2019年10月14日
by 小野田
0 コメント

日本の医者、お礼は現金(スペインでは犯罪です)

95歳のお袋さんが、朝方、お便所に起きて、用を足してほっとして寝床に帰る時に、つまずいて転び、大腿骨を骨折させたとの報告を受けました。たまたま、悪い夢を見てふっっと起きたのが、妙に引っ掛かって兄貴に電話したらお袋がと,話し始めたのでした。人間、ビビット来るものがあってこの来るものをキャッチできるか、できないかは、その人の原始的感覚のあるなしで決まるので、その辺の所は、こんな商売をしていれば、普通の人より敏感なのは当たり前なことなのでした。

昔はやったジョンバエズ全盛のころ、誰かがカバーで歌っていた牛さんが、売られていくのがわかるのかしらのあの辺のkanなのでした。

浪越徳治郎先生は、95歳まで頑張りましたが、やはり晩年、大腿骨を転んで、骨折ここから寝たきり状態になり、再び寝床から復帰することなく大往生したのでした。骨折、寝たきり、筋肉の萎縮、病院の責任回避のありがた迷惑な過剰なケアー、そしてこの辺で、と本人の気のめいりのパターンが脳裏に浮かぶのでした。

病院に入ると寿命を縮めるは、特にご老人の入院に言えることで、病院は、何しろ責任を取りたくないので、異常ともいえるケアーを入院患者に強要するのでした。骨折とひびが入るは、まったく対処方法が異なることで、たまたま骨折をしてずれが生じたならば、動くな、の一点張りで、固定だろうが、手術だろうが、これは病院にお任せです。しかしひびでずれが、ほとんどない場合は、絶対安静、動くな動くなは、これは問題があるケアーなのです。

体が、自然と寝返りを打つのは、体が、回復方向を探しているので、痛い方には、寝返りを打たないのは当たり前で、寝返りを打たないように、手足を固定します、とほざいたそうです。回復が遅れるだろう、この馬鹿。そしたら今度は、お袋が、朝方、起きてベッドにひょこんと座っていたそうです。そしたら看護婦が、危ないから、ベッドの周りに柵をセットしようとまたまたほざいたそうです。寝にくく、座った方が、楽だからその姿勢になったんだろうに、何しろ、ベッドから落ちられたら、やばいが、見え見えで、老人の早期の回復を全く無視した、無学の医者や、看護婦の集まりなのでした。今度は、食べたら、むせたらしいのです。むせたもんで、肺に入るとこりゃまた悪いと考え、足から点滴を打ち出したと聞いたときには、こりゃやばい、この病院で、お袋、寿命を縮めるとイライラした自分がいるのでした。

95才だったら、15才だったらその気の状態を診察してそれなりの処置をとるのが、常識だろうにと兄貴に言っても、大体の日本人は、医者は」神様と思っているから質が悪いのでした。こちらの、まったく西洋医学の薬、手術、至上主義の真っただ中にある,ヨーロッパは、まったく自然の摂理に太刀打ちできないことを悟り、ボロボロの状態であることを、認めておとなしく頭を垂れている中、今でも日本の医学界は、権威を振りかざす反面、それじゃ、責任をもってやってるかといえば、いつでも、逃げの体制で、患者と向き合っているのでした。このお袋に対するケアーの状態を見れば、よくわかることなのでした。

患者を触らなくなり、医者は、薬の処方だけに躍起になり、ミクロ治療の世界に迷い、森を見ないで、林を、いやいや一本の木しか見えない状態が、現代の世界的な医療の現実なのです。これは、やばいと一日でも早く、自宅治療に切り替え、お袋の望む、環境を整えたいのですが、外様の身の発言に実際にそばにいる兄貴が耳を傾けるかは、これまた疑問なのでした。

この前、こちらの医者とそんな感じの話をしたときに、手術の時に医者に、現金包む習慣が、日本にはあると言ったら、こちらの医者が、それはスペインでは、完ぺきな犯罪と、厳しい指摘をしていました。せいぜいこちらは、感謝の気持ちのワインやチョコぐらいが、ママ、あることでさすがに現金はありません。なんでそんな悪習慣が、日本にあるのでしょう。薄給だからじゃ、言い訳になりません。実際、親戚の一人が手術で、コネを介して現金を渡したら、これでは少なすぎるこの辺の金額をお願いしますと返されたと聞きました。ここまで来ると医者も地に落ちた感はぬぐえません。ほんの一部の医者なんでしょうが、そんな噂は、実際いくらでもあります。またあの大学病院の大名行列の話をしたら、それは、こちらでもあるよと、か細い声で言ってました。2流に落ちた、週刊文春や新潮さんが、浮気だの不倫だのと目くじらたてて動きまわる代わりに、医者のわいろ、医者と薬屋の関係この辺を、暴いてもらいたいね。

日本人の4人に1人が癌といわれたら、何年かたって今度は、2人に1人といけシャーシャーというマスコミの犯罪も見逃せないところです。そうでしょ、スポンサーが牛耳る番組で、スポンサーの悪口言ったら、すぐ降板です。降板しない輩が、やってるテレビが、どこまで信用できるかを考えてみてはいかがですか。

この厳しい世界状況の中、純粋の日本人が、何人いるかわからない、ラグビーオールジャパンが、勝った負けたと、マスコミが騒いで、号外まで出して騒いでいるこの国ニッポンを,ヘンと思わない輩が、うじゃうじゃの日本は、確かにやばいと思います。来年のオリンピックだって、開催後の国民の現実を振り返った姿、そして当の日本を想像してみてください。どこか、無理があるのは、誰だってわかるはずです。現実問題として、今お金を使わないで、やがて確実に来るであろう非常事態に備えよう、そうだオリンピックをごめんなさいでも中止しようという、未来を凝視した大物政治家がいてもいいと思うのですが、これは無理でしょうね。やはり日本はボケちゃんちゃんこなもんで、現実に肌で、感じないとボケちゃんちゃんこは治らないが結論です。団塊の世代あたりが、まだうじゅじゃ暇持て余してるんで、先頭に立って最後のご奉公もいいかもしれません。若いのは、もちろんへのツッパリにもならないのは、わかりきったことですので、愚痴が出る前にお後がよろしいようで。

