フランスセミナー

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指圧のお陰で、いろんな国に行く機会をいただきます。南米ツアーの2週間後の先週の、土曜日、日曜日、2日間の指圧セミナーのために、フランスのパリに行ってきました。フランスの指圧団体のお招きで120人ほどの生徒を相手に、今回は特に関節炎を主要テーマにして熱弁をふるってきました。パリに行ったと言っても、ホテルが、パリ市街の北のはずれに位置し、高速道路のわきにあるノボテルという、スペインにもある ホテルチェーンで、すべてが、ユニットで尽くされた日本にある典型的なビジネスホテルなのでした。
私としては、そんな感じの、そんなホテルの方が慣れていて,かつゆっくり眠れるので大満足なのでした。泊り客は、中国人オンリー、若いお兄ちゃん、お姉ちゃんのオンパレード、インド人の団体も、うじゅうじゃいて、騒々しいこと、経済的に中国もインドも裕福になったということで,喜ばしいこと何でしょうが、挙句の果てに、インド人のお兄ちゃん部屋間違えて、私の部屋をノックです。眠い目をしてドアーを開けると,昔のテレビから流れる宣伝じゃないけど、思わず、インド人もびっくりで、まったく眠気が覚めてしまったのでした。
 朝飯を食べた後のテーブル,やはり中国人はマナーが悪いこと悪いこと、これは本当のようです。特に若いのが、散らかして食べるのが習慣のようです。中国のおじさん、おばさんは、朝飯を持ち出すために躍起で、ビニール持参のおばさんを実際眺めてみて、やっぱりとうなずいたのでした。一頃の日本もそんなもんだったと言われれば、そうなんでしょうね。
 ツアーで来る中国の人はやはり、金を使いたくないんだと解釈すればいいわけで、貧乏人のこずるさは、どの人種も大差はないのでした。マドリッドのレストランのオーナーが、中国人は、いっぱい頼んで、いっぱい残す、これは、私は金持ちなんだよと意思表示してるんだそうで、アフリカの貧しい子供たちに分けてやればと思うのですが、それとこれとは違うらしいです。中国がアフリカの発展途上国に金出していい顔してるけど、アフリカも今中国人であふれかえっていて、アフリカ行っても同じようなことをやっているんだと思います。
 開発途上国に行って、一生懸命やるのは日本人の専売特許で、自分の家族や親せきのためには,義を尽くすが、地元民には、ベロも出さないのが、彼らなのでした。台湾の人は、私は中国人ではありません。台湾人ですというし、香港の人も同じく香港人といいます。スペインの私の住んでる地区も中国人がいないことを誇りにしていたのが、一回でも中国の店が入りだしたら、もうおしまいです。空いている店を買います。住みだします。その地域の価格が下がります。そんなことはお構いなくやがては、中国人がごく当たり前に行き来する地区になるのです。
フランスも中国人が多いとのことですが、やはり、スペインと比べて断然多いのが黒人です。植民地の関係で、目立ちます。スペインは南米人は、確かに多いのですが、黒人はまだまだ目立ちません。ポルトガルも飛行場の到着ロビーを見渡すと黒人が目立ちます。人種差別のことを言っているのではなく、歴史を感じてしまうのでした。
 黒人と白人を比べること自体、おかしいのですが、志村けんのコントではありませんが、ジムに行くと、更衣室で見る黒人の体の逞しさ、割礼が当たり前の彼らと,宗教上の問題か包茎がほとんどの白人…超ヒップアップの黒人のお尻を見るだけで、もうかないません、失礼しましたの一言が、自然と口から出るのでした。話は変わりますが、今日本の女性の間で、お尻の筋肉を鍛えて、お尻のアートを楽しんでる女子が沢山いるとのことですが、無駄な抵抗は、よしなさいと大腰筋の専門家の私は、いいたいのでした。もともと西洋人特に黒人は、仙骨の傾斜が激しく、自然と大殿筋が上方に向いています。鍛えなくても元々ヒップアップなのです。もちろん年を老ると筋肉がたるんで垂れ穴になるのは、日本人も西洋人も同じです。ヒップアップの代償が、椎間板ヘルニアによる腰椎症です。スペイン人の腰痛症の20パーセントがヘルニアです。ちなみに日本人は、2,3パーセント、ほとんどが筋肉や靱帯の障害による腰痛症です。日本人は構造上,垂れ穴なのです。もう一つ付け足すと、肩こりは、日本人だけとまともな顔していってる日本の医者がいますが、ヨーロッパ人、肩こりだらけです。ただ単に特別の言葉がないだけです。
フランスのこと書こうと思ったら、なんかどんどんカーブしてヒップアップブームの是非の話題になりましたが、この辺で今回はお終い。

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