2019年11月19日
by 小野田
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自分の勘を信じろ その1

アップルの創業者である,スチィーブロブスが自分の勘を信じろと言っていたけど、今時の携帯電話を使用しすぎている若者は、日に日に人間の持っている原始感覚がスマートフォン依存症により衰えているわけであります。この原始感覚は、野生の動物が自然界を生き抜く必須携帯条件なのでした。この勘があってこそ自然界を生き抜くことができるのでした。

どこに行きたい,はいアプリ、何が食いたいはいアプリこの習慣が、若者の日々の習慣になりつつあります。制作する側が悪なのか、それをすぐさま、なけなしのお金を使ってゲットして、新しいアプリを使いこなすことに満足感を感じるアホが悪いのか、それは判りませんが、いざとなった時、立ち往生した時、麻雀のパイをドキドキしながら捨てるとき、そりゃー確率の学問も必要かもしれませんが、自分自身が納得する解決方法は、やはり勘に頼ることではないでしょうか。この勘を磨くことが、私は、今を生き抜く最大の方法と私は、確信しています。

もう心臓の手術をして8年たちました。冠状動脈に若干のつまりがあることが判明してバイパス手術をしたのをうっかり忘れてた今日この頃です。もともとうちの家族は,癌系統の過程ではなく、循環器系で逝ってる家系ということは、家族歴を見れば、すんなり頷くことができるのでした。どちらかというと血圧が高め、血糖値も高め、中性脂肪も高め、痛風の元、尿酸高め、俗にいうメタボシンドロームおじさん家系なのでした。

モツの煮込みをガツガツ食う訳でもなく、ビールをガブガブ飲むわけでもなく、少数の人さまの贅沢には程遠い食生活なのにこの有様です。肝腎要の特に肝系統が弱い人が、こうなると東洋医学では言っています。まさに肝にストレスをバンバン当てる生活の報いともいえるのでした。一頃、俺は不死身と内心思っていた、あの頃のつけといえば、それまでなのですが、宿命であり,そして天命と思えば、それもいいのですが,勘をいつも鍛えていると結構、天命を全うできるかもしれないと思うことが、短い私の人生で、何回かあったことは確かです。

この商売を長年やっていると、人様の顔を見てはっと感じることが、ずいぶんあります。ガン末期の人、顔に完璧に気のない人、もうこの世におさらばという、気になる患者さんを施術することが、結構あります。こんな人を施術すると昔は、何かわからないけど、施術後、どーっと疲れが出て、時には、吐き気を催すことがありました。俗にいう気を受けるというのでしょうか。一生懸命の代償が良くありました。この頃は、ありません。なぜかというと気を使って施術をしないからです。このことは、前回のブログで書きました。時間はかかりましたが,気疲れ、気苦労をせずに施術がなんとなくできるようになってからは、楽をしているようで申し訳ない気分で施術をしていましたが、結構、結果を出していたと思います。

8年前も、胸にちょっとした圧迫感があり、動くと何か嫌な感じがして、何かあるなと直感しました。無理がたたり、体がガタガタこの言葉に尽きる時代でした。体の掃除をしなくちゃ絶対にやばいの確信。結構高い病院に2日がかりの健康診断のために入院してしたのですが、メタボ症候群は、診断できてもマーこの辺の検査結果が妥当な線ですと言われて終わりでした。

心臓を中心に検査してもこれといったヤバいにつながる結果は、出ませんでした。それでも、何かあるの確信的な直感を信じて、他の病院に行き検査してもらいました。そこの若い医者が、私の話を聞いて、それではと重い腰を上げてくれました。若い医者は経験がない分、素直さが残っているので、ベテランの裁きには見られない切れがあるのは確かです。ベテランは,過信の塊が、だんだん膨れ上がっていることに気が付かない場合が多いので、医者のベテランという言葉だけで信じるのは、確かに問題が時にはあるようです。この若いの時間をかけてスキャナーを駆使して動脈硬化による狭心症になりがちな場所をついに見つけてくれました。そして即刻、オペの処理で一命をとりとめたのでした。頑なに自分の勘を信じた結果の延命だったと今でもその若い医者に感謝しています。

ただ日本で、その頑固さで、病院で意地を張ったら、無視されるであろう雰囲気はまだ残っているようですね。医者は神様、神様に、逆らうことはご法度と日本の医学界は、まだまだ武見時代の亡霊に悩まされているようです。死ぬか生きるかの選択です。自分の勘を信じて、納得のいく治療を受けたいものです。

バイパス施術を受けて8年目を迎え、最初の2,3年は、食事にいやというほど注意して体をキープしていたのにいつの間にか、不摂生が普通になり、俺は不死身と慢心していた今日この頃、またもや自分の勘が働いて、体からの警告を感じて、いやな予感にさい悩まされていつもの医者のコンスルタにはせ参じると、やばいの一言。そうなんです。明日日本出発の予定のおじさん、暇そうにブログを書いているのです。やばいでっしょ、これ。続く。

 

2019年11月7日
by 小野田
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気の治療は疲れますの巻

自分の勘を信じろ、とアップルのスティーブさんが言ってたけど、今の世の中、まったく逆に、人間の原始本能を退化させる時代の真っただ中にいるのが正に私たちの現状です。車にナヴィゲーターを搭載、これ常識。旅行に行くと携帯で現在位置を確認、どこに行きましょうとセットするとアプリが教えてくれます。これなんかは、もうアンチ勘の世界であり、このことは、人間の脳の仕組みを完璧に退化させる行為であることに間違いありません。世の中が、便利になればなるほど、人間が本来持っている動物的な勘が必要のない世界になります。

これやばいよ、なんとなく。この疑問視で動いていた人間様が、携帯のアプリの言いなりになりに動き、これで満足ということになれば,勘という一見スプリッチュアルな世界がすたれていくのが正に世間の流れです。しかしこの頃、逆にスピリチュアルな世界をさまよいたい人が、多くなったんだそうです。特にスペインではその傾向が目立ちます。スペインというよりコンピューター全盛の時代、一様そこそこの国の傾向なんだと思います。

