2024年7月18日
by 小野田
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本能からの緊張感 

この頃、暇なもんで、youtubeばっかし観ています。認知症のバイデンさん、身内の民主党の議員さんに勇退を勧められて、いやいや俺は、まだまだ負けないと言って意地を張っていたと思ったら、トランプさんの演説中に右耳を弾丸がかすめて、何だなんだと、狙撃されたと気づき伏せたらシークレットサービスの精鋭が、トランプさんめがけて突進、トランプさんのたてになり、伏せろ伏せろ、そして立ち上がらして、専用車まで、よいしょよいしょとスクラムよろしく移動して、トランプさんは、強気のガッツポーズ、その写真が迫力ある事、天下一品。これをニュースキャスターが,共和党員を先導する行為とたしなめました。

トランプさん下手すると殺されてた人物です。助かったことを我ながら確かめるためのガッツポーズ、あれは彼の性格からして当然のゼスチャーと私は感じました。このたまたま首を傾けたために助かったトランプさんに幸運の女神がウインクしたことは間違いありません。悪運の強さは、アメリカ国民が好きな所です。ジョンウエインの如く、トランプが、躍進する足しになったことは、確かです。

所が民主党びいきのマスコミは、この出来事があまりにも共和党の党員を刺激する行為として、批判をア浴びせたのでした。マスコミは、左傾が多いのは、どの国も同じです。トランプに優位になる行為と判断して、火消しに翻弄したんでしょうが、どう見てもあの写真は、インパクトがありすぎです。

政治評論家のアメリカ通の面々が2024年のアメリカは、面白いよと言い放ったのをつくづく思い出されます。狙撃者が、有無を言わさず射殺されたので、死人に口なしで、誠に持ってオズワルドの時と同じですが、一般人が、屋根の上の犯人を目撃していて、見回りの警官に訴えているのに、無視といった事実が、謎を生んでいるようです。

安倍晋三元首相が、殺されて2年目に、アメリカでトランプ元首相の暗殺未遂とは、誠に持って、世の中の異常さを感じる今現在です。岸田さん、いな日本は、バイデンに肩入れして、ウクライナに6000億ドル支援、いいのかいと、皆疑問を持ちながら、ことはどんどん進んでいくのでした。ヨーロッパの国々は、非常に敏感に、静観しているようです。ある日突然、爆弾を投下、そんな想像はまだしていないけど,何でもありの世の中になりつつあることは、確かなようです。確かに本能から湧き出る緊張感は、ヨーロッパの一国に住む自分には、異国に住むがゆえに心の奥底に響いてきています。長い期間の移住では、あるがゆえに、十分響いています。

時機を同じにして日本、小池百合子さんが、あれだけたたかれても再選して、信任を得た現実を見れば、日本人の平和ボケはまだまだ、続いていることがわかります。誰かが腹を切ることを待っている今の日本人。後から何を言っても何も変わらないことが、証明されたわけです。水戸黄門の番組に出てくる典型的な悪党お代官の高笑いが聞こえてきます。

自分がかわいい、この一言が優先する世のなかになった今、一人一人が、今なにを考え、そして実行するかが、問われています。

三島由紀夫の切腹の日、私は、高校2年生で、その日、図書館で本を読んでいたことを今でも鮮明に覚えています。あの時の彼の行動が、今の現実を物語っています。

運よく、生きぬく時間がまだ私にあれば、もう少し生きて、世界の行き先を、見届けたいと今まさに思っています。まだまだ死なない、いや死ねない。

 

2024年7月13日
by 小野田
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島国の移民政策

お袋が、なんとなく20年間ほど,国民年金をかけてくれていたので、2か月に一回、約9万ほど、日本の私の銀行口座に振り込まれます。額はたかが知れていますが、一年たつと日本に帰国することがなければ、使わないので、なんとなくうれしくなります。その上、円安で、ユーロの換金率がいいので、またまた笑顔になります。実際1ユーロが120円時代が長年続き、この2,3年で1ユーロが、165円前後とくれば、この差は、確かに大きいと言えます。実際の感覚は、1ユーロ100円の感覚で生活しています。

実際、スペインでお金を使うと1ユーロ、100円の感覚ですので、対日本円は、こんな感じですが、特にスーパーマーケットで買い物をすると、値上げラッシュが、感覚として伝わってきます。共稼ぎをしないと子供の面倒も見ることができないという現実は、日本もスペインも同じのようです。

スペインの政府は、今現在労働党が、政権を取っていますので、左派政党のパターンとして、弱者救済として、バラマキ政策をとっていますので、南米から来た移民と呼ばれる南米人は、貧乏人のこずるさ満載で、左派の弁護士をアドバイザーとして、合法にお金を巻き上げています。