 

2019年9月23日
by 小野田
0 コメント

トップの役目

5年もの間、低迷していた読売巨人軍が優勝。高橋由伸が監督を務めて、登り切れなかった坂を原が、復活して1年目に優勝。これはトップの采配、トップの決断、すべてトップで決まるという、単純でかつ誰にでも理解できる公式を証明したのでした。確かに証明したんでしょうが、裏を返せば、高橋由伸があまりにも、信頼なしの証明でもあったわけでもあります。韓国の大統領よろしく、トップが変わると,ああも国の政策が豹変するのか。アメリカのトランプにしたって、ああもアメリカが、下品で、自分勝手の裏側を見せつけ、本当は、アメリカの心は、アメリカの大半の国民は、この程度と世界にアピールして、確実にアメリカの品位を下げることに貢献したのも、明らかにトップが変わり変化をアメリカ人が求めた結果なのでした。

一国の代表を国民が選んだのが、悪いのだけれど、愛国心旺盛のアメリカ国民にアッパーカットを浴びせて,元気をなくさせたのは、確かなようです.だってそうでしょ。地球温暖化を幼い少女が、何とかしましょうと訴え、注目を浴びているときに、自国のエゴで、カルフォルニアの自治体が持っている伝家の宝刀を奪って、ガンガン二酸化炭素を吐き出して,お金を儲けようとわめいている、一国の代表。他の国に厳しく、自国アメリカは、いいよじゃ、世界が納得しないでしょ。テレビニュースのアナウンサー、台本どおりに、選挙に有利な政策を取っていますと、簡単にいうけど、自国の選挙のために地球が破滅したんじゃたまりません。スポーツも、政治もすべてが、トップの品格が、左右するわけです。全てが、トップの品格に左右されるという真実は、我、わが身を振り返ろとの戒めが、鮮明によみがえってきます。

日本は、まだまだ野球が、サッカーに押され気味ですが、いまだ健在です。ここマドリッド、何回も述べましたが、治療所から歩いて10分のところにレアルマドリッドの本拠地であるサンチアゴベルナベウ―サッカー競技場があります。私が来た80年代の初め、サッカー人気はありましたが、まだまだある特定のお宅ファンが騒いでいるだけで、まだまだのんびりとしていたものでした。うちの治療所にも、サッカーの関係者が、結構来てた時期がありました。まったく興味のない私ですので、肉を食うことが、スタミナ源と考える単純サッカーマンを全く持って当然の如く、他の患者さん同様に治療していたんだと思います。この頃は、以前と比べてチームドクターの営利保持のために管理が厳しいらしく、クラブの運営関係者がたまに当治療院に来るぐらいでまったくお付き合いがありません。

サッカーも司令塔である監督の采配が、はっきりチームカラーとして現れるとのことです。レアルマドリッドなんか、スター選手がうじゅじゃのチーム、まったくもって我儘の選手ばかりで、監督も気が合う選手、気のまったく合わない選手がいるでしょうから、この辺は、監督も選手も、成績を出さなきゃ、すぐ首のヨーロッパですから、これも日本と違った監督の采配が必要になるんだと思います。

監督辞めること辞めること、それでも監督は、各国のスターチームを渡り歩くので、トップの繊細な役目は、必要かは、正直判りません。何しろ、レアルの会長フロレンツィーノ、商売のためなら、監督だろうが、選手だろうが、皆辞めさせちゃう根性は立派の一言に尽きます。

確かに定説になっている超スター選手イコール名監督は成り立たないは、あってるみたいです。スター選手は、てめえのことだけ考えて、成績上げた選手なんで、チームプレイなんて屁の河童、1流半の選手の気持ちがわかるわけがなく、どうしてできないんだと首をかしげるのが、精一杯なのは、ようわかります。

自分で、イチロー選手が、私は指導者には向いていないと言っていましたが,成績を出している人が、人望があるかというと、ちょっと疑問ですよね。江川、なぜ出てこない。松井どうかなー。桑田ウ――選手ついてくるかな。あの堀内は、最悪だったなー。

東郷平八郎を抜擢した大将は,乃木と東郷を比べたら、東郷のほうが、劣るが,運のほうは、東郷のほうがあると、単純に判断したとどこかで聞いたことがあるけど、結構その程度の違いで、歴史が動いたのかもしれません。

トップの役目と聞かれたら   口は1つ、耳は2つ  しゃべる倍、他人の意見を聞いて、一呼吸おいて結論を出せという事かな。

 

 

2019年9月14日
by 小野田
0 コメント

インプラント

知人に歯医者がいて、帰国するたびに居酒屋で一杯が、いつものパターンなんだけど、その時にだべるのが、日本の歯医者とスペインの歯医者の違いなんだけど、日本のハイテクから言うとインプラントが主流なはずなのにそうでもないらしい。もちろん日本の保険外の診療は、べらぼうに高いのでその点もあるんだろうけど、バンバンインプラントが普及しているかというとそうでもないらしい。彼は、一言、結構危ないんだよね。で一件落着なのでした。

私も、診療所が同じ建物ということで、コロンビア人の歯医者にいつも任せてたんだけど、インプラントを奥歯の2つをしてもらい、嚙み心地満点なんて興に入っていると2か月ぐらいすると弛んでくるのです。奥歯が、モノを噛むたびに弛み感を認識なんて、やぶ野郎と罵りたくなる自分なのでした。安いか、高いかは知りませんが、日本円で30万円位は、したと思います。私の患者で,たまたま歯医者がいて聞いてみると、同業者の悪口は、ご法度です。奥歯で毎回,カムんだから弛みもしますね。のあいまいな回答。金払って2か月も持たないんじゃ、と不機嫌になりながらも愛想笑いの自分なのでした。