指圧は、決してスピリッアルな世界ではないのですが、何か憧れというか、勘違いした期待感をもって、クラスに参加する生徒が多くなりました。確かに私の世界は、そのへんを考慮するというのか、あえて東洋を演出して、その雰囲気に浸らして技術的な分野をぼやけさせて、商売している輩が沢山います。、こんな野郎は、どこの世界でもいるわけで、まーこちらの人がやっているのであれば、東洋かぶれの輩、マーかわいいですんじゃうのですが、わざわざ日本から来て,作務衣なんか着て、ひげなんか生やした、早期退職的なおじさんが来て偉そうにやられるともう勘弁なのでした。

実はうちの生徒さん、超現実的に未来を見ているともいえるわけです。結構今花形のIT の会社で働く30代後半のお兄さん、お姉さんが、指圧の生徒に多いんだけれど、その生徒さんたちに聞くと今は結構お金を稼いでいるけど、この商売ハッキリ言って65歳までできる商売じゃないんだそうです。せいぜい40代後半で、リタイヤ的な職業なんだそうです。毎日毎日、コンピュータ―と格闘してたら確かに体がおかしくなります。肉体は侵され精神もむしばまれて、うつの世界に入り込むのも時間の問題です。この辺は、この世界の人達は、感じているようです。

先に、先にとどんどん進んでいる国ほど、人間の限界を的確に感じているので超原始的な癒しの世界にあこがれるのもしょうがないような気もします。矢先直樹先生(元東大緊急医療の大将)の人間は死なないという本、そしてこの先生の独自の語り口を聴いていると、あの世界の人が、あなたの隣にいることが正に現実の出来事と一瞬、頷く人が、いてもおかしくないんじゃないかと思います。丹波哲郎の世界なんかはまんざら嘘でもないと思った頃を妙に思い出します。

それじゃ―、タッチングの世界、指圧はどうかと、この世界に夢をもって入って来る人にどうアドバイスをしたらいいのでしょう。。ただ手かざしだけで、体をただせる、なにかを持っている人は、ごくごく稀です。でもなん百万人に一人は、いるのかもしれません。整体の野口春哉先生などは、持っていたんでしょうね。野口先生亡き後、後継者は、現れませんでした。修練したから何かが出るものではなく、何かを感じられるものでもなく、これは生まれつき持っているもんなんです。私ども凡人が、30年修練しても感性は磨けても、どこが悪いのかは、判断できても、ハンドパワーで、すなわち気の力で治すことのできる人は、いるにしても限られた人だと思います。

私どもは、この長年人様を触ることにより、悪い所を感じることは、できます。その程度が限度で、あとは理論を振り回して、体からの警告を除去するぐらいが、平の治療師の限度と私は見ています。感じることは、訓練するとできるようになります。患者さんの体からの悲鳴も聞くこともできます。しかし実は、どこがキーポイントかを見つけるだけで目いっぱいです。この先もこの程度だと思っています。

だから私は、この程度と悟っているので、もっぱら体が、鈍感になり、自然治癒力が低下する過程をフィードバックする治療を、もっぱら虚実の順番を探って、見つけるアスパの理論を私なりに創作した阿是理論の治療を生徒さんに教えています。

それでも、毎日毎日の治療は、できるだけ集中しないように、そして患者さんの奥底を探らないように、解剖学的に、西洋学的に治療に努めています。要は気を使わない治療をします。これはいつ頃からかは、忘れましたがこんな治療を実践するようになりました。テクニックを駆使しての治療です。この治療の利点は、まったく気の消耗がないので、肉体的疲労感はありますが、寝れば、解決の感じでここまで来ました。

でも本当に治したいと思う患者さんは、テクニックは、二の次で、もっぱら気を使い、消耗して結果を出してきました。でもこの治療は、長くは続きません。もっぱらこの頃の治療は、気を無視した、算数的理論治療です。

この頃、仕事をしてないなーと嘆くことがあります。マシン治療をしているからかもしれません。

気で勝負、テクニックで勝負、この2つの治療があります。確かに40年近く患者さんを触っていると末期の患者、老衰の患者、やばい患者。全ての患者の感触が、ふとよみ返るときがありますが、最後のろうそくの灯が、ふーっと力を増す時があることは、ずいぶん見てきたし、最後の踏ん張りの気を感じたことは、確かにあります。

気は、存在します。しかし治療には、使用しませんが、私の指圧です。気は寿命に半比例します。頑張る気を出すと寿命が縮みます。サー今日も頑張らない指圧をするぞー。

2019年10月23日
by 小野田
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身体に問う(イタリアでふと思ったこと)

イタリアのローマに操体法という、体のバランスを整える治療の講習会に行ってきました。操体法といわれても聞きなれない言葉かもしれませんが、仙台の橋本敬三先生が、考案した操法で、プロの手技療法家は、名前を聞けば、アーアーと一応うなずくであろう、国試はないにしても、プロの世界では、公認された治療法の一種です。昔昔、夢多き頃、指圧学校に通いながら、週末を利用して三軒茶屋まで三浦先生のセミナーを受けるためにせっせと巣鴨のとげぬき地蔵通りにある指圧治療院でバイトをして、その雀の涙のお金を先行投資をして、覚えた身体のバランスを整える療法が操体法なのでした。

指圧の修行の傍らこの操法を勉強し続けたのですが、この理論が、私の指圧理論の根幹であり、阿是指圧は、まさに体のバランスを整えることを中心に考えられた指圧です。人間の身体はよくできていて、寿命を延ばすことは不可能ですが、寿命を全うすることは、できます。

体は、酷使しすごると(オーバーワーク)、限界が訪れたと体の奥から警告を発します。警告としてあらわすスキルは、主に痛みとか、不快感です。この痛み、不快感を、素直に受け止めて、、休息したり、早く寝たり、食事を控えたりするだけで、体は、自然治癒力の発動により元に戻るようにできているのです。体は単純に8時間の労働、8時間の睡眠、8時間の食事を含めたリラックスの時間の所有、このリズムをゲットすれば、ストレスを最小限に抑えて体のダメージを記憶させず、かつ蓄積させずにハッピーな人生を送ることができるのようにできているのです。