移民の政策は、一歩間違えると国の破産につながります。都知事選の候補者、桜井誠氏の本音もまんざら嘘でもない準正論と受け止めてもいいように思います。フランスの選抜サッカー選手の顔ぶれ大半が、黒人ですよね。フランス人と言えば、白人を想像しますが、ブラックの活躍で、ぶよぶよ白人は、かやの外が、フランスの実態です。ポルトガルも飛行場に降り立つと、黒人が目立ちますね。植民地時代の歴史を習っていない私は、感覚で、しゃべる以外ありませんが、、、、、。スペインは、勿論、南米人だらけです。日本国の国民が、外人と呼ぶのは、中国人と韓国人のようですが、日本国のルールをばっちり決めて、忖度なしでやればいいのに、法律を決める国会議員が、国民に罵倒されているような国は、確かにやばい感があります。特に今の政治屋の金権主義の権化ときたら最悪、かっこよく責任を取って野に下るが、まったく死後になっています。昔は、一国の大臣の職に重みがありましたが、今は、派閥に所属して順番待ち、お寒い限りです。

岸田さん、バイデンに賭けてるようだけれど、アメリカというナンバー1の国のボスが、認知症、民主党議員が、騒ぎだしたとか、バカじゃないかい,核ミサイルのボタンを押せる世界ナンバーワンのおじさんが、認知症。私は、平気だ。まだまだやれる。日本の二階さんよりもたもたして、判断力などあるわけがなし。このボスにポチは、忠誠を誓うというのだから、末期です。

スペインは、曲がりなりにも親日国です。その親日国のスペインのマスコミが、日本のことなんか一切、新聞、テレビラジオのニュースで流しません。いくらウクライナにお金を垂れ流しても、マスコミは、2秒か3秒のニュースでおしまいです。この程度が現状です。日本のニュースも妙にお天気の話題が好きで、あとは、芸人上がりの輩のコメント、この緊張感のない日本がどうなろうと世界は、実は関係ないのです。

あれだけ、たたかれた小池さんも300万票近くもゲットして、好きにやんなはれという関所の通行証を都民からいただきました。これが多数決の恐ろしいところかもしれません。手技療法が、なぜ燃え上がらない。これも同じで、親指一本の勝負じゃ、金は動きません。お金のにおいがない所に政治屋、お医者さんは、近寄ってきません。月光仮面、マグマ大使、エイトマン、そしてハリマオ、皆な、いたこがらみで呼んじゃうぞー。

2024年7月8日
by 小野田
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東京都都知事選で感じたこと

七夕選挙をyoutubeなどを見て、楽しんでいたけど、案の定、小池百合子さん圧勝で一件落着となりました。石丸氏の追い上げむなしくとニュースで騒いでいましたが、これだけ大差の圧勝を、もったいぶってニュースでは騒いでいましたが、現役強しの一言でした。

公約を何一つ、やってないとのこと、8年間私利私欲の人物であっても、利権ずぶずぶの日々であっても、マー、都民の不平不満は,大なり小なりあったとしても、1400万人の都民を暴動、市民戦争も起こさずに、やってきたので、ご苦労さん何でしょう。自民と特に公明党、要は、創価学会の信者様に守られて3期目突入なのでした。

学歴詐称詐欺を問題にしていましたが、相手は、エジプトです。エジプトのお偉いさんんが、卒業したといったんだから、卒業したのです。内容は、まったく嘘八百でも。エジプトの国立大学を監督する役人のお偉いさんが卒業したというのだから、それまでです。

日本の大学だって、スポーツ推薦枠で入学して、4年間部活三昧、クラスに出席せず、勉強もしないで、4年が過ぎれば卒業と何ら変わりがありません。それを、国会議員の頃からなあなあで許してきたマスコミも悪いし、あとでガタガタいう日本の体質がもたらしたヘドロなのです。そのヘドロが慢性化して、手遅れの状態に達したという事です。

小池さんを筆頭に今活火山の噴火の如く湧き出してきた状態が、まさに日本なのです。特に政治を独占をしてきた自民党の驕りが腐りに変わり、ウジが湧きだし、その匂いが我慢の限界を迎えたという事です。今更、アメリカの日本に対する、長年の奴隷化の是非を騒いでいますが、奥さまは魔女を筆頭にアメリカハッピーのテレビ番組を駆使した誘導作戦。そしてアメリカンドリーム、アメリカイズベストをマスコミが、バンバン誘導してきた事実があります。団塊の世代あたりの 人間かなー。