実際前面の歯が、完璧でも、いざ笑うと奥歯の空間が見えてしまい、奥歯のないスマイルは、貧乏ぽいですよね。結構チョコっとしたところの手抜きは、目立つものなのです。

そんなこともあり、高いけどいい治療をすると評判の歯医者に鞍替えしたのでした。以前の歯医者に同じ建物なもんでよく合うんです。この時の挨拶の白々しさ、目線がビンビンに眼たれ合戦です。私の結論から言うと、もちろんベテランの際立ったプロの経験は、大事ですが、若い医者の知識の吸収力、この辺も考慮して医者を選ばないと、レトロ医者程、最新のテクニックを放棄して、頭が固いというよりもう頭にもう新しい知識を入れない医者が、いるのでこの辺は、気を付けなければなりません。

ということで,歯医者を変えてインプラント治療に望んだのでした。こちらスペインは、以前は、消化器関係の医者が、歯医者をしていましたが、歯医者の養成学校が、できて、歯医者という専門職が生まれました。医者兼歯医者が、オペができるらしいのですが、そのへんの違いは、私たちはよくわからず、何しろ、歯医者だらけの街並みになったのは、確かなようです。昔は、街を歩くと薬局、バー、弁護士事務所が目立つ、マドリッドでした。しかし今では、歯医者、中国人のドラッグストア、不動産屋が目立つマドリッドに豹変したのでした。

歯医者が言うには、骨にねじを埋め込むにあたり、骨の層が薄いので、骨の層を厚くする工程しましょうということで、麻酔をかけてオペが始まったのでした。ガンガン骨を削っているのは、わかるんだけど何しろ麻酔をかけているんで、やられてる予感だけ、1時間半のガンガンが終わって縫ってるんだろうけど、手順がイマイチの予感、それでもお願いしたら、信じるしかないだろうの方針でオペ終了。抗生物質、痛み止めを薬局で買って、よせばいいのに午後、仕事をして力んだのがわるかったのかなー 。夜、寝る段階になって、何か口の中が、生ぬるいもので一杯になっているのでした。何かどくどく感が、してきました。なんと口の中は、血の海、初めは、寝てれば止まるかなーの楽観視。ふとやばい予感が,出血多量,失神、意識不明、心臓が驚き、驚き死。こんなストリーが、一瞬浮かび、嫁さんをたたき起こし緊急病院。

緊急当直医、婆で私は、耳鼻咽喉科の医者だから何もできないと慌てふためき、何しろ何もやりたがらないし、触らない。らちが明かず、24時間の歯医者に緊急配送

当直歯医者、これはこれで、口の中を掃除をして、これは、国立病院の緊急に行けと診断書を持たせてお役御免。何しろ貧血だけは、避けたいと、血を口から吐き出さずに飲んで、蛇の生血じゃないけど、体の栄養に持ってこいだろうと飲んだんだけど、あとで考えると果たして効果は、あったかは疑問です。ただ糸で縫って血が止まるまで2時間ありその間、バンバン出血していたので、失神手前まで言っていたのは確かです。でもこんな時って体は、生かせるために必死の働きをしてたんだろうと思うと思わず体に感謝です。

最後は、PRINCES国立病院の緊急で、外科医が、こんなの大したことないとの表情で、縫い合わせて,様子見に1時間簡易ベッドで休憩、8年前に心臓のバイパスのオペをしていて、血液アンチ凝固剤の錠剤を常用しているので、余計血液が出たとのことでした。たったの数時間に3件の医療機関に行き、どうにか、血液を止めることができました。この外科医、私をスペイン語、解釈ゼロと思ったのか、最後に、動脈切ってるなの捨て台詞が、独り言にしては、大きい声で吐き出しました。歯医者への蔑視だったのかは、判りませんが、その一言は妙にプロの職業意識を感じさせる胸に響く一言でした。

良い経験をさせていただきました(この辺が私のいい所ですべてをプラス要因と考える)。頬は腫れてフクスケの形相.オペ、薬、そのあとの腫れ、体に無理のある治療をしているんだと納得させられました。このダメージのつけは必ず帰ってくるだろうが、生身の私の体から得た教訓でした。

追記

世の女性の執念の整形はやはり命がけなんだともふとふと思いました。くわばら,くわばらの秋の兆し日の貴重な経験でした。

2019年9月8日
by 小野田
0 コメント

コペンハーゲンその2

コペンハーゲンから電車で,スエーデンの第3の都市マルメ―に行けるという、30年前に旅行したという友達の推薦を受けて、ジャー本場のイケヤを見に行こうということで2日目の朝、いざ出陣、コペンハーゲン中央駅から電車で鈍行45分の旅に出たのでした。

30年前の推薦者、海の下のトンネルを抜けると、スエーデンと言っていたのですが、推薦者の勘違いか、私の聞き違いか、海上に建設された橋を延々とわたる列車なのでした。遠方の海上に並ぶ、風力発電の風車の穏やかな回転を見ながら、これはこれで、絶景のスポットに遭遇して、有頂天の人生を感じつつ、見てない所、行ってない所が、いっぱいあるけど何時まで元気でいられるんだろうと現実を見つめる自分がいたのでした。

そー言えば、親父とお袋60過ぎて、マドリッドに3回も来て、マー息子も、マドリッドというところで、何とかやってるなと安心したのか、あきれてものが言えなかったのかは疑問ですが、乗り継ぎで、JALのファミリーサービスに助けられながらも遠い異国に来てくれたあの頃を思い出すのでした。84年から2000年まで、移民の一世ちょっとブラジル当たりの腰の据わった本物の海外移住の民ではないのですが、何しろ働きました。朝の9時から夜の9時まで、夜は夜で出張治療ガンガンやりましたね。20000時間の法則、指腹の感覚が、超敏感になりツボが瞬時に見つけられるまで、無我夢中の時代を通過しました。そんな時代もあーったのねーの中島みゆきのあの歌そのものだったのです。