しかしほんの20年の間に世界が変わりました。驚くべき革新です。コンピューター、スマートフォン、そしてタブレット、あらゆる通信機器のお陰で、人間はとうに我慢の限界外での生活を強いられるようになりました。効率便利の世界を貴ぶ人間様は、人間様の代役として登場させるための文明の利器をどんどん作ったのです。人間様を楽にさせようと作った利器(奴隷)に逆に使われるようになってしまったのです。人間様は、ついていけなくなって、落ちこぼれが目立ち始めて、この落ちこぼれ群が世間にあふれ出し、悲鳴をあげたくても、怠け者といわれるのが怖くて世間の、奥に隠れだしたのです。たまに出てくると思ったら、自殺者として出てくるのでした。

食べ物も、世界の人口過多により、地球上の人間が生きるために、大量生産しなければならないとやばいので、成長ホルモン,抗生ブシツ、遺伝子組み換え、あらゆる科学を導入して食物供給をしているわけです。こんな環境を作ったおかげで、がんは増えるは,アレルギーは増えるは、新しい病気は増えるは、まさに地獄の世界に今まさに突入したのでした。。

そして環境破壊により、今まで、とは違った自然災害が世界的に増加しています。東京、千葉、埼玉、今まで、台風の大型被害などは、他人様の事と思っていた地方自治体が、このざまです。武蔵小杉,二子玉川、東急田園都市線、あの憧れの街が、被害に遭遇するなんて、これはショックですし現実味を帯びて対処しなければと感じたのは、私だけではないでしょう。

この最悪な時代に対処するにはやはり、予防医学しかない訳です。東洋医学を明治維新になり、すっぱり切って西洋医学は、すごい。完璧。東洋医学は,迷信、時代遅れ、科学的根拠なしとさんざんボロくそにしといて、このざまです。

しかし生きなくてはならないのです。

船戸さんというジャーナリストが、健康に生きぬく5つの実践をあげています。1、笑うこと2、感謝3、食べない喜び4、調息(長息)5、筋トレ。なかなか核心をついています。

それでは私たちは、何を信じて生きなくてはならないのですか。それはですねー。

自分の信じた健康法を実践することです。真向法、ラジオ体操、ヨガ,一食主義,かんぷう摩擦、何だっていいんです。信じて毎日実践。信念です。それで死んだらあきらめな。ちょっとは気が楽になったでしょ。ケセラセラです。

そんな感じで、今日も頑張ろう。

2019年10月17日
by 小野田
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芸能、スポーツ、クイズの効用

愚民の操縦法という感じのビデオを寝っ転がってよく見るんですが、100年も前に頭の良い人たちが、芸能、スポーツ、そしてクイズを国民にマスコミを通じてどんどん流せば、国民はその辺に夢中になって、思うままに世の中動かせるよとほざいていたらしいのです。実際今の日本、朝から下手すると朝の6時ごろから、お笑い芸人と称する人たちが、司会者になり世の中,ああでもないこうでもないと、不倫、離婚、そしてスポーツ、最後は決まってお天気予報この辺を、実に朝から晩までテレビはうなっています。確かに日本人は洗脳されて馬鹿になりやすいと言われれば確かに返答に苦しむ私なのでした。

こちらのテレビ、確かに面白くないけど、もっと自国の話題を、政治を含めて真剣に討論している番組があったりして、結構ガンガンやってます。また国際的な隣国の紛争もテレビに右、左の、片寄り報道も確かにあるけど、日本よりはましなような気がします。日本のテレビ、24時間、毎日放送するのですから、ネタ切れ的な番組があるのも確かですが、それにしてもお粗末な番組が多すぎます。

しかし日本のテレビ、娯楽番組は、世界で一番です。確かにお金をかけています。スポンサーも薬にも毒にもならない、へなへな番組はOKなのでした。ナチュラルキラー細胞が笑いのお陰でどんどん出て癌も吹っ飛ばすのであれば、それもいいのかもしれません。

またスポーツ番組もどんどんマスコミはブームを作っています。そのおかげで、アディダス、タイガー、デサントこの頃では,一流といわれるバックのブランドメーカーからもどんどんスポーツファッションシューズが売られて、革靴を履いてる昔からの紳士淑女は、片隅に置き置き去りにされてる傾向があります。中国人、結構靴のセンスはいいみたいです。足も結構長いんです。(余談)。

一頃、ひところといっても15年ぐらい前まで、夜踊りに行くと、入り口で靴検査があって、サンダルは、もちろんのことスポーツシューズを履いているお兄ちゃんお姉ちゃんは、入り口のこわもて番人に追い払われたものですが、今では、すべてがOKです。特にアメリカ人にこの手が多く本当に田舎者、反対に南米人は、夜遊びは、おしゃれ着が常識で、バチっと決めた、お兄ちゃんおねえちゃんが多いのでした。

あの頃は、まだまだ東洋人蔑視の傾向がこの世界では多く、入り口で、一杯だからといって入場拒否を受けたことが何回もありました。他の南米人、白人はオールスルー、私たちは立ち往生が、悔しいかな何回もありました。そんなこともあり、ダンスのアカデミーに通い続けて、バチャタ、キゾンバ、サルサ、チャチャチャをマスターしてキューバ人、コロンビア人のダンスの先生方と親交を結び、入り口拒否は、無くなったのでした。マドリッドの老舗のラテンディスコに行ってごらん、あの頃のチニート伝説が、いくつか残っているはずです。

アメリカのスポーツ番組の合間に東京オリンピックが、放送されるらしいです。1964年の東京オリンピックは、10月に開催されました。所が、2020年の東京オリンピックは、蒸し暑い超熱中症の罹患率が高い真夏の日本、8月にやるという、このアメリカスポーツ番組を最優先したスポーツの祭典。この辺を、週刊文春、新潮さんなんで食って掛かんないんだい。この辺のスポーツマフィア、誰かが儲けているからくり。その一方、日本人、いい思い出をいただきました。勇気をもらいました。感動しました。なんて騒いで酔った勢いで。お姉ちゃんのおしりを触って、警察に捕まって、一生を台無しにしたりして、日本人確かに外国人には理解できないことも沢山あるみたいです。

クイズ、そう日本人クイズ番組が好きですねー。なんでもクイズにして、熱中しちゃうのです。物知りは、いいけど、知らなくてもいいこともありますよね。この日々のクイズ番組のお陰で、世界に出ると結構、常識的な世間の知恵なんかを、思い浮かべて役に立つこともありますが、半分以上はどうでもいいことかもしれません。