日本を抜け出し、何かを模索し、言うならば、日本を捨てた人間が、日本を弱体化させたと、アメリカを今更せめてもと、冷ややかな言葉は慎まなければなりません。

二重国籍の問題で蓮舫さんがしどろもどろですが、実際の所日本国は、二重国籍を認めていません。法律が二重国籍を認めていないのです。例え、日本人の血が、100パーセントの若者であっても、外国の国籍を保有すれば、任意ではありますが、法律上日本国籍の消滅した外人になるのです。また国によっては、2重国籍を認めている国は、沢山あります。しかし日本は法律で認められていないのです。マスコミは、ひところテニスのお姉ちゃんを日本人naomiとはしゃいでいましたが,彼女は100パセント、アメリカの国籍を持った外人です。わらっちゃうような日本のマスコミなのです。

私は、5年に一度、こちらの移民局に必要な書類を申請して滞在証(労働許可付)を頂いています。私は日本国籍を持った外人です。X・0329145・Sという番号が私はだれかという事が全てわかるスペイン国で登録された番号です。この番号を所轄の国の各省が管理して国民及び外人が管理されています。すなわち日本の国会議員が、日本国の法律を作成する役目の人のルーツを公開するのは、当然のことです。そして国民が国会議員が仕事をやっているかと監視するのも当然の権利です。この辺も明治時代に付け焼刃で、作成したものがそのまま残っているのかもしれません。

70数年の日本人の平和ボケは、まぎれもない事実です。今徐々にやばいよヤバいよという警告が日本人の心の底を揺さぶり始めました。

2024年6月12日
by 小野田
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どうしてスペインなんですか

ここスペインにいると時が、止まったような感覚に陥ることが、良くあります。ダウンタウンに行くと、やはりスリや万引きに気を付ける関係上、緊張するのですが、旧市街から北方向に向かうと比較的新しい街並みが見られて、万引きや傷害沙汰の事件もなく昼頃などは、ぽかんとした空間が現れて、こ静けさは何だと思うことが良くあります。

めちゃくちゃ近代的という風景でもなし、かといって超田舎でもなく、便利なコンビニが、あるわけでもないけど、ヨーロッパの中では、外人には住みよい街なのかもしれません。北の端に4つほど、高層ビルがあります。なんで4つで打ち止めなのかは、しりません。

外資の企業が、多く入居しています。そこを拠点に頑張っていることが想像できます。はなしが変わりますが、ヨーロッパには、高層ビルは、まったくあっていません。まったくアンバランスで、ミスマッチの典型としてあるような代物です。昔は、サッカーで有名なレアルマドリッドの敷地だったんだけれども、いつの間にか、高層ビルが、あっという間に出現しました。90年代のバブルの思い出なのかもしれません。

スペインは、古い建物をバンバン壊した時期があり、うすっぺらい建物ばっかし残った感があります。確かにスペイン人、両極端の所が、あるようです。イタリアや他のヨーロッパの国に比べると建築物は、安っぽい建物が目立ちます。そんなところに40年もいるんだから、確かに良い所も沢山あるんでしょうが、人間味は確かにあるみたいですね。ピレネーを越えるとアフリカは、とうの昔になくなりましたが、何かが、まだ残ってるんでしょうね。

もう一つ失われたことと言えば、言葉使いかなー。スペイン語には、2人称と3人称があり仲間同士でしゃべる言葉と敬語を使って、目上の人としゃべる言葉があります。これをどう間違えたのか、先生と生徒が、仲間同士の言葉を使用してしゃべることが当たり前になり敬語を使用する習慣がなくなったことです。私は、りょうしゃともフランコアレルギィ―と言っていますが、物事の価値観が、過激的に変わったという、悪夢がスペインには、あります。この辺は、勘違い文化の時代をフランコの時代が終わった反動で起こったのですが、この傾向は、世界的なことかもしれません。この事は機会があれば、ゆっくり書きたいと思います。その辺の所のもやもやは、スペイン特にヨーロッパの歴史を習ってないので、語る資格は、私にはありません。

日本に帰ると最初の2,3日は、うまい飯食ったり、ショッピングを楽しんだり、友達にあったり、超楽しいんだけれども、3週間ぐらいすると、もういいかなー。もう帰ろうと思うのでした。もちろん捨てがたい日本なんだけれども、長年のスペイン暮らしが、いいのか悪いのかは知りませんが、なんとなく、息苦しさを感じることは確かです。スペイン人の友がいるわけでもなし、テレビが超面白いわけでもなく、サッカーが好きでもないのに、スペインが持つ寛容さは、確かに捨てがたい何かがあるようです。