意外と近い国境越えなんですが、マルメ―は、こじんまりとした街で、これはこれで新婚旅行には、超ぐっとの街並みなのでした。カップルできたらいいねー、と感じながら散策するとワイワイガヤガヤ中国人の団体、いっぺんに現実に戻り、13億の人口の1割が金持ちの国、中国、1億3千万人すなわち日本の人口が大金持ちの国、ok ,使いなされ中国人、マナーが悪くても、お金を使うんで許されてるのをわかって使いなされと思いながら、アジアの同胞を眺める、妙に冷めた自分がいたのでした。

またムスラム系の顔隠しの色とりどりの布をまとった女子が目だったので、ここも移民で、もめてるなーが、第一印象でした。後で、治安がどうのこうのとネットに載っていましたが、この程度の雰囲気で、やばいのなら、スペインは絶対に住めないよと笑ってるおじさんがここにいたのでした。安全そのもののマルメ―なのでした。ただ夜間は、日帰り旅行なので知りません。

やばい所といっても、実際どの国にもあって、日本だって、山谷、西成、でも普通の人、その上、旅行者は、行くべきでないし、行く必要もないじゃん。やばい所に近づかない、行かない,ふれないが旅の鉄則で、あえて、やばい所に行って騒いでいるYOUTUBARさん達は、邪道の旅人で、もし仮に被害にあっても自業自得なのでした。旅人の仁義を忘れた輩は、痛い目にあった方がいいのであって、似非突っ張りの旅人、いざとなると領事館に飛び込んで助けを求めて、日本人の権利を主張する、こんなお惚(とぼけ)け日本人が後を絶たないとの独り言をどこかで聞いたことがあります。実際メキシコの高速道路から見える、山の傾斜のバラックこれなどは、警察も入らないだろうし、グアテマラの薬漬けのおじさんおばさんがいる地域なんか、地元民は絶対行かないし、マドリッドの郊外のある地域は、タクシーであそこに行ってと頼んでも、タクシーの運ちゃん3倍払っても行きません。結構、都市伝説によると外国でいなくなっている日本人の軽いの随分いるらしいとのことです。長く住んでいると有り得るな―が随分あります。

1、何しろ人が少ない、2、お土産屋が日本のようにわんさかない。お饅頭ファンの私には、寂しいことですが。3、宣伝の看板が極端に少ない。やはりこの辺が、ヨーロッパという感じで、優雅に散歩を満悦して、ちょっと疲れたらベンチで一休み、この辺が、何ともrich感を漂わせます。老後はこんな場所で、のんびりとと思うのが、一般的なんでしょうが、死ぬまでバタバタ、往生際悪く、生きたいタイプなので、2時間ほどうろつくと、もうその辺で、飯でもとレストラン探しに走る典型的な日本人なのでした。

日帰りの旅を終了、ホテルに戻って一休み、まだまだ時間はあるぞーということで、今度は、人魚姫を見る街散策に出発です。娘の誘導で、街をぶらぶら散策。

来ました。世界3大期待外れの像といわれている期待外れのコペンハーゲン人魚姫。どんだけ期待外れかを期待したのですが、等身大で、世の人が、がっかり感100パーセントで語り継がれる、ちっちゃい感は、まったくありませんでした。等身大で、よかったですよ。人魚姫がジャイアント馬場さんのように大きかったら逆におかしくありませんか。でも一つだけ難癖をつけるとしたら、顔だけが妙にブスというより、カサカサタイプで、更年期障害症状を呈していて、職業的観点から見るとどうもそこだけが気がかりでした。極端にごみは少なかったんですが、どこのでもありますねえ――。タバコの吸い殻こいつだけは、日本人のマナーを世界の民よ、見習わなくちゃー。

ベルギーのション弁小僧もその3大の一つですが、この小僧は、確かにちっちゃく正真正銘の期待外れでした。あと一つの期待外れは、忘れました。

たったの3日間の旅でしたが、嫁さん、娘、そして私、いつ何時のことを考慮すると行くと決めたら行っちゃう、やると決めたらやっちゃう、その意気込みがなくなったら終わり、まだまだ死なない、、、、、、、、、、、、

妙にリフレッシュを感じた小さな小さな国へ行った時の様子をつづったおじさんの夏休み宿題日記をご紹介しました。

2019年9月4日
by 小野田
0 コメント

コペンハーゲンその1

どこにも行かない夏休みが、ここ3,4年続いているので、目の玉飛び出るほど物価が高いと聞いていた、おとぎの国デンマークコペンハーゲンに行ってきました。マドリッドのバラハス空港から約3時間、腰が痛くなる予感がし始める一歩手前の距離ですので、35年もヨーローツパにいるんだから、行っていてもいい国なんだろうけど北欧は誠に縁遠い国なのでした。

コペンハーゲン空港に到着、係官がまったくまばらで、南米に慣れてる自分としては、ここが最後の難所と緊張する場所なんですが、まったくのフリーパスなのでした。やはりEUの加盟国、加盟国内の通行は,らくちん、しかし通貨だけは、自国の通貨、しかし便利な物で、このプラスチックのカードが、あればバンバン物を消費できるとあって、慣れるまでフラフラの金銭感覚なのでした。

空港から電車で3つ目のコペンハーゲン中央駅まで約650円の切符を買って乗車、普段だったらタクシーでホテルまで直行なんですが、今回は娘が主人公、自動切符売り機とにらめっこして、係員に聞いてようやく切符をゲット20分電車に乗ってコペンハーゲン中央駅に到着、駅を出ると正面がなんとチボリ遊園地(最終日に入園、まるで大正ロマン的照明で良かったよかった)ホテルは歩いて10分ロケーションは、まったくパーフェクトでした。若者は、スマートフォンがあれば、どんどん前進といった感じで、やる―の一言です。タクシーは、乗りません。これ常識のようです。