芸能、スポーツ、クイズ、確かにこの辺に夢中になれば、僕、ハッピィーの人種も、選挙の1票を投じる権利があるのですから、この辺の人気も、あの辺の人気も同じ一票の重みで世間は動いているので、この辺が実は、大事な常識なのかもしれません。ちなみにスペインフランコ独裁の時は、サッカー、映画、フラメンコがその辺をカバーしていたとのことです。

2019年10月14日
by 小野田
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日本の医者、お礼は現金(スペインでは犯罪です)

95歳のお袋さんが、朝方、お便所に起きて、用を足してほっとして寝床に帰る時に、つまずいて転び、大腿骨を骨折させたとの報告を受けました。たまたま、悪い夢を見てふっっと起きたのが、妙に引っ掛かって兄貴に電話したらお袋がと,話し始めたのでした。人間、ビビット来るものがあってこの来るものをキャッチできるか、できないかは、その人の原始的感覚のあるなしで決まるので、その辺の所は、こんな商売をしていれば、普通の人より敏感なのは当たり前なことなのでした。

昔はやったジョンバエズ全盛のころ、誰かがカバーで歌っていた牛さんが、売られていくのがわかるのかしらのあの辺のkanなのでした。

浪越徳治郎先生は、95歳まで頑張りましたが、やはり晩年、大腿骨を転んで、骨折ここから寝たきり状態になり、再び寝床から復帰することなく大往生したのでした。骨折、寝たきり、筋肉の萎縮、病院の責任回避のありがた迷惑な過剰なケアー、そしてこの辺で、と本人の気のめいりのパターンが脳裏に浮かぶのでした。

病院に入ると寿命を縮めるは、特にご老人の入院に言えることで、病院は、何しろ責任を取りたくないので、異常ともいえるケアーを入院患者に強要するのでした。骨折とひびが入るは、まったく対処方法が異なることで、たまたま骨折をしてずれが生じたならば、動くな、の一点張りで、固定だろうが、手術だろうが、これは病院にお任せです。しかしひびでずれが、ほとんどない場合は、絶対安静、動くな動くなは、これは問題があるケアーなのです。

体が、自然と寝返りを打つのは、体が、回復方向を探しているので、痛い方には、寝返りを打たないのは当たり前で、寝返りを打たないように、手足を固定します、とほざいたそうです。回復が遅れるだろう、この馬鹿。そしたら今度は、お袋が、朝方、起きてベッドにひょこんと座っていたそうです。そしたら看護婦が、危ないから、ベッドの周りに柵をセットしようとまたまたほざいたそうです。寝にくく、座った方が、楽だからその姿勢になったんだろうに、何しろ、ベッドから落ちられたら、やばいが、見え見えで、老人の早期の回復を全く無視した、無学の医者や、看護婦の集まりなのでした。今度は、食べたら、むせたらしいのです。むせたもんで、肺に入るとこりゃまた悪いと考え、足から点滴を打ち出したと聞いたときには、こりゃやばい、この病院で、お袋、寿命を縮めるとイライラした自分がいるのでした。

95才だったら、15才だったらその気の状態を診察してそれなりの処置をとるのが、常識だろうにと兄貴に言っても、大体の日本人は、医者は」神様と思っているから質が悪いのでした。こちらの、まったく西洋医学の薬、手術、至上主義の真っただ中にある,ヨーロッパは、まったく自然の摂理に太刀打ちできないことを悟り、ボロボロの状態であることを、認めておとなしく頭を垂れている中、今でも日本の医学界は、権威を振りかざす反面、それじゃ、責任をもってやってるかといえば、いつでも、逃げの体制で、患者と向き合っているのでした。このお袋に対するケアーの状態を見れば、よくわかることなのでした。

患者を触らなくなり、医者は、薬の処方だけに躍起になり、ミクロ治療の世界に迷い、森を見ないで、林を、いやいや一本の木しか見えない状態が、現代の世界的な医療の現実なのです。これは、やばいと一日でも早く、自宅治療に切り替え、お袋の望む、環境を整えたいのですが、外様の身の発言に実際にそばにいる兄貴が耳を傾けるかは、これまた疑問なのでした。

この前、こちらの医者とそんな感じの話をしたときに、手術の時に医者に、現金包む習慣が、日本にはあると言ったら、こちらの医者が、それはスペインでは、完ぺきな犯罪と、厳しい指摘をしていました。せいぜいこちらは、感謝の気持ちのワインやチョコぐらいが、ママ、あることでさすがに現金はありません。なんでそんな悪習慣が、日本にあるのでしょう。薄給だからじゃ、言い訳になりません。実際、親戚の一人が手術で、コネを介して現金を渡したら、これでは少なすぎるこの辺の金額をお願いしますと返されたと聞きました。ここまで来ると医者も地に落ちた感はぬぐえません。ほんの一部の医者なんでしょうが、そんな噂は、実際いくらでもあります。またあの大学病院の大名行列の話をしたら、それは、こちらでもあるよと、か細い声で言ってました。2流に落ちた、週刊文春や新潮さんが、浮気だの不倫だのと目くじらたてて動きまわる代わりに、医者のわいろ、医者と薬屋の関係この辺を、暴いてもらいたいね。

日本人の4人に1人が癌といわれたら、何年かたって今度は、2人に1人といけシャーシャーというマスコミの犯罪も見逃せないところです。そうでしょ、スポンサーが牛耳る番組で、スポンサーの悪口言ったら、すぐ降板です。降板しない輩が、やってるテレビが、どこまで信用できるかを考えてみてはいかがですか。

この厳しい世界状況の中、純粋の日本人が、何人いるかわからない、ラグビーオールジャパンが、勝った負けたと、マスコミが騒いで、号外まで出して騒いでいるこの国ニッポンを,ヘンと思わない輩が、うじゃうじゃの日本は、確かにやばいと思います。来年のオリンピックだって、開催後の国民の現実を振り返った姿、そして当の日本を想像してみてください。どこか、無理があるのは、誰だってわかるはずです。現実問題として、今お金を使わないで、やがて確実に来るであろう非常事態に備えよう、そうだオリンピックをごめんなさいでも中止しようという、未来を凝視した大物政治家がいてもいいと思うのですが、これは無理でしょうね。やはり日本はボケちゃんちゃんこなもんで、現実に肌で、感じないとボケちゃんちゃんこは治らないが結論です。団塊の世代あたりが、まだうじゅじゃ暇持て余してるんで、先頭に立って最後のご奉公もいいかもしれません。若いのは、もちろんへのツッパリにもならないのは、わかりきったことですので、愚痴が出る前にお後がよろしいようで。

