マスコミの暴力

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レスリングの問題が終わったら、アメフト、そして今度は日本ボクシング連盟の会長である山根さんとかいうおっさんが、袋叩きにあっています。愛人問題に飽きた国民は、今度はスポーツ界の腐敗をマスコミが特にテレビのワイドショウが面白おかしくテレビで垂れ流ししているのを、国民は、これまた面白おかしく、youtubeじゃないけど今日の話題見つかったなんて言われている気がして、そわそわしてかじりつきでテレビを見ているわけです。後追いで、週刊新潮、文春あたりが書きまくり、みんなよかったよかったと、また新しいネタを探しては一人をいじめまくり飽きたら、またターゲットを探すのでした。この辺の国民性、確かに島国にっほんの本領発揮かもしれません。

 このパターン、新興国の政府のサッカーに国民の目を向けさして、または一昔前の映画の大スターの追っかけを奨励して、国民をそっちに目を行かせて、私腹を蓄える、政治屋のやり方と何らかわらない訳であります。北朝鮮が、やばいやばいと騒いでいたのは、つい最近じゃないですか。国民を守るんだなんて言っときながらアメリカから超高価なレーダーを買うことが決定していたのがつい最近、アメリカは、あれだけ危機感をあおり、尻切れトンボ。言いたいこと言って、はいはいと僕は友達だからと有頂天の日本の首相、外から見ているとお馬鹿さんは、国民かそれとも政治家か。やっぱどこかずれてますね。
 スペインは、日本に比べると国力が若干劣るかもしれません。しかし、8月のMadridは、地元の人が、バカンスで首都はがらんとしています。いるのは、外人と私のような貧乏性人間と、移民ぐらいです。1か月の休憩をとって悠々自適です。その辺のゆとりは、やはりスペインはヨーロッパの一国であるとの証明なのでした。そして一言付け足すと8月の半ばのMadridの朝は、涼しいのでした。がらんとした日中、そして日陰に入るとヒヤッと感、結構いいねーをクリックしたくなる状況なのでした。
 山根会長のおっしゃる通りのジャッジをしていた、会長のプレッシャーが強くてなどと言い訳を言ってますが、審判もその程度のプレッシャーで屈するようであれば、審判の資格など初めからないのでした。幹部の総辞職は当たり前のことです。一番悪いのはもちろん大将だけど,その大将に、ゴマすって、取り持って、おこぼれをもらっていた奴のほうが、質が悪いと思っています。形勢が悪くなると、告発側に回るやつ、組織にはいますよね。そんなやつのほうが、よっぽど質が悪いと私は思っています。
 日本のテレビ力というのか、テレビを含むマスコミの力が、時には、絡回りして、適切な判断力を欠いた方向に行った時の、起動修正が、即できるのかは、疑問です。今日の話題は,旬がいいわけで,昨日の話題など興味薄が現実です。伊丹十三監督の映画で、やくざ(三国連太郎)が正義感ぶりっ子を脅すシーンで、裁判で勝つか負けるかなんて関係ない、俺たちは、マスコミがお前さんを世間から抹消するかしないかに興味があるんだよ。とすごんだシーンを連想するんですが、まさにその辺がすべての感がします。悪い奴を叩くのは、勿論認めますが、本当の真実、葛藤は、インスタントな取材では無理がありませんか。マスコミイコール正義なんて誰もが、思っちゃいませんが、テレビの影響、これまた特に日本は、でかいことも事実です。
10日前の話題など誰も興味などなく、もし報道に間違いがあり、お詫びのテロップが流れても誰も関心がないのもこれまた事実であり、そして現実なのです。
 

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