私は、外国に行くとまったくもって観光スポットに興味なし、もっぱら人間ウオッチングに走ります。どういう訳か、昔昔バルセロナで、フラフラしてた時、どこで、きっと公立の語学学校でデンマーク人にずる入りされた思い出があって、あの頃,以来デンマーク人イコールずる入りがトラウマのように頭に入り込んでいて、飛行場から乗った電車がホームに到着して降りる人が優先を無視して、どんどん電車に入ってゆくでっかいおばちゃんたちに遭遇して、やっぱりデンマーク人は躾の面で、モラルの面で、劣る人種と妙に思ってしまう自分がいるのでした。どこの国のおばさんも,席取りに妙に血走るおばさんはいるもんで、たまたまだったのですが、ガキの頃のトラウマは、なかなか取れないもんで、そんなことも知らないうちの娘が、最後の日に,店員さん達、愛想はいいんだけど、妙に事務的で、決して笑ってないんだよね、と私に言うので、マー人間のファーストインスピレーションは結構当たっているのかもと思った次第でした。旅をすると、どういう訳か貧乏国の人間ほど人の痛みがわかるのか、旅人には妙に親切が染み渡るので、この国の奥底を見ないとわかりませんが、この国には、この国の、よそ者には見せたくないない何かがあるんでしょうね。スペインは、家族の団結が強く結構ファミリーが、ガタガタ言いながらも仲がいいのですが、この国は子供の自立思想が強そうなんでどうでしょうか。店員さんに若者が多く活気があるのですが、これも最低限の職業的な活気で、決して奥底から笑っていません。それでも、みんな綺麗で、金髪で、てきぱきなんでOK なのかもしれませんが、何かあっけらかんがないんです。

金髪といえば、この国カップルが、男と男、女と女,このゲイさんとレスビアンさんが、ベンチでぼーっとしていても、手をつないで歩いていても妙にフィットしてしまう町です。スペインのチュエカというおかま街に行くと、ラテンお兄さん、ラテンお姉さんのその手の人達は妙に元気元気で、逆に目をそらしたくなるダイナミックさがありますが、この町のその手の人達は、妙にか弱く、妙に溶け込んでる気がしました。

それにしても、みんな自転車にのって日本のおばさんのお買い物ではなく、通勤手段として朝なんかバンバンチャリンコが走っています。ちゃんと自転車道があってそれなりに最低限の規則を守ってやってるんだろうから大したものです。時たま、お乞食さんがいましたが、スペインほどではなく,ルーマニアのジプシーもみなかったし、黒人の街頭偽物ブランド売りもいなかったし、それなりに治安は、いいのかなーと感じました。ただ、頭にベールを付けたイスラム系の人達が、街並みで大分目にしたので、その世代の次の2世、3世の若者あたりが、この国に溶け込めなく、移民2世、3世とデンマーク人、及び国がどう付き合って行くのかが問題になっているはずと感じました。白人とトルコや中東あたりの移民2世、3世、この辺は、旅人には、論外のことなんでしょうが。

 

2019年8月20日
by 小野田
0 コメント

8月のマドリッドパート2

8月の3週目あたりになるとマドリッドの朝晩は、ヒヤッとして気持ちの良い気候になります。ガラガラだった道端の車の駐車スペースも8割がた一杯で、やっと普段のマドリッドに戻りつつあります。10年前なら考えも及ばばい出来事といえば、私のクリニックと中国人経営の雑貨屋やレストランは、8月は、休みでも開けとけば、家賃ぐらいは、もうかるだろう根性で、休みなんかとんでもないモードで、店を開いていたのが、近所のオリエンタルといって寿司をメーンに商売している、オーナーが中国人のあのレストランの正面玄関に8月何日まで、バケーションで閉めますの張り紙。中国人も余裕がでてきたんだとウンウンうなずく今年の夏なのでした。俺だけ休まないのモードで、この誰もいないマドリッドが好きなんだと同じ言葉を繰り返す自分,妙にわざとらしく感じる小市民がここにいるのでした。

昔、ここの中国人に聞いたことがあるけど、中国人が金を持つとマーしまりの悪いこと、根が怠け者で、どうしたら、汗をかかずに儲けるかと考えるのだそうです。ここのバルセロナの人種と同じで、ファミリーを信じて、身内で固めて、たとえ同胞でも人使いの荒いこと,荒いこと。搾取された歴史があるのに、搾取側に回ると質が悪いみたいです。寿司関係の商いは、世界的に見て、半分以上が、中国人とみて間違いありません。初めのころは、日本人のすし職人を引っ張ってきて優遇します。助手の中国人を何人も置いて、1年ぐらい日本人の寿司職人について助手を務めます。せいぜい2年日本人は、親切で寛大だから、自分のテクニックを惜しげもなく教えちゃいます。もうこの辺で、いいと思ったオーナーは、この善良日本人寿司職人の首を切ります。そして中国人の助手が、いつの間にか、親方になって、名古屋とかわさびだとか日本人の発想外のネーミングを店につけて、日本レストランをボーンとおったてるのが、一般的傾向です。

地元の日本人は、こんなの寿司じゃやないと叫んでも、実は自分だって、回転すしぐらいしか行って無くて、行っても会社の接待が、精一杯のサラリーマンです。もともと、こちらの人、本物、食ったことがないんだから、何を出されたって,醤油をべちゃべちゃつけて、塩分に顔を腫らして、うまいうまいと鮭の握りを食って、恋人にここの寿司は、最高なんて言ってるんだから、それはそれでいいのです。中国人は中国人で、食文化を広めるなんて誰も考えてなく、やばいネタを、食中毒すれすれの衛生状態で、商ってるが現状です。今まで、生のネタを使って、問題がないのが、奇跡で、奇跡がいつ崩壊するかは、時間の問題とみている私の見立ては、結構当たると、ある筋の人達は見ているので、こうご期待です。

元々、ダイヤと金しか信じない中国人が、ここスペインで、不動産をバンバン抑えている現実を垣間見れば、スペインに、投資をしても安全と彼らは思っているのは確かなようです。香港人が、スペインの不動産を物色していると、うちのおしゃべり患者さんが言ってたけど,現に私の患者さんにベネズエラ人が結構いて、不動産を買いまくっているのは確かなことです。マラガあたりは、ソ連のマフィアが、どんどんマンション買ってるし、一見華やかなバブル時を想像しちゃう、スペインなんですが、とうのスペイン人は蚊帳の外で、その日を楽しんで未来志向なしがほとんどです。だって実際金がないもん、しかし太陽があるので、アラブの石油と同じで、何となく生きられる状態が、今でも奇跡的にスペインに現存している強みが、捨てがたいの一言なのでした。