日本は、旅行で行くにはいいけど、住むところじゃないと、患者さんによく言うのだけれども、どうしてと聞かれると、なんとなくと答える自分がいます。

。このまま、この地で逝くかどうかは、5分5分かなと、この頃ふと思います。

追記

日本のyoutubeでウクライナとソ連の戦争のニュースをよく見るけど、少なくてもスペインの報道機関、もうほんのちょっとしか、この戦争の報道を流しません。イスラエルガサの報道も少なくなりました。ヨーロッパの各国、もう自国の問題で、手いっぱいです。騒いでいるのは、岸田さんだけかもしれません。困ったもんだぜ。

 

2024年5月29日
by 小野田
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イタリア指圧講習

久しぶりにイタリアのsardegna州 cagliari島に講習に行ってきました。サルディーニャ州のイメージは、ローマとは、違ってのんびりとしたきれいな海岸をイメージするんだそうで、確かに港、海岸とのんびり感を堪能しました。朝9時のライアンで出発です。ライアン航空は、安売りの代名詞なんですが、何が何でも狭いスペースに押し込んで、ちょっとスーツケースの重量がオーバーすると超過料金の徴収で有名な航空会社です。どちらかというと寛大なイベリア航空いつも使っているのですが、ローカル地であるカグアリ島は、マドリッドからの直行便は、朝と昼の2便ライアン航空だけなので、我慢我慢の旅なのでした。それでも確かに2か月前に買ったとはいえ、往復約150ユーロ、日本円で23000円は、超安の旅で満足なのでした。ホテルを期待したのでしたが、本当にこの島は、ホテルとタクシーが皆無なところで、結果的には、良かったのですが、シェアーハウスという事で最初は、うちの嫁さん、お便所が共同なら私は、ホテルを探すと息巻いていましたが、各部屋に便所とシャワーがありましたので、これも一件落着なのでした。

この島から毎月片道約600キロメートル、飛行機で1時間40分の時間をかけて3年の間、マドリッドの週末コースを受けるために、わざわざ、私のマドリッドの本部道場に来ていただき、3年コースを終了したマウロ先生、そして、ローマの我々の団体の学院で指圧を習ったシルヴィア先生が、実行委員として仕切っていただきました。やはりのんびり感は、ローマとは比較になりませんが、2日間12時間コースを無事終了しました。私のほうも、講習会の参加人数において若干の心配があり、延期の方向に傾いた時期もありましたが、私としては、商売抜きで、ただただ海岸でのんびりしたいという理由で,強行を主張したので、向こうも、気が楽だったと思います。

ほとんどの講習は、何しろマドリッドを抜け出したいという願望が80パーセントで、セミナーで儲けるなんてもっぱら考えておりません。いつもお土産買って、プラマイゼロが今までの講習なのでした。

マー中には、日本の偉い先生、高い講習料を払わさしてえばっている、勘違い大先生も昔いましたが、皆ご高齢になり、そして武漢ウイリスの3年間の間に淘汰されました。

話はそれますが、武漢ウイリスのあの絶頂時、確かに沢山の人が死にました。マドリッドでは、アイススケート場が、遺体安置所になりました。あれはいったい何だったんだろうと今でも考えるときがありますが、これも陰謀説が、youtubeあたりで出てきてもおかしくない出来事でしたね。

会場は、いつものように地方自治体の体育館を借りて2日間行いました。イタリアは、結構こんな感じで借りられる施設が、沢山あります。所が、スペインは、ほとんどなく、ホテルの会場が、普通のパターンになります。日本などは、地方に行くと公民館などを使用できますが、東京は、区が所有する施設を借りようとしても、けんもほろろが現状です。東京以外は知りませんが、東京は、あってもめんどくさいが、本音です。大きい企業は、OK,しかし個人には、冷たいが、日本の常識のようです。

楽しくをもっとうに、12時間の講習を終了。最後の日は、大体が参加者と夕食会がパターンです。この地方の名物として子豚の丸焼きという事で、0パーセントの期待で臨みました。スペインのマドリッドの隣接県,SEGOVIAにも子豚の丸焼きが、有名ですが、さてさて、豚さんの皮に光沢がなく、一口で、パスで終わりでした。むしろ、ウナギの丸焼きが、出ましたが、塩味の小骨さえ気を付ければ、結構うまかったと思います。眠いの一言で、退散、あとは彼らのどんちゃん騒ぎが想像できます。陽気なイタリア人です。案の定その夜のさようならは1時半だったとのことです。

月曜日の早朝、帰国。やっぱり、マドリッドがいいやーでシャンシャン。

今まで指圧がらみで、国内、国外、果たして何か国、滞在しただろう。指圧のお陰で、まさに指圧様様です。今度はバンコックあたりで、マッサージ三昧を企画しているけど、それまで体がもつかなー。