 

2019年9月23日
by 小野田
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トップの役目

5年もの間、低迷していた読売巨人軍が優勝。高橋由伸が監督を務めて、登り切れなかった坂を原が、復活して1年目に優勝。これはトップの采配、トップの決断、すべてトップで決まるという、単純でかつ誰にでも理解できる公式を証明したのでした。確かに証明したんでしょうが、裏を返せば、高橋由伸があまりにも、信頼なしの証明でもあったわけでもあります。韓国の大統領よろしく、トップが変わると,ああも国の政策が豹変するのか。アメリカのトランプにしたって、ああもアメリカが、下品で、自分勝手の裏側を見せつけ、本当は、アメリカの心は、アメリカの大半の国民は、この程度と世界にアピールして、確実にアメリカの品位を下げることに貢献したのも、明らかにトップが変わり変化をアメリカ人が求めた結果なのでした。

一国の代表を国民が選んだのが、悪いのだけれど、愛国心旺盛のアメリカ国民にアッパーカットを浴びせて,元気をなくさせたのは、確かなようです.だってそうでしょ。地球温暖化を幼い少女が、何とかしましょうと訴え、注目を浴びているときに、自国のエゴで、カルフォルニアの自治体が持っている伝家の宝刀を奪って、ガンガン二酸化炭素を吐き出して,お金を儲けようとわめいている、一国の代表。他の国に厳しく、自国アメリカは、いいよじゃ、世界が納得しないでしょ。テレビニュースのアナウンサー、台本どおりに、選挙に有利な政策を取っていますと、簡単にいうけど、自国の選挙のために地球が破滅したんじゃたまりません。スポーツも、政治もすべてが、トップの品格が、左右するわけです。全てが、トップの品格に左右されるという真実は、我、わが身を振り返ろとの戒めが、鮮明によみがえってきます。

日本は、まだまだ野球が、サッカーに押され気味ですが、いまだ健在です。ここマドリッド、何回も述べましたが、治療所から歩いて10分のところにレアルマドリッドの本拠地であるサンチアゴベルナベウ―サッカー競技場があります。私が来た80年代の初め、サッカー人気はありましたが、まだまだある特定のお宅ファンが騒いでいるだけで、まだまだのんびりとしていたものでした。うちの治療所にも、サッカーの関係者が、結構来てた時期がありました。まったく興味のない私ですので、肉を食うことが、スタミナ源と考える単純サッカーマンを全く持って当然の如く、他の患者さん同様に治療していたんだと思います。この頃は、以前と比べてチームドクターの営利保持のために管理が厳しいらしく、クラブの運営関係者がたまに当治療院に来るぐらいでまったくお付き合いがありません。

サッカーも司令塔である監督の采配が、はっきりチームカラーとして現れるとのことです。レアルマドリッドなんか、スター選手がうじゅじゃのチーム、まったくもって我儘の選手ばかりで、監督も気が合う選手、気のまったく合わない選手がいるでしょうから、この辺は、監督も選手も、成績を出さなきゃ、すぐ首のヨーロッパですから、これも日本と違った監督の采配が必要になるんだと思います。

監督辞めること辞めること、それでも監督は、各国のスターチームを渡り歩くので、トップの繊細な役目は、必要かは、正直判りません。何しろ、レアルの会長フロレンツィーノ、商売のためなら、監督だろうが、選手だろうが、皆辞めさせちゃう根性は立派の一言に尽きます。

確かに定説になっている超スター選手イコール名監督は成り立たないは、あってるみたいです。スター選手は、てめえのことだけ考えて、成績上げた選手なんで、チームプレイなんて屁の河童、1流半の選手の気持ちがわかるわけがなく、どうしてできないんだと首をかしげるのが、精一杯なのは、ようわかります。

自分で、イチロー選手が、私は指導者には向いていないと言っていましたが,成績を出している人が、人望があるかというと、ちょっと疑問ですよね。江川、なぜ出てこない。松井どうかなー。桑田ウ――選手ついてくるかな。あの堀内は、最悪だったなー。

東郷平八郎を抜擢した大将は,乃木と東郷を比べたら、東郷のほうが、劣るが,運のほうは、東郷のほうがあると、単純に判断したとどこかで聞いたことがあるけど、結構その程度の違いで、歴史が動いたのかもしれません。

トップの役目と聞かれたら   口は1つ、耳は2つ  しゃべる倍、他人の意見を聞いて、一呼吸おいて結論を出せという事かな。

 

 

2019年9月14日
by 小野田
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インプラント

知人に歯医者がいて、帰国するたびに居酒屋で一杯が、いつものパターンなんだけど、その時にだべるのが、日本の歯医者とスペインの歯医者の違いなんだけど、日本のハイテクから言うとインプラントが主流なはずなのにそうでもないらしい。もちろん日本の保険外の診療は、べらぼうに高いのでその点もあるんだろうけど、バンバンインプラントが普及しているかというとそうでもないらしい。彼は、一言、結構危ないんだよね。で一件落着なのでした。

私も、診療所が同じ建物ということで、コロンビア人の歯医者にいつも任せてたんだけど、インプラントを奥歯の2つをしてもらい、嚙み心地満点なんて興に入っていると2か月ぐらいすると弛んでくるのです。奥歯が、モノを噛むたびに弛み感を認識なんて、やぶ野郎と罵りたくなる自分なのでした。安いか、高いかは知りませんが、日本円で30万円位は、したと思います。私の患者で,たまたま歯医者がいて聞いてみると、同業者の悪口は、ご法度です。奥歯で毎回,カムんだから弛みもしますね。のあいまいな回答。金払って2か月も持たないんじゃ、と不機嫌になりながらも愛想笑いの自分なのでした。