しかし、スパインは、結構の人材が、官僚に沢山いて、政治的にも、経済的にも、少数で頑張っているのが、現状です。その結構な少数の優秀な人材が、絶対的な権限をもってやっているので、俺たちが一生懸命やっているんだから、少しぐらい汚職したっていいだろうと思って上層部が、ついついお金の誘惑に負けちゃうんですね。地位は、失ったけど、巧妙にお金を隠して、世間がのうわさが、薄れたら悠々自適の輩が結構いるのがスペインみたいです。マー、日本のマスコミと同じで、ホットな時期が過ぎたら、あとは興味なしがスペイン人の性格ですので、何とか、どうにかなってるスペインがここにあります。

2019年8月18日
by 小野田
0 コメント

8月のマドリッドパート1

8月当たり前のように治療所は、開いています。以前8月は、丸まる一か月休暇を取るスペイン人が大半でしたが、今では、企業が許さないのか,それとも個人の知恵か、2週間とって、あとの2週間は、好きなときに取るというパターンが一般的で、以前は、8月は、車も人もガラガラのいたって居心地の良い8月でしたが、この頃の夏は、結構車も、人もそれなりに目立ち、ガキの姿が、見られないことは変わりませんが、マドリッドも都会になったものだとしきりにうなずく今日この頃なのでした。

それでも、お勤めさんは、1年14か月の給料、一か月の休暇が保証されていますので、有給休暇を残すなんて発想は、まったくありません。週末の土曜、日曜の休暇、祝日をつなげて、できるだけ長く休暇を取ることに苦心する姿は、まったくあっぱれのスペイン人です。普通の店員さんは、1000ユーロ前後(12万円)の給料が普通ですので、家賃が500ユーロ(6万円)前後が普通ですので、やはりつらい現状がありそうです。ちょっと気が合う男女が、経済的な下心で、共同生活をすることもままならず、離婚をしても、一緒の屋根の下で生活しているカップルも知っていますし、スペインの生活は、やはり、きついと言えば、きついのかもしれません。それでも見栄っ張りの人種ですので、いい車を所有してさもさもの人生の人達も沢山います。そんな家庭の夕飯は、結構ひっそで、アーモンドやピーナツ、ハムにチーズといった簡単食でごまかす家庭も多いようです。どこの国のサラリーマンも同じで、もらうお金が決まってますので、必然的にどこかでけちらなければ、やっていけない訳です。

その点、ちっぽけでも自営は、日銭として現金が入りますので、がむしゃらに働けば、それだけ反動消費はありますが、気分は、金に追いかけられないという強みもあるわけです。よく夏休みは何時と患者さんに聞かれます。実際、8月以外の週末は、セミナーで海外、地方とドサ周りが多いので、8月は、ほとんどマドリッドにいることを最大の骨休みと感じる私ですが、確かに、休みを常識と感じる、スペイン人には、休みを取らないことが異常ですので、適当に答えてお茶を濁しているのが現状です。キリストが、日曜日は休みなさいと言っているのですから、堂々と休みを取るのが、ヨーロッパ人の義務のようです。

あんだけ休んで、会社にもうけをもたらすのかと疑問に思うことがありますが、その分、価格に比例されていますので、若干、商品の価格にもおのずと影響しているのは、致し方ないことのようです。大方は人件費に食われるようです。常識で、何気なく食べてる昼のセットメニューにしてみても,並の下、位の値段が,1200円位ですので、日本に行って実際に食事にお金を使った経験のあるスペイン人は、日本の食事の安さにほとんどの人が脅威を感じたはずです。過酷な競争が、もたらす結果が日本のお家芸ですが、自殺者、年間3万人の日本の国が素晴らしいかは、確かに疑問です。

一か月日本に滞在すると妙にスペインの生活が、ガタガタ言っても懐かしく、そしてもう帰ろう、もう帰れると思うのが現実ですので、やはりスペインの懐の深さを感じるのは、私だけではないと思います。来週は、まだまだガラガラ、そしてさすがに8月の第4週は、活気が戻ってきます。また1年の始まりです。ここ2,3年、世界的にどうなんでしょうか、混とんとしたスペインの政府、そして経済、今日を生ききる、これしかなしが、結論のようです。

2019年8月5日
by 小野田
5 コメント

思い出のサンタンデールの巻

スペインと聞くとどうしても南の地アンダルシア地方を想像するのが、日本人かもしれません。そしてオリーブ油、ワインとくれば、私なども、スペインの南を想像してしまいます。そのくらい南にインパクトがあるのがスペインです。しかし今回は、30年ぶりに北の地サンタンデールに、嫁さんと行ってきました。マドリッドから列車で4時間、北の地は、どうしても疎くて、どこがビルバオで、どこがバンプロナ、そしてそして、どの辺が、コルーニャか全く見当がつきません。しかし実際は、北の地のスペイン人は、比較的働き者で、マドリッドに衣を構える成功者は、結構北(バスコ、ビルバオ)の人間が多いことは確かなようです。スペインは、妙に魅力のある所らしく、1回目、2回目は、南の地に旅、3回目は、北にという旅人が多いような気がします。ヨーロッパなんですが、妙にがさつ、しかし人も国も懐が深い国なんだと思います。

どおいう訳か、どこの国でも北は、結構工業があり、働き者で、しっかりしているという固定観念があり、南北朝鮮を抜かして、インド、南北アメリカ、確かに気候が比較的寒い地の民は、そんなことが当てはまるみたいです。南のイメージは,暑い、効率悪し、休み、怠け者、こんなイメージが伴うことがしばしばあります。アンダルシアのイメージは、やはりすべてがだらだらです。マーどこに行っても黙々と働くのは、日本人このイメージは万国共通のようです。

