どうやらスぺイんも確実に感染増加率が、ピークを過ぎて、下降線になりつつあります。それでも毎日の感染者数が、4000人前後ですので、確かに驚くべき数字には、変わりがありません。今週から、第2次緊急事態宣言が終わりということで、2週間前の第一次緊急事態宣言の厳しさに戻ったということです。ちょっぴり規制が、緩和したということなのでした。
建築関係の仕事が、復帰したということで、建築関係に従事する出稼ぎ労働者が働いてもいいよということです。休んだら、おまんまが食えない、貧困労働者よ働けということらしいのです。市民は、まだ早いんじゃないかいと、言っているのに政府は、GOサインを出しました。
相変わらず、飲食店は、閉めたままです。ヨーロッパの典型的な街並みに、ぴったり似合うカフェテリアが、軒並みしまっています。テラスにたたずみ,ミルク入りカフェを飲む習慣が、全く消えてしまいました。一か月ここまで、閉じこもりが続くとは、だれが予想したでしょうか。
2月の半ば、旧友の指圧師がお亡くなりになり、ローマに飛んで、協会でのミサに参加した時は、まだまだイタリアもミラン近辺のみの緊張状態で、まだまだローマでは、この緊張状態が感染していませんでした。ミサを終了して、時間があったので、バチカンあたりを探索、スペイン広場近辺で、アレー結構日本人が旅行してるなーとの印象をもってスペインに戻ってきたら、1週間もたたないうちに、ローマも危険な状態になり、またまたあっという間に、スペインも特にマドリッドにこのパンデミックが飛び火をして、まさに超特急の速さで、この悲惨な状態に落ちいってしまいました。
3月14日からブラジルのサンパウロでの指圧講習、ブラジルのオルガナイザーが、ブラジルはまだまだ、問題がありませんとのこと。しかし行くはいいが、スペインに帰れなくなるんじゃないかとスタッフが心配するので、患者のルートで、スペインの外務省情報を入手して、スペインの感染者数は、異常に伸びているということで、キャンセルを申し出たのでした。1週間後、ブラジルもパンデミック化してああでもないこうでもないの状態になりました。超特急で世界中に飛び火しだしたのでした。
ハワイには、海外指圧普及のパイオニアである我が師、因泥先生がドーンとハワイを仕切っています。ハワイとスペインの時間差が、12時間ほどあり、いつも治療が終わった後に、ちょうどハワイは、朝ですので、因泥先生の治療所にお電話して様子伺いをする習慣があります。歴代のハワイ州知事を指圧をしている先生で、ハワイでは、超有名な先生です。この先生が心配をしてくれて、この頃、頻繁にお電話を頂くのですが、小野ちゃん、もう3種間前から治療所を閉めているとのことでした。奥さんとお友達の4人で、おしゃべりしながら、ショッピングcenterに行ったら、たまたま警察官の巡回に遭遇、警察官の機嫌が悪かったのか、一人400ドル、計1200ドルの罰金を食らったと、わっははと笑っておられました。観光客が来ないので、非常に厳し状態だけれど、海がきれいになっていいんじゃないと淡々とおっしゃっていました。さすが、大物、うろたえるな。の一言が、因泥先生のお言葉でした。
今日パナマの私の弟子パブロ先生からメールが届きました。お子さん2人はマドリッド、パブロ先生は、今奥様と2人で、パナマにて指圧を普及しているのですが、今の状態は、スペインよりひどい状態だろうとパナマの状況を語っていました。パナマは裕福国の印象を与えますが、100ほどのファミリーがrichで、あとの国民は、貧乏人の国です。貧乏人が感染したら、なすすべを知りません。そのことをパブロは、言ってるんだろうと思います。パナマのセミナーもキャンセルになりました。
Lisbonのロジェリオ先生からは、いつも猛者の鏡のような連絡が来ます。患者を今も施術しているとのことです。古くからの患者さんが電話が来れば、プロはやるでしょの一言です。㏠4人ぐらい施術しているとのことでした。リスボンの弟子のクマ先生は,柔術の先生なんですが、これは,GYMでの営業ということで、お休みのようです。毎日暇なので、昼寝をしているとのことでした。
全くもって、世界中が、パンデミックにもて遊ばれています。この時期,かからないのが、もちろんベターですが、日々の使い方が、未来に続く、このスローガンを信じて、毎日、腹筋運動に励むおじさんがここにいます。
これで罹患したら、神が,紙になったものとあきらめるしかないのかなーと考えたり、これまた達観の境地には、まだ遠いかなー、と悲惨的になったり。
なにはともあれ今日も生き延びたぞーと、朝起きるたびに、つばを飲み込んで、のどが痛いか、正常かと見極める自分がいたのでした。欲張るな。えばるな。頑張るな。結構守ってるけど、まだまだ徳が足りないかなー。