本当であれば、今頃はサンパウロで土曜日からの指圧講習会に備えてホテルで、講習内容をチェックして、昼からは、日本人街に行って、日本食を堪能といった所なのですが、例のコロナウイリスの影響で中止と相成りました。はっきり言ってスペイン特にマドリッドは、陽性患者、合計3000人のうちの半分を占めています。日に日に目を覆う惨状になりつつあります。
今週の水曜日から全スペインの公の学校が休校になりました。3月の11日からとりあえず25日まで、大学を含めた教育機関がお休みになりました。私の手塩に掛けた指圧学校も、こんな小さな学校もお休みを余儀なくされました。唯一の楽しみであるダンス教室もたった今、メールにて当分の間ということで、お休みが決定しました。ダンスを習って感染したら本望だと開き直って意気込んで通っていた隠れ趣味も、ひとまずオフということになりました。GYMもメールにて当分の間お休みという知らせが届きetc、こりゃーヤバいということが、やっとスペイン人もわかりだしたかと思うのですが何故か時すでに遅しの感が漂っています。
先週の女子の地位向上のデモ、娘も意気込んで参加したデモに参加した女子の閣僚(女子の閣僚の多さはスペインが世界一)2人がコロナウイリスに感染したとのニュースには、さすがのスペイン人もまさかの展開にギャッとしたのでした。その上、その女子の閣僚が、デモの2日前に王様主催のパーティーに参加して王様一族とあいさつのハグをしている場面が、ニュースに流れてサー大変、王様一族が、検査を余儀なくされたとかの情報が流れて、笑えないギャグが、ちらほらといったスペインなのでした。
ただ、まだまだ意識がないのが実情で、レストランは一杯、フラフラ人間が一杯街を闊歩してますし、中国人、韓国人、勝手に忖度なんでしょうねー。入国しているのが実態です。結構スペインは、中国との関係が深く、スペイン企業例えば,ZARAみたいなアパレル関係なんか結構関係があるみたいです。またこちらに入ってきている中国人、マドリッドの郊外にでかい中国人街があって、でっかい倉庫がバンバンです。まだコロナウイリスが、そろそろイタリアあたりで、話題になっている頃、こんなに中国人がいるのにコロナウイリスの陽性の中国人が一人も出てこないスペイン特にマドリッドは、絶対隠蔽だと騒ぐ輩がいたのを今思うと、あーあーあれだったんだと思う節が確かにあります。
団体の中国人がうろうろ、ビトンやロエベの袋をもって闊歩する中国人の田舎者軍団、確かにスペインを筆頭にヨーロッパは、恩恵を受けていたのは確かなのであります。金を落としてくれるエチケットゼロの中国人をスペインの政府は、日本政府と同様に忖度していたのです。
金曜日は、レアルマドリッドのホームグラウンドでサッカーの冠大会がありますが、やっとやばいと気づき観客なしで開催するようです。延期がないだけ、サッカーになると妙に異常になるスペイン人のストレスを解消させるには、延期より良かったかもしれません。
私の治療所といえば、政府が、学校を休校、年配者は、できるだけ外に出るなというお達し、メンタル的な訓練がないスペイン人は、感情の高低具合が激しく、すぐパニック状態になりやすいので、危惧していますが、治療院にも確かに影響が出ています。この日々の患者数の増加傾向を止められなければ、経営がやばいかもしれません。経営は二の次で、この感染力の強さは,当治療院も、来週あたり休院の可能性も出てきているのが現状です。
ただこればっかしは、皆様に共通していることなので,一切恨みなしで、最小限の傷でどう乗り切るかが、当面の踏ん張りとみています。ここでつぶれるのであれば、これまでの運とあきらめればいいのであって、ここ数年、波風なく順調だったので、神様が、また私をお試しになってくれるという事であれば、喜んで踏ん張りましょうと結構喜んでいる私にやはり変なおじさんなのだと改めて思ったのでした。
追記
治療院のある建物にでっかい中国人が経営している雑貨店があるのですが、学校が休校ということでおたおたしている間、同じ日に店を閉め、それも1か月間スパッと店を閉めるようです。中国からくる品物がないのか、暴動を恐れてのこの決定かは、知る由もありませんが、この動きの迅速さは、やはりただものではありません。これは、華僑の特徴であり、あたふたしている間にパーっと逃げちゃうあの人たちは、やはり日本人とは、ちょっと違うんだと感じた次第です。金持ち喧嘩せず。まさにこれですねー。