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赤ちゃんの指圧GOGO

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やっぱスペインはいいわーと感じる季節になりました。3月にはいると日差しが日に日に強くなり春が来たという実感をひしひしと体が受信するようになります。
3月の中ごろ非常に寒くなる日が必ず何日かあるんでが、ここまでくるともう春です。日本の場合は4月は年度の始まりということで、桜を見ながら妙にはてな顔をするんですが、こちらは学期の終わりが6月なもんで、中盤半場のしのぎあいといった感じです。

 昨日、赤ちゃんのための指圧というセミナーを開きました。商売は女子と赤ん坊をターゲットにしろというセオリーがあるそうですが、確かに赤ちゃん指圧のセミナーは盛況そのものでした。約20人の参加者、そして赤ん坊が4人、マーうるさいこと、泣く、騒ぐ、うんこはするする、おしっこは引っかけるで非常に騒がしいセミナーなんですが、赤ちゃんがやることはすべて可愛いの一言で解決しちゃう処が赤ちゃんマジックの一つのようです。
 赤ちゃんの施術は大人のように慢性症状がなくすべて急性の疾患ですので、経絡の表面的治療で解決することが多いので、こんなセミナーで親御さんに経絡の流れとスタンダードな重要穴を教えるだけでいざというときあるいは、寝る前のスキンシップ的な簡単なマッサージで丈夫なそしておおらかな性格の赤ちゃんを育むことを可能にします。
 三つ子の魂100までのごとく少なくても幼児期に簡単なつぼの効用を習い手当てを常に試みれば、素直でおおらかな子供が世の中にあふれかえること請け合いなのです。引っ込み、いじめ、急切れこんな子供も絶滅すること請け合いなのです。
 こんな観点で指圧を普及することも必要なのかなとふと考え出した結果こんなセミナーが生まれたのでした。
ただ赤ちゃんは、治るのも早いけど悪くなるのも超特急の早さです。そんなわけで熱があるときは、絶対に触らないすぐに医者にゆだねるということを口をすっぱくして言っています。
 また首が座っていないので、急な動きに対応するために後頭骨を施術者の手のひらでいつもブロックしてもう片方の手で施術するなどといった頚椎部の損傷事故を絶対に起こさないように教えています。
 また伏臥の姿勢を10分以上させないなどなど、赤ちゃんの施術は大人の施術の何倍かの気苦労が生じます。ただ靭帯が非常に柔らかくそれなりの保護力を持っていますが、実は施術者は、解剖の勉強を十分にした経験豊かなプロがやるものなのかも知れません。それでなければ、やはりその子供を知りつくした親御さんが毎日スキンシップをかねてやるべきものと解釈してこんなセミナーを開始したのでした。
 私はこんなどっと疲れるセミナーはやりたくないというのが本音です。
 しかし赤ちゃんは本当に気が抜けない天使です。セミナー後の参加者とプロフェッサーの集合写真の一人ひとりの超すばらしい笑顔はまたの開催の暗示かもしれません。

One Comment

  1. どんなに時代が進歩しても、この手当て業は絶対になくなりません。医者がテクノに走って技術者になりつつあるなかに何割の医者が自分の触診を信じて患者と接しているのかが疑問です。コンピューターの限界テクノの限界を見極めないと生きてる人間はだんだん不満を募らせて体内でアレルギー状態を誘発させて癌や新しい抵抗力のある病気を日々作り出すようになります。便利さを追求して人間が病気を作っていることを気がつかないといけないわけです。現にスマートフォンが新しい病気を作り依存症の若者の気を抜いてモラルのない世界を作っているじゃないですか。それをわかっていて、ただ商売に走る大企業を野放しにする日本やアメリカも相当な犯罪こくなはずなんですが。もうとまらないこれが現実なのかもしれません。指圧師は指圧をやっていればいい時代は終わったのですが、まだまだが現実かな。

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