心理療法士と指圧

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バルセロナから出発、ドイツのディセルドルフ着のドイツのジャーマンウイング社の飛行機が墜落したとの情報が大使館からの緊急連絡網で知りました。案の定バルセロナからということで40何人のスペイン人の犠牲者がありとのスペインの報道番組ががんがんテレビ、ラジオから流れています。

 日本人2人の名前が搭乗記録にありとの報道で日本のテレビニュースもがんがん流しているだろうことが当然ながら理解できます。
 ニュースの中で心理療法士を派遣したとの情報がこの手の事故では必ず流れます。精神科医と心理療法士の仕事の違いを即座に答えろといわれると頭では理解できてもなかなか明確な答えが出てこないだろうことが予想できます。
 日本では精神科医などは、ひところまったく人気の無いセクションだったことが、予想できますが、30000人の自殺者を出す日本にとってなぜなぜこのしのぎが人気が無かったかは、大方の日本人はちょっとはてなの世界かも知れません。
 何しろ怠け者の一言で解決しがちな日本社会は今でもほとんど変わっていません。勤勉が美徳、我慢が常識、残業代も請求できない会社が今でも日本ではごろごろしているのであれば、確かに不幸があったときに心理療法士を派遣して犠牲者の家族のケアーを仕様なんていうここヨーロッパ社会の常識な発想はまだまだ日本では贅沢なのかもしれません。
 ここでじたばたするなみっともないすべて心の奥底にしまい込めの日本人の発想とむき出しに感情を取り乱してわめき散らすヨーロッパ人どちらがいいのかは、賛否両論ですがこの歴史の違いが結構面白く世の中の動きを的確に反映しています。
 引きこもり、仕事に適応できない、内面のコントロールが苦手な人はとかくあいつはだめ、人間失格、怠け者で解決されちゃう日本の下地は今でも脈々と流れていることを世間様は感じています。とかく性格が弱い強いだけの問題で、人格まで攻撃されちゃうのが日本人社会ですので、弱い立場の輩がとかく犠牲になってしまう下地がいじめにつながるのかもしれません。何しろこの手の仕事は、日本は20年遅れているが私の持(自)論です。これはアジア人がというと韓国人や中国人は不幸があると,がんがん泣きわめき散らしますしこれは日本人特有の性格なのかもしれません。侍の血、侍が祖先、でも大部分の日本人は農民出身だしその上今の若者はそんな教育を親から授かっていないし。どちらがいいのか正直自分自身もよくわからないが本音です。
何が言いたいんだい。もうそろそろ結論を。そうなんです。指圧を心理療法士がここ10年間にずいぶん当学院の生徒として学び、この学院を卒業して行ったんです。指圧をどういう比重で使用しているかはわかりませんが、何人かの精神科医も指圧に興味を持っていて患者さんをよく当センターに送ってくれます。メンタルケアーに使われている指圧がヨーロッパにあるという些細なお話でした。犠牲者に改めて合掌。

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