YouTubeで盛んにコロナウイリスの情報が流れています。確かに指摘されたように、地上波と何でも言っちゃうチャンネルとは、雲泥の温度差があるようです。普通に流れるテレビのニュースを見ていると表面のみの報道で、疑問視する問題が、正確に説明されていない部分が往々にあります。それでも、60代以降のおじさん、おばさんは、お上(神)が言っていることだから、そうなんだろうと鵜呑みにして、渋いお茶を飲んで、せんべいをぼりぼり食べながら、こたつに入って人ごとのようになんとなくニュースを聞いている、私を含めてそんな人が、大半だろうと思われます。それでいいんだと思います。
日本の7割の人が、そんな生活をハッピーと思っていて、俺なんかがやらなくても誰かが、うまくやってくれるだろうと思いながら生きている人が大半です。選挙の投票率も50パーセント前後、これなんかは、委任している証拠で、裏を返せば、日本の平和をエンジョイしている、たとえ平和ボケといわれようが、日本が、このように77年もの間、戦争もなくグタグタと生かさせていただいたのは、実は、日本国の官僚や国会議員さんがいたからですと言われれば、確かにその通りなのでした。
私が、日本国のパスポートを手放さずに、国籍も変えずに日本国民としてスペインで生きてこられたのも、確かに総合的な日本への世間様の根強い日本のプラスのイメージが、あったからと感謝しています。ただある有名なコメンタリーが、第二次世界大戦が終わり終戦を迎え77年もの間、平和社会に浸りきってきた日本と、年がら年中、どこかで戦争をして、かつては、世界の警察といわれたアメリカとの、いざといった時の危機感とその危機感をどう対処するかという危機管理の意識の差、そして実際どう対処するかと、いつもシュミレーションを練って、国民に胸に手を当てて国歌を熱唱させる国とは、もう天と地の差があるんだということを言っていましたが、こここと自体は、100パーセント確かなのでした。
実際アメリカ大っ嫌いの小生ではありますが、やはりこのような危機に何回となくさらされ、何万人の自国籍であるアメリカ人を兵隊として他国で殉死させ、無念の涙を共にしたアメリカン人同士の団結の強さ、愛国心は、確かに見習うものがあります。幕末のそして明治維新の国のために働いた国士たちは、確かに今のへなへな議員さんや、文化人といわれるウジ虫たちとは、雲泥の差があったんだろうと思われます。
このコロナウイリスの各国の対処方法で、日本政府の不手際が目立つと盛んに報道しています。しかし実際、現場にいる人達は、一生懸命やってるんだと思います。命がけの人達が、本当に命を懸けてやってるんだと思います。ただ、こちらには、その迫力が伝わらないし、トップの石ころのような信念も国民には伝わっていないようです。習近平を国賓でご招待のプランがあり、飛行機の経由をまだ中国の重要都市のいくつかを許しているという事実があります。
外国にいる世界中の日本人は、いつ何時、日本人の入国拒否が、いつ始まるんだと現実問題としてイメージしている最中に、日本のニュースでは、このことを一切タブー報道としているニュースを見るたびに、リーダーの器で、一国の未来がこうも簡単に決まるのかと他人事ながら思うのでした。
安倍さんという人は、性格はいいんだと思います。あれだけの失態奥さんをかばうとこなんか、いい人なんだと思いますよ。周りの側近や部下も人がいいから、やりやすいと思いますよ。でもいざとなった時の冷徹な、決断はができない人です。
思いやり、できるだけすべてがうまく収まるように、この辺の日本人の美徳が、逆に足を引っ張っているのかもしれません。今は、鬼になり、自国民を守る、この選択が必要です。全てが、そうなんだけど、長くやりたい、こうやりたい、といつも思ってダラダラ継続すると大方は、マイナス方向に走り、最後はボロボロになって、蹴飛ばされるのがおちの世の中です。当人は、この辺がまるで見えません。はっと気が付き、この辺かなー引き際、と思えば、憎まれながら未来のために、一つ決断して、散ってもらいたいと、思っているのは、はたして私だけでしょうか。老兵は死なず、ただ立ち去るのみ。その時は、麻生さんと菅さんもぜひとも、つれて行ってください。そういえば、石破さん出てこないなーこの頃。