2024年5月19日
by 小野田
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スペインの初夏淡々

 朝は、まだまだ寒いんだけれども、日中の気温は、既に初夏の状態のマドリッドです。この頃になると6月の年次末、(学校等教育機関は、9月に始まり6月に終了)まで、秒読みの状態という事もあり、夏休みのプランを仕事の傍ら、ネットを観たりしてガサガサやりだしている輩が目立ち始めました。仕事は、生活の手段と割り切るスペイン人にとって、当然の権利で、有給休暇である30日をどう他の土曜日と日曜日の通常の休日とくっつけて、一日でも多く休みを取るかを模索しているのでした。
 金さえあれば、誰が働きますかと開き直る、こんなのは、当たり前で、何なら風邪をひいちゃう作戦まで、飛び出す休み好きなのでした。従業員は、権利の主張が、一番で、義務は、二の次。オーナーのほうが、朝から晩まで働き続けて、どうにかしのいでいる零細企業が、大半のスペインなのでした。
 そんなこともあり、やはり公務員が、若者にとっては、人気が高いのは、ヨーロッパ各国の共通した特徴かもしれません。警察官、役所勤め等、公務員もいろんな分野がありますが、確かに採用されるには、確かに難関である試験をパスしなければなりません。いろいろなカテゴリーの役職があるんでしょうが,コネの時代は、とうに終わっていて4名の採用で、400人の応募者などといった競争率で、確かに入れば一生安泰なんでしょうが、入るまでには、かなりの勉強が必要なようです。うちの学校に、地方警察の巡査がいて、指圧を習っていますが、ボケ顔に似合わず、仲間に言わせると、倍率100倍の試験に合格して今があるんだそうです。結構指圧のセンスもいいので、60歳の定年まで、まだ10年ありますので、それまでにせっせと指圧道に励めば、やるんじゃないかと思っています。
 私がいたころの日本の指圧學校は、脱サラのおじさんおばさんで、ごった返した時期で個性のある魅力的な輩が沢山いて、それぞれの個性を発揮して指圧道の道を歩んだ人たちが周りにいて、大変楽しい時期でしたが、スペインの当学院も、個性の塊のような、スペイン人が沢山います。
 話がそれましたが、公務員の道、他の選択というと外資系の会社で働く道、確かにその手の会社で働く人は、給料は、いいみたいです。スペインは、学問というと国立大学が一般的です。私立もありますが、私立大学の進学は、一般的ではありません。ボンボンやお嬢が行く、学費の高い教育機関という印象があります。大学に行くことは学問を学びに行くという事で、日本の感覚で大学を位置付けては、間違いです。
 それなりの偏差値で、希望の大学、学部が決まります。もちろん勉強しないと除籍です。中退したことを偉そうにいう日本人がいますが、中退に何の価値もありません。何をしたいかで、大学の名前は、何の価値もありません。日本の価値観とは、だいぶ異なります。国立大学を出ても、職がないこともままあります。その点私立大学は、コネが沢山あるらしく、生徒がバカボンでも結構就職先があります。コネ社会があるのは、むしろ私立の大学です。
 ブルーカラーとネクタイ族のホワイトカラー、この差は、今では、無いという感じですが、長年住んでるとありますね。貧乏人と裕福な人の格差は、勿論あります。それでも政権政党は、なんと労働党です。
 今でも貴族がいるスペインです。スペイン王国です。裕福な家族は、名前をフルネームで言われるとスタッフは、あの家族だ、あの一族だ、と言います。ヨーロッパのほとんどの国は、相続税がありません。代々私有物である不動産や会社を次の代に引き継がれてもほとんど税がかかりません。この辺が、緩やかなりとも一族の繁栄を保証しています。こんなこともあり、この歳になって、最後はどこでくたばるかの選択を考えると懐深いスペインに骨を拾ってもらおうかと思うこの頃なのでした。

2024年4月17日
by 小野田
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人生は長いぞーの巻

一平君の二十何億の横領には、驚き、桃ノ木だったけど、そんな中において、ドンドン打って、打ち出の何とかよろしく、一平ちゃんが使っちゃった分を確実に再回収してるんだから、この日本人、誠に持って、大したもんです。いろいろ詮索すれば、色々あるんだろうけど、裏金で、知らぬ存ぜぬの日本の勘違い国会議員さんが、この程度で、すんじゃうんだから、大谷選手は、これから先、アメリカをけちょんと言わせる力を持ってるんだからこの辺で、しゃんしゃんで、いいんじゃないかい。