サンタンデールという銀行をご存知ですか。結構世界ランキングでも上位に位置する銀行なんですが、この銀行の創設者が、サンタンデール出身のボティン一族です。今現在4代目なんだそうです。代々の銀行家で、特につい最近亡くなられた3代目のボティンさんが、ガンガンやって規模を伸ばしたみたいです。中米のパナマあたりに行くとサンタンデール一色です。まさにモンスターです。

また三代目の娘さんが、またまた亡くなられたゴルフ界の貴公子,バジェステロと結婚しました。裸一貫苦労してプロになった天才ゴルファーが、ボティン一ファミリーのメンバーになったこと自体が当時は、大スクープとして世界中に、特に貴族社会が公然といまだに存在するスペインに爆弾を炸裂させたのを今でも覚えています。

今回、ボティン一族経営の海が一望の超一流ホテルの朝食だけを目的に早朝タクシーにて乗り込み、宿泊者に混じって、海を見ながら。モーニングを堪能しました。結構、絶景かなと久しぶりに感激させていただきました。朝飯をゆっくりいただき、其の後は、サンタンデール版はとバスに乗って、キャッキャキャッカと、隣にいたコロンビア人のグループとはしゃぎながらたっぷり岬周りを満悦させていただきました。

たまたまマクダレナ宮殿という岬に位置する場所で、バスを降りて探索。嫁さんが、30年前に来た時に、ペンギンを見た見たと騒ぐので、30年前なんか全然覚えていない私は完全に上の空…所がどっこい、コースの最終地点で、池が3つ,そこには、なんとトド、アザラシ、ペンギンが寝転がっていたのです。この地を30年前、生まれたばっかしの男の子と2歳の娘を連れてきた所を再び訪れたのでした。感慨無量、の一言でした。あの頃の懐具合を想像すると、きっと安いホテルに泊まって、パンに何かを挟んで、コカ・コーラかなんかで流し込んで、明日のバスの長旅に備えて、寝るのだけが、極楽なんて思いながら、、、、、何しろ、何もかもが未来にあると思っての青春の真っ最中だったんだと思います。なんで、この地を訪れたのか、まったく記憶になし、あの頃は、治療に必死で、朝の9時から夜の9時12時間営業が当たり前の時だったと思います。92年から2000年までは、めちゃくちゃ働いたのは、事実でしたが、それなりに息抜きもして何とか生き延びていたんだなーと思いつつも記憶に全くなし。ああでもないこうでもないの思い出に浸るサンタンデール、歳かなーとはてなの自分。

嫁さんと夕食後にサルヂィネラ(イワシ)海岸を散歩。お月さんの綺麗だったこと次の日の早朝列車で一路マドリッド。午後から現実に戻り治療開始。4人を治療して今日はここまで。

2019年7月24日
by 小野田
1 コメント

平和ボケだよおっかさん2

昨日のニュースは、非常に滑稽で、ボケボケの日本を象徴する画期的なニュースでした。竹島は日本の領土ですよなんて、島根の知事が言ってるのを耳にすることがあります。実際、この竹島の持ち主がいるそうです。所が、韓国が実はすでに上陸して国旗を掲げ、兵隊さんも常駐しています。これが実態です。

そんな状況下で昨日、竹島の上空をソ連の飛行機と中国の飛行機が(もちろん空軍のジェットです。民間機ではありません。)領空内に入り込んだので、韓国のジェット機が威嚇射撃をしたとかしないとか、それを日本国が韓国に対して遺憾、如何と抗議をしたそうです。

これほどぼけたニュースはないでしょ。日本の領土だとさんざん日本の政府は言っておきながら、実際は、韓国の軍隊に占領されて、ソ連機と中国機が領空侵犯、それをなんと韓国機が威嚇射撃ときたもんだ。これおかしくありませんか。

淡々としゃべるNHKのアナウンサーこれはもう末期的症状です。確実に第4ステージです。このことにもし疑問を持つ人がいない日本であれば、確実に日本は、滅びます。韓国が、竹島に上陸して、おらのものだと言って居座っています。それを、黙って見過ごしていれば、韓国は勘違いをいいように解釈して俺のものにならざるを得ないじゃないですか。これ常識です。

私の住んでいるスペインは、土地なり家なりに不法滞在の不届き者がいるとします。大家が一定の期間、申し立てを公にしない場合は、その住居に不法滞在している人に滞在の権利が生まれるという法律があります。変だけど、スペインにはあるのです。主張をしなさい。しないと権利が、消失しますよという法律です。おかしいけど、世の中、こんなもんでしょ。ソ連然り、中国然り。チベットを見ればまんざら、死にかけの獣にハイエナが近づくのと同じです。

ソ連が、日ソ不可侵条約にサインをしているのに終戦直後,手のひらを返して、進軍、日本人を殺しまくり、挙句の果てに過酷な強制労働をさせられて、何万人が餓死、その上、国後他4島を分捕られました。終戦後、返せ返せのシュプレキコール。よく考えてください、既にソ連人が住み長年生活しているのが現状で、資源があるアルそしてそれが未開発と聞けば、返還するわけないじゃないですか。それを大地の党の宗男さん、ソ連人は、約束を守るジェントルマンです。なんて言って恥かいたのは、つい最近でしょ。

北朝鮮の拉致問題、自国じゃ解決できないから、トランプさん頼み。トランプさん、自分の周りにまとわりつくハエを追っかけるのに精一杯で、やるわけないじゃん。後手後手の日本が、外から丸見えです。

そして東京オリンピックが来年に迫り、外人におもてなし、これは、一部の常識のある、その上、お金がある人におもてなしをすれば、やりがいもあるし心もすっきりします。そして日本を見直してくれて、確かにおもてなしの価値も出てきます。しかし赤坂、六本木あたりの、チンピラ外人は、この日本人の親切さを利用して、半ぐれより質が悪いことを沢山しています。

そもそも、外人イコールいい人、この発想が大間違いで、金がない、職がないから、日本に来る奴がほとんどです。まともに来ている外人は、実際姿を現しません。別世界の人達です。そんな人ほど空気のように日本で生活しているのです。