実際前面の歯が、完璧でも、いざ笑うと奥歯の空間が見えてしまい、奥歯のないスマイルは、貧乏ぽいですよね。結構チョコっとしたところの手抜きは、目立つものなのです。

そんなこともあり、高いけどいい治療をすると評判の歯医者に鞍替えしたのでした。以前の歯医者に同じ建物なもんでよく合うんです。この時の挨拶の白々しさ、目線がビンビンに眼たれ合戦です。私の結論から言うと、もちろんベテランの際立ったプロの経験は、大事ですが、若い医者の知識の吸収力、この辺も考慮して医者を選ばないと、レトロ医者程、最新のテクニックを放棄して、頭が固いというよりもう頭にもう新しい知識を入れない医者が、いるのでこの辺は、気を付けなければなりません。

ということで,歯医者を変えてインプラント治療に望んだのでした。こちらスペインは、以前は、消化器関係の医者が、歯医者をしていましたが、歯医者の養成学校が、できて、歯医者という専門職が生まれました。医者兼歯医者が、オペができるらしいのですが、そのへんの違いは、私たちはよくわからず、何しろ、歯医者だらけの街並みになったのは、確かなようです。昔は、街を歩くと薬局、バー、弁護士事務所が目立つ、マドリッドでした。しかし今では、歯医者、中国人のドラッグストア、不動産屋が目立つマドリッドに豹変したのでした。

歯医者が言うには、骨にねじを埋め込むにあたり、骨の層が薄いので、骨の層を厚くする工程しましょうということで、麻酔をかけてオペが始まったのでした。ガンガン骨を削っているのは、わかるんだけど何しろ麻酔をかけているんで、やられてる予感だけ、1時間半のガンガンが終わって縫ってるんだろうけど、手順がイマイチの予感、それでもお願いしたら、信じるしかないだろうの方針でオペ終了。抗生物質、痛み止めを薬局で買って、よせばいいのに午後、仕事をして力んだのがわるかったのかなー 。夜、寝る段階になって、何か口の中が、生ぬるいもので一杯になっているのでした。何かどくどく感が、してきました。なんと口の中は、血の海、初めは、寝てれば止まるかなーの楽観視。ふとやばい予感が,出血多量,失神、意識不明、心臓が驚き、驚き死。こんなストリーが、一瞬浮かび、嫁さんをたたき起こし緊急病院。

緊急当直医、婆で私は、耳鼻咽喉科の医者だから何もできないと慌てふためき、何しろ何もやりたがらないし、触らない。らちが明かず、24時間の歯医者に緊急配送

当直歯医者、これはこれで、口の中を掃除をして、これは、国立病院の緊急に行けと診断書を持たせてお役御免。何しろ貧血だけは、避けたいと、血を口から吐き出さずに飲んで、蛇の生血じゃないけど、体の栄養に持ってこいだろうと飲んだんだけど、あとで考えると果たして効果は、あったかは疑問です。ただ糸で縫って血が止まるまで2時間ありその間、バンバン出血していたので、失神手前まで言っていたのは確かです。でもこんな時って体は、生かせるために必死の働きをしてたんだろうと思うと思わず体に感謝です。

最後は、PRINCES国立病院の緊急で、外科医が、こんなの大したことないとの表情で、縫い合わせて,様子見に1時間簡易ベッドで休憩、8年前に心臓のバイパスのオペをしていて、血液アンチ凝固剤の錠剤を常用しているので、余計血液が出たとのことでした。たったの数時間に3件の医療機関に行き、どうにか、血液を止めることができました。この外科医、私をスペイン語、解釈ゼロと思ったのか、最後に、動脈切ってるなの捨て台詞が、独り言にしては、大きい声で吐き出しました。歯医者への蔑視だったのかは、判りませんが、その一言は妙にプロの職業意識を感じさせる胸に響く一言でした。

良い経験をさせていただきました(この辺が私のいい所ですべてをプラス要因と考える)。頬は腫れてフクスケの形相.オペ、薬、そのあとの腫れ、体に無理のある治療をしているんだと納得させられました。このダメージのつけは必ず帰ってくるだろうが、生身の私の体から得た教訓でした。

追記

世の女性の執念の整形はやはり命がけなんだともふとふと思いました。くわばら,くわばらの秋の兆し日の貴重な経験でした。

2019年9月8日
by 小野田
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コペンハーゲンその2

コペンハーゲンから電車で,スエーデンの第3の都市マルメ―に行けるという、30年前に旅行したという友達の推薦を受けて、ジャー本場のイケヤを見に行こうということで2日目の朝、いざ出陣、コペンハーゲン中央駅から電車で鈍行45分の旅に出たのでした。

30年前の推薦者、海の下のトンネルを抜けると、スエーデンと言っていたのですが、推薦者の勘違いか、私の聞き違いか、海上に建設された橋を延々とわたる列車なのでした。遠方の海上に並ぶ、風力発電の風車の穏やかな回転を見ながら、これはこれで、絶景のスポットに遭遇して、有頂天の人生を感じつつ、見てない所、行ってない所が、いっぱいあるけど何時まで元気でいられるんだろうと現実を見つめる自分がいたのでした。

そー言えば、親父とお袋60過ぎて、マドリッドに3回も来て、マー息子も、マドリッドというところで、何とかやってるなと安心したのか、あきれてものが言えなかったのかは疑問ですが、乗り継ぎで、JALのファミリーサービスに助けられながらも遠い異国に来てくれたあの頃を思い出すのでした。84年から2000年まで、移民の一世ちょっとブラジル当たりの腰の据わった本物の海外移住の民ではないのですが、何しろ働きました。朝の9時から夜の9時まで、夜は夜で出張治療ガンガンやりましたね。20000時間の法則、指腹の感覚が、超敏感になりツボが瞬時に見つけられるまで、無我夢中の時代を通過しました。そんな時代もあーったのねーの中島みゆきのあの歌そのものだったのです。

意外と近い国境越えなんですが、マルメ―は、こじんまりとした街で、これはこれで新婚旅行には、超ぐっとの街並みなのでした。カップルできたらいいねー、と感じながら散策するとワイワイガヤガヤ中国人の団体、いっぺんに現実に戻り、13億の人口の1割が金持ちの国、中国、1億3千万人すなわち日本の人口が大金持ちの国、ok ,使いなされ中国人、マナーが悪くても、お金を使うんで許されてるのをわかって使いなされと思いながら、アジアの同胞を眺める、妙に冷めた自分がいたのでした。