テレビで、ああでもないこうでもないとしゃべっていた国際弁護士とかいうよくわからない人たちのコメントも、もう聞き飽きたので、この辺でシャンシャンでいいと思います。ヨーロッパの大学のほとんどの法学部の学生さん、卒業すれば、すべての卒業生は、弁護士という肩書がもらえます。勝負は、卒業してからなんです。食っていけるのは、何パーセントですかね。食っていけないから兼業で、零細企業の事務所なんかの会計もやったり、食うためになんだってやります。本当にそれ一本で食っていくためには、運と忍耐と笑顔、そして感謝が必要なことは、世界各国共通のようです。

テレビに出てくるコメンターなんかは、食うためにやっているんだから、結局は、ショウを見て楽しむくらいの程度の暇つぶしとしてみないといかんという事です。でも今のテレビの平均視聴者の年齢層は、50から70歳代だそうです。若い層は、とっくに覚めてるという事です。

昔、昔私なんかが学生の頃、ジョンバエズというフォーク歌手が、好きで聞いてた時代があったけど、あの頃の学性は、ベトナム戦争が、なかなか終わらずに若者が。戦場に駆り出されて、どんどん死んでいく若者の姿のニュースが流れて、何とか俺たちができることは何かと、それなりに何かをしなくちゃと悶々とした時期がありました。根性なしの俺は、日本はいやじゃと、海外移住に憧れたり、サラリーマンは嫌じゃと、10月に内定していた会社を教育期間の2週間で,やめたり、悶々としていた時期がりました。まー後で考えれば、好きでもないことやったって、自分の性格を、わかりきっていたので、何やかやで、ぐうぜんに、この指圧の世界に入ったわけです。

たまたま、今でもお付き合いのある師匠に巡り合えたのが、ラッキーの一言でした。指圧の家業にいまだに飽きが来てないのには、我ながら、驚いています。お袋に何回も何回もため息をつかした例の言葉。なんで,お盲目(おめくら)さんの仕事をしなくちゃならないの、あなたには、他の仕事があるでしょうに、この言葉は、大正生まれの人の感覚では当たり前の言葉で、今でも、盲目の人達の保護のために、教育関係のお役所は、按摩、マッサージ指圧の学校の増設を認めていません。この辺が、部落問題同様、アンタッチャブルな分野みたいです。差別、そして倫理、20年前の常識が、今では非常識になっています。お笑いでさえ、まったくもって価値観の違いというのか、ここまではOK、でもこのリミットを越えたらダメ。全く面白くない世の中が出来上がっているのは、確かなようです。

その世の中において、ウクライナ、ソ連が代理戦争、パレスチナとイスラエルもこれなんかも代理戦争です。そこで、楽しくあるであろう青春を、戦争に駆り出されて何万人の若者が、死んでいます。何万人になるであろう子供たちも未来を放棄させられ殺されています。各国の爺が、作戦を立て若者が犠牲になるという構図です。臆病と言われようが,卑怯者と言われようが、仮病を使い、隣国に逃避してでも生き延びてください。愛国者なんて、何の役にも立ちません。人生は、一度、奇跡的に生を受けてこの世にいる若者、だらだらグタグタ生きてても、何か楽しいこともあるさー。何しろ生き抜いて、エンジョイ。これほどくだらない文章もないが、結局のところ生きてなんぼの世の中、ぼーっとやればそれもよしも、結論かなー。

2024年4月4日
by 小野田
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白色、黒色、そして黄色

大谷翔平選手が、まだ一本しかホームランが出てなくて、スランプだの、うつ病などと騒がれています。一平君のしくじりで、大谷選手が、ナーバスになっているとのこと、当たり前田のクラッカーと藤田まことの主水なら,ちん念の頭をなでつつ、いつものセリフを言っているでしょう。あれだけ、いつも世間の目にさらされている有名人が、それでなくてもホームランを打って当たり前のお金をもらっているのだからこれは仕方のないことです。

よく考えてください。野球は、アメリカで生まれて、日本や韓国、はたまた台湾、そして中米の国々で人気があるスポーツです。あくまで今はの話です。しかし元々は、白人のスポーツなのです。アメリカの野球ファンの大部分は、白人の選手が大活躍をしてくれれば、大満足なのです。それが、アジアの小国、アメリカの属国の日本の選手が、大活躍したら面白くありません。アメリカは白色、黒色、どちらが優遇されていますか。黄色や交じり色は論外です。白色が、主人公の国がアメリカなのです。

こんなの外国に住んでいれば常識の出来事です。キューバの選手や日本の選手が、ぽつぽついた時代なら、アメリカ人も平常心です。しかしあれだけ、アメリカの野球界を異国の人達が、活躍したら面白くありません。この際、何ならつぶしちゃえというのが、愛国心のあるアメリカ人の裏の顔です。

