南米指圧ツアーパート2

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 昨年の今頃,浪越指圧ヨーロッパの代表である指圧プラクターの招聘を受けて3か国(メキシコ、パナマ、エクアドール、)を回りましたが、今回は、エクアドールが最初でメキシコ合衆国が最後のセミナーの開催となりました。
エクアドールのセビチェ、パナマのサンコッチョ、メキシコのタコス、国それぞれの、代表される料理があることが妙に印象に残りました。

パナマでスープといえばサンコッチョなのでした。何のことはない、鶏ガラのスープなのですが、これだけでお腹がいっぱいになってしまう妙に捨てがたいスープなのでした。
セビチェは、ペルーが有名ですが、エクアドールのここ、ガジャキルでも、玉ねぎのスライスそしてレモン汁をベースにした、口当たりのショッパサ感バンバンのこの手の料理は、国民食なのでした。
またメキシコは、タコスが超有名ですが、トウモロコシや小麦粉を使用した料理は、多種在り、この国もなかなかのグルメの国のようです。
パナマのペドロ先生に言わせるとパナマの国民は、鶏料理が好きみたいで、蛋白源は、鶏といった感じで料理は確かに多彩なようです。辛さは、やはりメキシコが、ダントツで、何でもかんでも、辛さ優先は確かに目立ちました。カップヌードルがセヴンイレブンに置いてあったので、お湯をもらって試食をしてみましたが、カップの中に何かトウガラシの練り物がビニールの小袋に収まっていてラーメンの辛さの調整のために入っているのには驚かされました。
パナマ人は、動きが悪く、よく言えば、パナマの気候に合わせて動いているともいえるし、または要するに怠け者とも言われるわけです。店のオーナーとしては、コロンビア人やベネズエラ人は、働き者との定評がありますので、パナマ人より彼らを雇うのが、心情です。そんな訳もあってか不法移民がここメキシコでも重宝がられているようです。一般にメキシコ人は実に働きものです。町の至るところに屋台があり、フレッシュジュースやコッペパンに鶏の肉をふかして、繊維状にちぎったものを具にしたコッペパンサンドやタコスが町中で売られています。サラリーマンが群がっています。毎日の朝飯ですので、たまれば負担になります。日本の立ち食いそばや屋を想像してください。庶民の暮らしはどの国でも同じです。食べ物は、違っても、物価が違っても構造自体は同じみたいです。試食を試みたいところですが、旅の最終慣れない食べ物に手を出さないは、旅人の基本、ぐっと我慢の大五郎なのでした。生水、生野菜は要注意です。レストランの氷これも曲者です。
メキシコは、今でも靴磨きが健在です。町のいたるところに、靴磨き屋がいます。マドリッドの南米人を見ればわかりますが、南米人はおしゃれです。靴もピカピカが好きで、今のはやりの派手な運動靴が飛ぶように売れる国、メキシコのようです。
パナマもメキシコも野球が盛んですので、野球やバスケ関係のスポーツグッズを求めてショッピングモールに出かけましたが、アメフト、バスケ、サッカー等のグッズは、メキシコがダントツでした。
メキシコは、朝から晩までレストラン、洋服屋、靴屋が活気にあふれていました。またチップの国、メキシコのイメージがかなりありました。エクアドールとパナマの流通はアメリカのダラーですが、メキシコは、今でもペソを使用しています。自国のお金を流通させている国はやはり意地の裏側に活気があふれていました。
そしてインカの末裔、髪の毛の色の濃いこと、濃いこと,黒いこと、そして頭の形がいいので刈り上げが似合うこと、似合うこと.スペイン人の4人に1人の若はげ率に比べると禿は極端に少ないようです。
道路の物売り、交差点の大道芸、みんな食うために必死の国、それが南米です。
スターバックスは、人が入っているし、ショッピングモールは人だかり、そんな表の顔がある反面、月給が4万円前後が大半と聞かされて驚き、いい車が、ガンガン走り、日本車の威勢のいいこと。
超金持ちがいて、下級の貧乏人がうじゅうじゃいる国がまさに南米のようです。
民族衣装に身を覆い道端で、織物を売る初老のおばさん、5,6歳の子が、寂しげなまなざしで、ファーストフード店の玄関で中を見入る姿、すべてが宿命のなせる業と解釈すべきものなのか。
10万円以上もするスマートフォンで当たり前のように使用して時間をつぶす、日本の若者。
ちょっと鬱っぽいと学校休んで、フラフラしているお姉ちゃん,お兄ちゃんが、うじゃうじゃの日本。なんで生んでくれたのよーと駄々をこねる餓鬼に右往左往している、今時のお父さんお母さん...。
そんな日本の現状の中、今日の飯を求めて必死に生きてる若者が、ここ南米にいます。学校にいけない。勉強が馬鹿で、できないからいけないのではなく、生きるために必死で行く余裕のない子供たちがうじゃうじゃ、これがまさに南米の現状なんだと思います。
 旅人のうわっつらの感想なことは確かですが、日本の若者に一度は、旅を勧めたい地がまさにここです。
指圧のお陰で、ここ南米まで、来させていただき改めて感じたことを謙虚に教訓として、噛みしめたいと思った、南米のほんのちょっとの期間の妙にインパクトのある12日間でした。

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