奇跡の生還パート2

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症状は、何もありません。痛みも不快感も全く感じられません。痛みがないのが妙に心配ですよねー。ただ2時間起き位に下腹部が妙にあったたく感じて、便意を催すので便所にはせ参じると相変わらずジャージャーです。医者は貧血を心配して点滴を始めました。なんやかんやで、朝がきました。一日じゅう缶詰です。血液検査は、もういい。ここに来た目的はコロンスコープで、腸内がどうなっているかを早急に観てもらえるのではないかという、淡い期待を持って救急車で搬送される手段を取ったのでしたが。。

 ところがどっこい、明朝12時に、突然、看護婦か医者かの判別がつかないおねいちゃんが来て、症状が落ち着いたのでと言うことで、とりあえずここから解放です。今度は胃腸器科に行きコロンスコープで検査しましょうと、甘く甘くささやかれたのでした。そんな訳で、急いで着替えて胃腸器科に直行しました。もちろん淡い期待を持って。ところが受け付けの看護婦が、ここではなく一階の受付だと言うので、妙な予感を持ちつつ、はせ参じると、なんと一般の総合受付で,券を引くと390、今受け付けているのが、290なんと100人待ちの状態でした。緊急科と胃腸器科の縄張り争い、そしてまったくミクロの総合的でない医療のシステムを強く感じることができました。西洋医学の弱点部です。スペインの国立病院は、確かな診断、確かな医者はいるみたいですが、待ってる間に殺されちゃうよの言葉が飛び交うことで有名ですので、ヤバイ、昨日、民間の病院の麻酔医の診断をキャンセルしたのをスタッフにまたまたキャンセルさせて2時の予約にOKをもらいタクシーで直行しました。
 その麻酔の先生が、日本人かと聞くので、そうだと言うと、俺は日本に行って日本のクールに惚れたと、妙に日本びいき、検査科にわざわざ彼自身が電話して無理無理の談判で48時間後の金曜日に検査ができるようにしてくれました。日本人は、どこに行っても評判が良く得をすることがよくあります。おもてなしが返ってくるときが往々にあることに感謝して48時間の腸内を空にする、絶食が始まりました。
 30時間ぐらいの絶食後、血便がどうにか止まりました。その間スタッフがいろいろとインターネットからの情報を私にくれました。ポリープ、最悪の場合は癌、ヤバイ連想が閃きました。しかし私は、心臓の手術、胆のうの石、膝に痛み、最後は下血、この下血を私は体内の毒素が出てきてこれが出尽くせば、茂の体は奇跡の体調回復だとスタッフに絡みました。
 しかしスタッフは笑うばかりで相手にしてくれません。何やかやで3時間予定より遅れて、全身麻酔、後で聞くと20分ほど完全に寝ていたみたいです。
 結果は何と、どこも異状なしでした。ポリープも、何も、なしです。最終判定は持ち越しになりました。しかし血便が3日続きましたので、何かあることは確かです。次の検査が来週にあります。
 重さんが虚血性大腸炎が当てはまるとメールで送ってきました。私はひとまず毒素が出たぞーと奇跡の生還を一人祝うのでした。

6 Comments

  1.  エ~ッ! 「何もありませんでした」では 納得いかないですね.

     検査して,原因と理由ををはっきりさせて,きちんと対策とって下さい.

    • 検査して原因を見つけます。今までのツケですね。やっと人生が面白くなってきたので、セーブ&ケアーで行きます。ありがとうございます。

  2. 小野田先生

    ただただ、お大事にとしか、言葉が有りません。

                       木下誠

  3. 心配です。でもきっと体が「少し休みましょう」と言っているのですね・・・。原因と対処法が分かりますよう日本から祈っております。くれぐれもお大事に。

    • 結構、本人は面白がったりして。冗談はなしで、今日からストレスを極力、溜め無い模範人生を送ります。しかし人生の第4コナー、やっぱり全力疾走で行くしかないでしょ。

makoto.kinoshita にコメントする コメントをキャンセル

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