これだけ平等だと紳士顔で、アメリカが、が鳴っても、本心は、面白くあるわけがないのです。外人というと日本人は、真っ先に白人を想像します。白人という言葉に妙に劣等感を持つ日本人がいます。アジアの人も、もちろん外人なのに、外人イコール、白人です。この辺が、おかしいのですが、アメリカ人だって、足の短いサルに活躍されたら、それも地元アメリカで、活躍されたら、面白くありません。あのペルーのフジモリ元大統領だって、アジア人という事で、散々いじめられたことは、周知の事実です。差別は、ヨーロッパの国では、日常茶飯事です。フランスの空港を降りれば、黒人だらけ、スポーツも黒人だらけ、ポルトガル然り、スペインもかつての植民地だった国の南米人が、闊歩して市民権を得て権利だけ主張してるし、中国のおじさんおばさんが、土地を買いあさって、税金も払わずにいい暮らしをしていれば、やっかみもあるけど、差別用語も出てくるのが常識です。

そんな世界が、平等を叫んでも、笑っちゃうの一言です。昔、ある外交官が、南アフリカの黒人は、ぼーっとして働かないんだよね。でもね、彼らは、本当は戦士の子孫なんです。戦いがない時は、何もしないのです。戦いが彼らの仕事なのです。今は戦いがありません。だからいつもボーとしているのです。と言ってたけど侍も戦が仕事で、戦がなければ、怠け者と一緒なんですね。所がみんなが商いでお金を得てなんぼの時代になってしまったので、金金の時代になってしまったのです。実は、ぼーっとしているのが、一番いいのかもしれません。

今は、アジア人が珍しくなくなって、誰も振り返りませんが、昔は、良く、ガキに振り向きざま、チーノ(アジア人に対する軽蔑語)と言われた時代がありました。今でも宣伝キャスティングなどで、今風の美人ではなく、目の吊り上がった、日本人から見たらブス顔の人選が、キャスチングされているのをよく見ます。固定観念がこんなところに来ているんだと思います。外国の侍映画に出てくるお姫さまは、日本じゃ受けない顔ばっかしじゃありませんか。

日本は、アメリカなんかと仲良くならずに、アジアの国ともっと友好関係を結べばいいと思うのだけれど、無理なんだろうな。今の日本の政治家を見ればわかるよな。びしっとした権威がありません。悲しいかな、世襲の議員は、いざというときの判断力がありません。要は、バカボンのお父さんなのです。

結論は、大谷選手は、ビヨヨンと気楽に、マイペースで、やってほしいです。つぶそうとするやつがいる一方、球団も、元を取らないといけないので、擁護するだろうから、勝ってなんぼの世界に生きてるんだから、不平等は当たり前 差別は当たり前のアメリカ、頑張ってほしいね。俺なんか、親指一本でしのいでいるんだぞー。でももう疲れたぞー。白色、黒色、黄色、混色 この順番は、アメリカじゃ永遠に変わんないなー。

2024年3月26日
by 小野田
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一平君へ

大谷翔平選手の活躍が、公私ともに100パーセントの出来で、神対応の世の中です。そのパーフェクトのニュースが毎日流れている真っ最中、通訳の一平君の違法賭博、なんとなんと6億5千万円の負けで,大谷選手の関与が、世界を侃々諤々させています。ドジャースの一年目で、このビッグニュースは、ウクライナとソ連、パレスチナとイスラエルの問題同様にまたはそれ以上に、日本では騒がれていることが予想できます。ドジャース一年目で、この事件は、大谷選手には、ストレスになることでしょうが、彼の運と精神力があれば問題なく解決することでしょう。

またドジャースにしたって、一年目で、彼の契約金を払うための準備があるでしょうから、大谷選手のマイナスな動きはしないでしょうし、日本のマスコミも大谷選手のマイナスなことは、極力しないでしょうからこれは、大谷選手が、記録を塗り替える働きをすればすべてが、ハッピー、ハッピーで終わると思っています。ビジネス優先のアメリカです。結構ドライに解決すると思うのは私だけではないと思います。

所が一平君は、逆に悪役に仕立てることで、バランスをとるでしょうから一平君は、覚悟がいると思います。ギャンブル依存症といっても、普通の人間であれば胴元は、そこまで、彼にお金を肩代わりしないでしょうから、一種のはめられた要素が、高いのかもしれません。アメリカには、悪いの一杯いることは、長年住んでいるのだから、わかるだろうに、油断と慢心で隙が、できちゃったのかもしれません。

