夏 マドリッド

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昨年の9月に友達の一言で始まったブログも9月で壱年(いちねん)になります。週壱(しゅういち)の割合で今迄書いてきましたが、苦痛が伴なわないので、このペースで前に進めるかなーと思っています。
 スペインの景気のほうも、どうやら上向きの方向にあると政府も言っているので、信じて舵を前に進めるしかありません。ただ太陽は、海岸は、スペインの専売特許ですので、よっぽどのことがない限り、破産宣告を出すまでは至ってないのが現状です。

 ただカナリア諸島、マジョルカ島、イビサ島などの有名地は依然としてイギリス人やドイツ人の年金受給者や、北欧の若者達がチャーター便でどんどん来てますので、金は落ちてるんだと思います。ただセットが、どんどん安くなり価格競争が旅行界の常識になりましたので、質はもちろん落ち目の三度笠で、その上みんな食事を、ホテルのバイキング形式のセット料金でセーブして取りますので、町の観光客相手のレストランなどは、昼夜、ガラガラの状態が大半と思われます。

 ただロシア人、中国人の裕福層を狙ったリゾート地は、景気がいいみたいです。ロシアの成金、中国の成金は、金がありますので、五つ星のホテル、有名レストラン、ルイビトンやloeweなどの有名ブランドのお店等の上ランクのお客さんです。そんな店ほど中国人スタッフを置いて用意万端です。ちょっと前のバブルがはじける前の日本人の荒らし方と似たり寄ったりです。

 マー、中国人のお金持ちは、本物のにわか成金ですので、超いなかっぺ、それはしょうがないでしょ。急にこちらの伯爵様のような振る舞いはできません。唾を地べたにびゅんびゅん吐き散らすは、周りの人など構わず、大きな声でシャベルは、サンダルぴちゃぴちゃ高級店にどんどん入り込むは、それはそれは田舎のプレスリーなのです。でもいいんです。金さえ持って入れば、誰だって売ってくれるのですから、スペインで客を選ぶ店など、私の治療院ぐらいでしょうから。繁栄がこれからも続き2代目3代目の時代が来れば、それはそれで物腰もそれなりになるのが不思議な所です。

 息子が今年、国立の経済学部を卒業しましたが、中国人の多いことに驚いていましたから。スペインの国別の犯罪歴を見るとルーマニアなどの東欧の国々を筆頭に中国は、必ず上位に占めますので,買ってお金を落とすのも中国人、犯罪に名を連ねるのも中国人多しと言えます。ちなみに日本人の悪いことをしない、犯罪に名をつられないことは、世界中どこに行っても超有名の真実です。日本人は真面目、超働き者、嘘をつかない。これなどは定番の世界感です。マー私などはそんなところに窮屈さを感じて日本を飛び出したのですが、ただ30年異国で暮らすと日本の素晴らしさ、日本人のまじめさを感じます。これは平均的日本への感想で、ジャー早速日本に帰って暮らそうとは、思わないところに自分でもばちっと返答できない何かがあるとは思いますが。マドリッドは、35,6度の暑い日が続いてますが、湿気がないので日陰は、ひやひやです。朝晩は寒いくらいです。夏の気候は、マドリッドは天国です。夏は昼寝して9月に備える。壱か月のバカンスなどとるほど、スペインボケなし、休みは、墓地に入ってゆっくりと、まだまだやること盛りだくさん。

2 Comments

  1. スペインの夏は、熱中症や脱水などないのでしょうか?

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