コロナウイリス第13弾

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院内感染が顕著に感染患者数を増やしているのが、日本の現状のようです。スペインも、医療関係者の感染が、10000人を超えています。また医学研修生の油断が波紋を呼んでいます。同情の余地は、ゼロです。研修終了で、油断、研修生飲み会を催し感染。こんな事件は、、テレビのワイドショウの格好の餌食です。慰労会ぐらいしたいよなの気持ちは、わかります。しかし自分の立場を考慮したらといえば簡単ですが、いかんせん感染者が、混じっていたのが、運の尽き、まったく容赦なしのアウト。これなんかは、先輩の中に、うるさい古年兵がいて、いい悪いの判断をはっきり言う先輩がいたなら、自粛できたんだろうけど、そんなうるさいのは、今時流行らなくなったんだと思います。

スペインも医療関係者の感染が多いのは、やはり病院内の感染です。飲み会での感染は、日本のようなワイドショウでは、取り扱っていません。ただ、衛生観念、そしてその手の教育がスペイン人には乏しいので、その点の油断だと思います。

日本の場合、医学生の教育の実態は知りませんが、もし現代の教育システムと同じであれば、先輩、後輩の意識も気薄になり、昔のような、上下関係がなくうるさく言う先輩もいなくなった実態はもうどこも同じでしょう。昔の言葉でいうとノンポリ、今は昔のような嫌われ上等兵が、皆無です。本当にプロとしての必要な経験伝授が気薄なんだと思います。要は、みんないい子になり、悪いと思っても、僕関係ないの根性が充満して、その上、今の若いお兄ちゃん、お姉ちゃん、先輩なんか、うっとおしい症候群が蔓延してるんだと思います。まったく近所のうるさい駄菓子屋のおばさん、いちいち正論をたたきつける偏屈おじさん、確かに町内には、一人二人いましたよね。学生時代の部活でも、この手のうるさいのは、確かにいました。

結構かっこつけてんだけど、いざとなるとヘタレの輩が多くなったのも、こんなことも一因してるんだと思います。これを医者の世界に当てはめると、日本では、頭が良いから、医者になるが常識です。医者になるモチベーションが、非常に薄い奴が、たまたま机の上の頭だけの輩が、医者になる傾向が、日本には確かにあるようです。ヨーロッパの医者との意気込みの違いは、、実感として感じます。医者イコール金は、日本の明治維新の改革の負ですが、この問題は、他の機会にお話しします。

その点、ヨーロッパの医者は、金じゃない、医者として生きるパッションが、あるかないかのその一点にかかっています。だからこの今の正に戦闘状態の最前線にいる戦士たちに、毎日夜の8時に国民は マンションのベランダに出て、感謝の拍手を送るのです。それだけ、仕事に対する、意気込みが違います。

ヨーロッパの新聞記者と医者は、プライド優先の職業です。日本医師会のお偉いさんのコメントを聞くと。一言、一言が、未来にこうなったらやばいとの未来の負を考慮した言い訳が多いのが目につきます。政府を間接的に批判しては、国民に医師会の正当性を謳っています。医師会と製薬会社そして厚生省は、腐れ縁ですので一言一言に保身の塊が見え隠れしています。医療崩壊の危機を叫んで言い訳じみた逃げ腰会見がどうも納得しません。確かに医療現場で戦う戦士の覚悟の顔と医者団体の幹部との顔には、雲泥の差があります。この辺は、政府の経済優先の姿勢と医療現場の戦士との葛藤が、まるで城山三郎の小説の如くです。

日本の長年にわたる緊張状態の無さが、いざ有事の状態に陥ったこの時期に、日本は、本当の姿を真に垣間見たのです。

日本の政治家の答弁は、下を見て読んでる人が大半です。原稿を読んでその場をしのいでいる政治家は、ヨーロッパにはいません。確かにその辺は、こちらの政治家と雲泥の差があります。日本では、笑っちゃうような、おじさん政治家が一杯います。政治家この時期に、キャバクラに行く政治家、年功序列で位が上がる与党の自民、特に幹事長の二階さん、お顔が貧相で、引退しなさいの一言です。何しろ,リーダー不在の日本がどうこの事態を乗り切るか。与党もダメ、野党はもっとダメでは、お話になりません。無欲の石破あたりはどうなんでしょうか。

後手後手の日本、今はお互いの批判は、終束したらということで、もうやるきゃないぞー。これは、銃を持たない戦争です。さて神風は吹くのだろうか。

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