またムスラム系の顔隠しの色とりどりの布をまとった女子が目だったので、ここも移民で、もめてるなーが、第一印象でした。後で、治安がどうのこうのとネットに載っていましたが、この程度の雰囲気で、やばいのなら、スペインは絶対に住めないよと笑ってるおじさんがここにいたのでした。安全そのもののマルメ―なのでした。ただ夜間は、日帰り旅行なので知りません。

やばい所といっても、実際どの国にもあって、日本だって、山谷、西成、でも普通の人、その上、旅行者は、行くべきでないし、行く必要もないじゃん。やばい所に近づかない、行かない,ふれないが旅の鉄則で、あえて、やばい所に行って騒いでいるYOUTUBARさん達は、邪道の旅人で、もし仮に被害にあっても自業自得なのでした。旅人の仁義を忘れた輩は、痛い目にあった方がいいのであって、似非突っ張りの旅人、いざとなると領事館に飛び込んで助けを求めて、日本人の権利を主張する、こんなお惚(とぼけ)け日本人が後を絶たないとの独り言をどこかで聞いたことがあります。実際メキシコの高速道路から見える、山の傾斜のバラックこれなどは、警察も入らないだろうし、グアテマラの薬漬けのおじさんおばさんがいる地域なんか、地元民は絶対行かないし、マドリッドの郊外のある地域は、タクシーであそこに行ってと頼んでも、タクシーの運ちゃん3倍払っても行きません。結構、都市伝説によると外国でいなくなっている日本人の軽いの随分いるらしいとのことです。長く住んでいると有り得るな―が随分あります。

1、何しろ人が少ない、2、お土産屋が日本のようにわんさかない。お饅頭ファンの私には、寂しいことですが。3、宣伝の看板が極端に少ない。やはりこの辺が、ヨーロッパという感じで、優雅に散歩を満悦して、ちょっと疲れたらベンチで一休み、この辺が、何ともrich感を漂わせます。老後はこんな場所で、のんびりとと思うのが、一般的なんでしょうが、死ぬまでバタバタ、往生際悪く、生きたいタイプなので、2時間ほどうろつくと、もうその辺で、飯でもとレストラン探しに走る典型的な日本人なのでした。

日帰りの旅を終了、ホテルに戻って一休み、まだまだ時間はあるぞーということで、今度は、人魚姫を見る街散策に出発です。娘の誘導で、街をぶらぶら散策。

来ました。世界3大期待外れの像といわれている期待外れのコペンハーゲン人魚姫。どんだけ期待外れかを期待したのですが、等身大で、世の人が、がっかり感100パーセントで語り継がれる、ちっちゃい感は、まったくありませんでした。等身大で、よかったですよ。人魚姫がジャイアント馬場さんのように大きかったら逆におかしくありませんか。でも一つだけ難癖をつけるとしたら、顔だけが妙にブスというより、カサカサタイプで、更年期障害症状を呈していて、職業的観点から見るとどうもそこだけが気がかりでした。極端にごみは少なかったんですが、どこのでもありますねえ――。タバコの吸い殻こいつだけは、日本人のマナーを世界の民よ、見習わなくちゃー。

ベルギーのション弁小僧もその3大の一つですが、この小僧は、確かにちっちゃく正真正銘の期待外れでした。あと一つの期待外れは、忘れました。

たったの3日間の旅でしたが、嫁さん、娘、そして私、いつ何時のことを考慮すると行くと決めたら行っちゃう、やると決めたらやっちゃう、その意気込みがなくなったら終わり、まだまだ死なない、、、、、、、、、、、、

妙にリフレッシュを感じた小さな小さな国へ行った時の様子をつづったおじさんの夏休み宿題日記をご紹介しました。

2019年9月4日
by 小野田
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コペンハーゲンその1

どこにも行かない夏休みが、ここ3,4年続いているので、目の玉飛び出るほど物価が高いと聞いていた、おとぎの国デンマークコペンハーゲンに行ってきました。マドリッドのバラハス空港から約3時間、腰が痛くなる予感がし始める一歩手前の距離ですので、35年もヨーローツパにいるんだから、行っていてもいい国なんだろうけど北欧は誠に縁遠い国なのでした。

コペンハーゲン空港に到着、係官がまったくまばらで、南米に慣れてる自分としては、ここが最後の難所と緊張する場所なんですが、まったくのフリーパスなのでした。やはりEUの加盟国、加盟国内の通行は,らくちん、しかし通貨だけは、自国の通貨、しかし便利な物で、このプラスチックのカードが、あればバンバン物を消費できるとあって、慣れるまでフラフラの金銭感覚なのでした。

空港から電車で3つ目のコペンハーゲン中央駅まで約650円の切符を買って乗車、普段だったらタクシーでホテルまで直行なんですが、今回は娘が主人公、自動切符売り機とにらめっこして、係員に聞いてようやく切符をゲット20分電車に乗ってコペンハーゲン中央駅に到着、駅を出ると正面がなんとチボリ遊園地(最終日に入園、まるで大正ロマン的照明で良かったよかった)ホテルは歩いて10分ロケーションは、まったくパーフェクトでした。若者は、スマートフォンがあれば、どんどん前進といった感じで、やる―の一言です。タクシーは、乗りません。これ常識のようです。

私は、外国に行くとまったくもって観光スポットに興味なし、もっぱら人間ウオッチングに走ります。どういう訳か、昔昔バルセロナで、フラフラしてた時、どこで、きっと公立の語学学校でデンマーク人にずる入りされた思い出があって、あの頃,以来デンマーク人イコールずる入りがトラウマのように頭に入り込んでいて、飛行場から乗った電車がホームに到着して降りる人が優先を無視して、どんどん電車に入ってゆくでっかいおばちゃんたちに遭遇して、やっぱりデンマーク人は躾の面で、モラルの面で、劣る人種と妙に思ってしまう自分がいるのでした。どこの国のおばさんも,席取りに妙に血走るおばさんはいるもんで、たまたまだったのですが、ガキの頃のトラウマは、なかなか取れないもんで、そんなことも知らないうちの娘が、最後の日に,店員さん達、愛想はいいんだけど、妙に事務的で、決して笑ってないんだよね、と私に言うので、マー人間のファーストインスピレーションは結構当たっているのかもと思った次第でした。旅をすると、どういう訳か貧乏国の人間ほど人の痛みがわかるのか、旅人には妙に親切が染み渡るので、この国の奥底を見ないとわかりませんが、この国には、この国の、よそ者には見せたくないない何かがあるんでしょうね。スペインは、家族の団結が強く結構ファミリーが、ガタガタ言いながらも仲がいいのですが、この国は子供の自立思想が強そうなんでどうでしょうか。店員さんに若者が多く活気があるのですが、これも最低限の職業的な活気で、決して奥底から笑っていません。それでも、みんな綺麗で、金髪で、てきぱきなんでOK なのかもしれませんが、何かあっけらかんがないんです。