金を違法に稼ごうと思ってくる人、売春婦、詐欺師、半ぐれ、兵隊崩れ、こんなやつが、ぼこぼこ、来たら、やがてぼこぼこ確実に来ます。おもてなしなんて、常識に教育を受けた人に通じる言葉で、ほとんどの外人には通じません。

例えば、ヨーロッパは、鍵の文化です。頑丈なカギを設置しても、夏休みは、泥棒さんの稼ぎ時期です。ガンガン泥棒に入られます。取られゾンです。警察なんか泥棒されたと訴え証明書を作成するためにある所です。その程度の警察です。ヨーロッパや、アメリカで修業を積んだ泥棒さんが日本に来たら、インデアンをお酒に酔わせて、騙しちゃうより、簡単に家に侵入できます。泥棒さんは、各家の無防備に驚いて、これは罠ではないかと逆に驚いちゃうほど簡単なロックなはずです。ちょっとした田舎じゃ、鍵自体もない場合もあります。その上タンス貯金、泥棒さんは、全く驚いちゃうはずです。振り込め詐欺などヨーロッパにはありません。

やばい、やばいと騒いでも、現実に被害にあわない限り、わからないのが本音です。スペインのダウンタウンをたまに散策する時、あぶねーなーと感じる旅人は決まって中年の日本人であろう、おばさんおじさんです。

おもてなしして、裏切られ感に会いたくないのであれば、初めから信じるなの一言につきます。

本当にボケまくってかつてのローマ帝国のように滅びる運命に日本はあるのであろうか。誇大妄想といわれそうですが、実際何が起こるかわからないのが、現実です。実際、地震来るよ、来るよと専門家がいっているんだから、近い将来必ず来ます。

その時とばかり中国が、ソ連が、日本を攻めてきたら、この位の予想は、実際日本の政府が対策を練っているんでしょうけど、そこまでお利口さんだとは、思えないんですが、実際どうなんでしょうか。おじさんの時代はセーフ。次次世代くらいかなー。そこまではおじさんはシーらない。

2019年7月23日
by 小野田
2 コメント

平和ボケだよおっかさんの巻

日曜日、衆議院の選挙があり、自民党の圧勝か、それとも野党が一矢を放つて、安倍政権に打撃を与えるかの日本の針路を予測する大事なイベントに日本人は、かたずをのんだはずなのに、投票率も50パーセントを切り、自民党が議員数を増やしたかというとそうでもなく、要は、日本国民は興味がないの一言で、終わるのかと疑問を持った私に、追い打ちをかけたのは、吉本問題でした。

選挙の当日はもちろんのこと、次の日は、選挙速報でひっちゃかめっちゃかのテレビやマスコミ等は、お笑いの吉本興業の社長の記者会見に時間を超割いて、どこのテレビ局も垂れ流し報道をしていたのが、印象的でした。この選挙は、憲法改正の3分の2の当選議員数が、確保できるかの大変重要な選挙だったはずです。それを吉本報道が1番、2番目に選挙の報道という、何か違和感の残る、週明けと感じたのは私だけでしょうか。

昔、スペインがフランコ独裁政権の時に、フランコ政府は、映画とサッカーを最重要項目にして国民にサッカーいいよー、映画は娯楽のホームラン王なんて言って、国民を政治から遠ざけました。今の中国も、経済政策は、甘い砂糖で、国民を欺き、政治に関心を持たないように、どんどん消費してお金を使いましょうと世界各国に金をばらまく田舎者を作り上げました。

そして日本は、外から野次馬目線で見てると本当に世界はやばい方向に進んでいるのに、妙にのんびりな日本なのです。この前、セミナーのためにイスラエルから先生がスペインに来ました。奥さまが日本人で、指圧の先生がイスラエル人なんだけど、息子さんと娘さんがいて、兵役が、男が3年、女が2年なんだそうです。兵役が終わった後に旅に出たり、大学生になったりするんだそうです。兵役の時には、大分鍛えられるんだそうです。自国愛を目ざませるんだそうです。

スペインだって一見へなへなだけど、いざテロリストがざわざわしだすと結構やるみたいです。つい最近まで、テロリスト(エタ)がバンバン人を殺してたんだから、その上安全上の警戒注意報が4です。そこら中に機関銃を持った兵隊が、トリガーをガチャガチャさせています。やばけりゃ,撃ちます。

またイランのド根性連が、アメリカなんかこわくないとこれもわさわさしてるし、メキシコの国境のあわただしいこと、中国だって香港あたりをチクチク刺激してるし、ソ連だって虎視眈々。こんな時に吉本興業がどうしたこうしたが日本です。私は、右翼じゃありませんが、少なくとも日本人と云う意識をもって海外で、風呂敷を広げています。やはり自国愛はもって生きている一人です。

何何興行と聞けば、ちょっとお年寄りの人は、アー三代目がやってた神戸芸能の類とイメージします。みんな地元のやくざさんを想像するのが常識で、芸人と興行をその地で仕切り、絡むのが、誰だって想像できるはずなのにそんなくだらない中継を大事な公共の電波を使用して、5時間なんぼ、本当にどうかしてるるぜ日本。

最も、頭の良い国のトップが、共産党がらみのあちらの人が、世の中操つっていると思えば、これはこれは、納得できることなのでした。これを空想と一概に不定出来るがいますか。

地震が来るぞーといっているのも嘘じゃないはずです。ある日、中国やソ連がジバングを侵略、これだって0パーセントとだれが言えますか。日本、特に今の若いの、俺たちおじさんの時代は平和路線で行くだろうけど、いつまでこんな極楽極楽が続くなんて誰も内心思ってないはずなんだけど、相変わらず、日本は、テレビ中心の情報で踊らされている現実、外から見てると、金持ち喧嘩せずもいいけど、ちょっと平和にマヒしている日本の若者が歯がゆくありませんか。危機意識が、やはり他の国ぐにと比べたら、気薄感はあるように感じます。