昨年の大殺界に比べると今年はすごくいい感じで前に進んでいます。一月の半ば、念願の日本での4冊目の指圧の本(題名阿是指圧)がヒューマンワールドさんから出ました。3年間ああでもないこうでもないとスタッフと夜遅くまで挌闘した本です。
見直しを何回したことか、何回見直ししても間違いは出てくるものでスタッフの一人が、出来上がった本が日本から送られてきたときにもう見たくありませんと真顔で言った言葉もまんざら冗談でないことが、私たちは実感していました。
ただやったという達成感はめちゃくちゃありこの快感を求めてまた2,3か月たつとまた動き出すのがうちの伝統みたいです。やろうと思う、そしてこの専門はあの人、これはあの会社、探そうと思えば、探せる範囲に人、物が、ヨーロッパにはあります。
不便を便利に、これでもか、これでもかと努力を重ねることが日本のお家芸なんですが、みんな優秀なもんでみんな勤勉なもんで日本は何でもあるんです。日本は相当goodなチャンスがないとやる前に諦めモードが働いてやんない方がましだの消極的な方向に動いてしまうみたいです。
日本は出来上がった世界で何かをやろうとしてもどこから手を付けていいか皆目見当がつきませんし、またやろうと思っても、いざそれではと動こうとしてもスタッフ集めと資金集めでもうギブアップの状態です。大手があり、大量に販売してこまめに動いている姿を目の当たりに見れば、何もやらない方がましの結論にすぐに達してしまいます。その辺が日本の若者のやる気をそそる一因になっているのかもしれません。やはり30000人の自殺者を有する日本の宿命なのかもしれません。
可能性が見えない国(日本)では、ごく普通の人間は何もやる気が初めからおきません。それじゃどこに行けばいいんだ。ちょっとの努力じゃ通用しない日本をおさらばしてヨーロッパに、アフリカにアジアに出ていけばいいのです。そして頭がなければ汗を流し、頭があればちょっと日本で今、なにが流行っているのか勉強してその応用をちょっと熟考そして実行すればいいんじゃないかい。
日本人の勤勉さは日本以外なら通じるさ。だからさ、日本の若いの閉じこもってないで世界にでていこうよ。ヒョットしたら、そのまずい顔を珍しがって惚れちゃう変人もいるかもしれないぜ。まず動く、そして滅茶苦茶に働く、好きなものを見つけて金が入れば最高だし、何しろ考えないで行動だー。なんちゃって今年は軽いぞー。何しろ動くぞー。