金髪といえば、この国カップルが、男と男、女と女,このゲイさんとレスビアンさんが、ベンチでぼーっとしていても、手をつないで歩いていても妙にフィットしてしまう町です。スペインのチュエカというおかま街に行くと、ラテンお兄さん、ラテンお姉さんのその手の人達は妙に元気元気で、逆に目をそらしたくなるダイナミックさがありますが、この町のその手の人達は、妙にか弱く、妙に溶け込んでる気がしました。

それにしても、みんな自転車にのって日本のおばさんのお買い物ではなく、通勤手段として朝なんかバンバンチャリンコが走っています。ちゃんと自転車道があってそれなりに最低限の規則を守ってやってるんだろうから大したものです。時たま、お乞食さんがいましたが、スペインほどではなく,ルーマニアのジプシーもみなかったし、黒人の街頭偽物ブランド売りもいなかったし、それなりに治安は、いいのかなーと感じました。ただ、頭にベールを付けたイスラム系の人達が、街並みで大分目にしたので、その世代の次の2世、3世の若者あたりが、この国に溶け込めなく、移民2世、3世とデンマーク人、及び国がどう付き合って行くのかが問題になっているはずと感じました。白人とトルコや中東あたりの移民2世、3世、この辺は、旅人には、論外のことなんでしょうが。

 

2019年8月20日
by 小野田
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8月のマドリッドパート2

8月の3週目あたりになるとマドリッドの朝晩は、ヒヤッとして気持ちの良い気候になります。ガラガラだった道端の車の駐車スペースも8割がた一杯で、やっと普段のマドリッドに戻りつつあります。10年前なら考えも及ばばい出来事といえば、私のクリニックと中国人経営の雑貨屋やレストランは、8月は、休みでも開けとけば、家賃ぐらいは、もうかるだろう根性で、休みなんかとんでもないモードで、店を開いていたのが、近所のオリエンタルといって寿司をメーンに商売している、オーナーが中国人のあのレストランの正面玄関に8月何日まで、バケーションで閉めますの張り紙。中国人も余裕がでてきたんだとウンウンうなずく今年の夏なのでした。俺だけ休まないのモードで、この誰もいないマドリッドが好きなんだと同じ言葉を繰り返す自分,妙にわざとらしく感じる小市民がここにいるのでした。

昔、ここの中国人に聞いたことがあるけど、中国人が金を持つとマーしまりの悪いこと、根が怠け者で、どうしたら、汗をかかずに儲けるかと考えるのだそうです。ここのバルセロナの人種と同じで、ファミリーを信じて、身内で固めて、たとえ同胞でも人使いの荒いこと,荒いこと。搾取された歴史があるのに、搾取側に回ると質が悪いみたいです。寿司関係の商いは、世界的に見て、半分以上が、中国人とみて間違いありません。初めのころは、日本人のすし職人を引っ張ってきて優遇します。助手の中国人を何人も置いて、1年ぐらい日本人の寿司職人について助手を務めます。せいぜい2年日本人は、親切で寛大だから、自分のテクニックを惜しげもなく教えちゃいます。もうこの辺で、いいと思ったオーナーは、この善良日本人寿司職人の首を切ります。そして中国人の助手が、いつの間にか、親方になって、名古屋とかわさびだとか日本人の発想外のネーミングを店につけて、日本レストランをボーンとおったてるのが、一般的傾向です。

地元の日本人は、こんなの寿司じゃやないと叫んでも、実は自分だって、回転すしぐらいしか行って無くて、行っても会社の接待が、精一杯のサラリーマンです。もともと、こちらの人、本物、食ったことがないんだから、何を出されたって,醤油をべちゃべちゃつけて、塩分に顔を腫らして、うまいうまいと鮭の握りを食って、恋人にここの寿司は、最高なんて言ってるんだから、それはそれでいいのです。中国人は中国人で、食文化を広めるなんて誰も考えてなく、やばいネタを、食中毒すれすれの衛生状態で、商ってるが現状です。今まで、生のネタを使って、問題がないのが、奇跡で、奇跡がいつ崩壊するかは、時間の問題とみている私の見立ては、結構当たると、ある筋の人達は見ているので、こうご期待です。

元々、ダイヤと金しか信じない中国人が、ここスペインで、不動産をバンバン抑えている現実を垣間見れば、スペインに、投資をしても安全と彼らは思っているのは確かなようです。香港人が、スペインの不動産を物色していると、うちのおしゃべり患者さんが言ってたけど,現に私の患者さんにベネズエラ人が結構いて、不動産を買いまくっているのは確かなことです。マラガあたりは、ソ連のマフィアが、どんどんマンション買ってるし、一見華やかなバブル時を想像しちゃう、スペインなんですが、とうのスペイン人は蚊帳の外で、その日を楽しんで未来志向なしがほとんどです。だって実際金がないもん、しかし太陽があるので、アラブの石油と同じで、何となく生きられる状態が、今でも奇跡的にスペインに現存している強みが、捨てがたいの一言なのでした。

しかし、スパインは、結構の人材が、官僚に沢山いて、政治的にも、経済的にも、少数で頑張っているのが、現状です。その結構な少数の優秀な人材が、絶対的な権限をもってやっているので、俺たちが一生懸命やっているんだから、少しぐらい汚職したっていいだろうと思って上層部が、ついついお金の誘惑に負けちゃうんですね。地位は、失ったけど、巧妙にお金を隠して、世間がのうわさが、薄れたら悠々自適の輩が結構いるのがスペインみたいです。マー、日本のマスコミと同じで、ホットな時期が過ぎたら、あとは興味なしがスペイン人の性格ですので、何とか、どうにかなってるスペインがここにあります。