にかかると体を預けて医者の言葉を信じるという石頭が多いのも事実です。

でももうこの辺で、ゆっくりさせてあげたいという、ポリドリ先生の側近は、思ってたんだと思います。教会には、250人ぐらい集まったと思います。全ての人が、ポリドリ先生をたたえる顔をしていました。お義理できた人は、いません。ただただ、ポリドリ先生にお別れをしに来た人たちが集まりでした。ピリピリした気が教会中に飛んでいました。わざわざリスボンから駆け付けたロジェリー先生は、すべての用事をキャンセルして駆けつけてくれました。他の国のインストラクターもちらほら見られました。

来てよかった、今を生きるという言葉が、妙にしんみり感じるローマの小さな教会のミサでした。

ポリドリ先生ゆっくり天国で、お過ごしください。でも暇になって、間違っても,下界におり私の家の近辺をフラフラしないでください。。私は、まだまだこの世に未練のある小心者です。這いつくばってでもまだまだ生きたい指圧バカですから。

ヨーロッパ指圧浪越代表小野田茂                                         結手