私も外国住まいが、長い方なので、日本人で、落ちていった人を何人も見ていますが、すべての人に共通していることは、みんな気が良いという事です。そして。酒のコントロールができない人だったり、ギャンブル好き、お金にルーズだったり、要は、日本に帰った方がもっと気楽に生きられるのにと同情するような人が多いみたいです。根は、いい人なんだけれども、寂しがり屋で、いつも仲間を造っちゃって、愚痴ってる類もいるかな。

私は、と言うと日本に親友がいるので、スペインでわざわざ友なんか作る必要はないという人なので、スペインの寛大さは、好きでもスペイン人はどうでもいいといった程度の感覚で、生きています。別にどこに住んでも同じという感覚があり、酒も飲まないし、ギャンブルもしない、女の人には縁遠いし,かといって仲間で群れることは大嫌いで、こんな感じで、突っ張っているわけでもなく、普通に生きているのでした。

ただこちらに来る前に、海外移住の長い先輩に言われたことは充実に守っています。1、同胞と群れるな。2、お金の貸し借りは,一銭なりともするな。もし貸したら、くれてやると思え。3、喧嘩しても手だけは出すな。この3つは、今でも肝に命じて生きています。

結論から言うと、一平さんという人は、すごくいい人なんだと思います。ただ慢心が引き起こした、天と地がひっくり返る一瞬の出来事だったんだと思います。あっという間のとてつもない負債。

商売柄、手相人相を勉強していますが、結構浮き沈みの激しい性格の持ち主と感じます。そう鬱の顔相です。誰かのサポートが必要です。あれだけの運気のある人ですので、また浮かんできますよ。またやり直せばいいですよ。思いつめないで、ケセラケセラで行けばいいと思います。罪は罪として償い、またやり直せばいいですよ。

2024年3月20日
by 小野田
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馬鹿になれ

ハワイの因泥先生は、海外での指圧普及のパイオニアで、私も、今日に至るまで大変お世話になっている人生の師匠です。一か月に一回の割合で、電話で激励をもらい続けたことにより、困難を乗り越えることができたり、達筆な字で仕上げた、人生訓を頂き,そのたびに元気を頂いたりして、40年間楽しくスペインで指圧道に集中させていただきました。

先生からの訓で一番多いのは、バカになれ、バカになれるかどうかが、人生の分かれ道だと繰りかえし、言っておられました。最初は、なんか笑っちゃうような訓なのですが、実に深い意味合いのある言葉であることに気が付くのでした。頭の悪い人ほど、俺は俺はと主張して、しらけさせたり、マー、能ある鷹は、爪隠す。この辺が凡人にはできないものです。この歳になっても、いやこの歳になったからこそ、爺は、バカにならなければならないのでした。

大分昔になるけど、実家の近所で、整体屋がオープンしました。知り合いだったので、顔を出すことになり、挨拶に参じました。どっかの自動車のメーカーの工場長まで務めた人で、早期退職して始めたそうです。内装造りや立地もよくオーナーは、自信満々の様子でした。連れていってくれた人が、どうですかと尋ねたので、1年も持たないと答えました。もちろん技術的なことは抜きにして、あの妙な自信が、鼻についたのでした。宣伝の肩書に何何自動車の工場長、慶応大学出身と書かれていました。これなんかは、完全に余計なことでかえってマイナスになる要因であることが、ご理解できてないようでした。逆に前職は、ミステリー、自分が言わなくても、なんとなく広がってゆくが正解だとわからないところが。一流勤めの悲しい所なのでした。特に早稲田あたりの中途半端な大学の野郎は特に勘違いが多いようです。この商売は、学歴なんかへのツッパリにもならないことは判っているだろうに、自信の無さが表に出てしますようです。60前後の爺が昔の経歴をしゃべること自体、タブーなのです。

年を取って、手技療法の世界に入ること自体が間違いなのかもしれません。指の感覚、患者さんとの対応、すべてが、頭の固くなったお年寄りには無理があるようです。その上、体を動かしたくない輩が多く、体で覚えることが、既にできないので、やはり脱サラの流行った時代にこの世界に流れてきた人が多かったのですが、ほとんどが、整体スクールは、儲けたようですが、世の中そんなに甘くないが、現実のようです。

話は戻しますが、その近所の整体屋も1年も持たずに消え去りました。これもバカになれた人なら、展開は、変わっていたかもしれません。

私自身、あの頃の指圧の世界を振り返ると、入門が、中年の人も多かったので、若い方の学生だったと思います。

確かに時代も変わり教える方も、学生も妙な縛りがあり、私の教え方じゃすぐに訴えられる要素が多分にあるようです。そこにも馬鹿になるという呪文が通用するのかもしれません。

結論を言うと馬鹿になり切れない自分が、まだまだいるという事は間違いなさそうです。バカになりすぎて、ほんとに馬鹿になるのもちょっとね。