明日は、選挙だの巻

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マドリッドの不動産が高騰しています。統計的に一時期のあの不動産バブルのガンガンの時期より高騰率が高いらしい。うちの治療所は、レアルマドリッドのスタジアムに歩いて10分で行ける距離にあるんだけれど、このゾーンの高騰が激しくいつかは、この治療所を自分のものにしようと頑張ってきたのに、まるで高嶺の花になってしまいました。

この自分がベースにしている地区は、昔米軍の将校さんが、住んでいた場所で、どういう訳かコーリア(韓国)地区と呼ばれていました。米軍さんがいる所は、きまって歓楽街ですので、一階の店舗のつくりが、娼婦さんがひな壇に座っていたであろう作りがいまだに残っていて、タモリのあの番組が来たら、この辺の店舗のつくりを見て、どういう人たちがいた場所か、想像できる場所かもしれません。その面影に陰りが見えてきて、娼婦のいる飲み屋も衰退して、オフィイス街になったのが、30年ぐらい前からで、私がここに治療所を構えた時代は,歓楽街から、オフィイス街に変わりつつある時期、1990年ぐらいでした。そんな関係で、この地区は、外人が多く住んでいた場所でしたので、指圧を糧によっこらしょの場所としては最高のが場所だったのです。

そんなことなど、知る由もなく、ただただ、北で動けの日本の占い師の指示で、この地に本拠地を構えたのがラッキーだったことは後で知りました。実際、学生の頃、1年半ほどバルセロナという場所でフラフラしていた時があり、バルセロナは、地の利があったのですが、既に浪越学園卒のお兄ちゃんがいるということで、仁義上、マドリッドにしようと誰も知らないこの地、マドリッドに衣を構えたのでした。これもたまたま、語学学校で知り合ったお姉ちゃんにアパートを紹介してもらったのが、このゾーンで、何やかやこの地区が気に入り35年同じ場所に住んでいるというこれもラッキーな結果になっいたのでした。

北と南、北のイメージは、南のイメージはと聞かれると大体どこの国でも北、働き者。南、適当。という気候の関係もあるのか,こんなに感じですが、マドリッドも似たり寄ったりで,町は北に、北に延びてますので、この地区は、私の仕事には、よかったようです。どこの国でも同じですが、地区の名前にはイメージがあり、この地区は、貧乏なイメージ、この地区の名前は裕福のイメージ、日本の東京23区のイメージと同じ感じで、スペインの特に大都会の不動産も動いているのでした。最近まで、中国人がまったくいなかったのがあれよあれよと洋服屋、雑貨屋、そして中国レストラン、最近では、店員は、スペイン人だけどオーナーは中国人といった顔を出さない、金だけ吸い上げるチャイナの輩が、やたらと増えてきました。

この国の人が入ってくると、てめえだけ儲ければ良しの今のアメリカみたいなやり方で住民感情抜きの人達ですので、この地区もただの投資対象の輩がマンションの値をバンバン挙げて、金に敏感なスペイン人も動きだし、その上、ベネズエラの金持ちが本国から持ち出した金を不動産で洗浄しているので、もうめちゃくちゃなのでした。

中国人とベネズエラ人、そしてソ連人が、スペインの不動産を買いまくり一般庶民は、ただただ見ているだけが現状です。中国人が、不動産を買うということは、この国が一様安心国ということで、危ない国なら、絶対に現金や金を所持していざというときに動きやすいようにしますので、スペインは、カモの国ということらしいのですが、どっこいスペイン人は、南米から、金から内からみんな持ってきたこれまた金の話は、仁義も減ったくれもない人種です。王様の娘婿が,汚職をして牢屋に入っちゃう国です。なかなかの役者ぞろいオールスター戦なのです。

スペインも汚職を南米に普及した国ですので、これまた中々侮れません。こんな感じで混とんとした国スペイン、そして明日は、選挙があります。

ボックスという超右派が、どうなるかが国民の興味をそそっています。ただただ、右になろうが、左になろうが汚職がなくなることは、100パーセントスペイン国民は期待してないことは、確かのようです。ジャンジャン

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