コロナウイリス第16弾

| 0 comments

つい最近,アイススケートセンターがあるマドリッドの郊外に位置するショッピングセンターに設けられた遺体仮安置所が、閉鎖になりました。毎日、500人単位で、コロナウイリス感染でお亡くなりになった統計が、右肩上がりから、右肩下がりになっている結果としての解散式らしい。

特に地元マドリッドが、東京空襲よろしく、バッタバッタの老人ホームの無差別爆弾にあたふたしたつい一か月前と比べると、ずいぶんと様相が変化しつつあります。また昨日4月26日から、14歳以下の幼児が親御さんと一緒に家から1㎞以内、1時間の限定付きで散歩が許されるようになり、久しぶりに、外から餓鬼の甲高いはしゃぎ声が、聞こえるようになりました。

専門家は、まだ早いとの意見が大半を占めているようですが、政府の国民へのご機嫌取りか、一様そんな措置が、スペインで施行されました。ジョジョにではありますが、段階的なゆるみ路線がスタートしました。5月2日には、年配の人の散歩も許されるとのこと、徐々にとは言いながらも、少しずつ制限が緩和される傾向にあるスペインです。このお祭り好きの国民にしては、上出来の我慢政策なのでした。

それでも、日本に比べれば、感染者数、死亡者数、比較にならないくらい高いデータをしょったこの国ですが、やるとなったら、やることが早い、この一言に尽きます。この国の政治家は、みんな若い。日本の爺の政治家どもは、決断が遅く、てめえの身の安全第一が、大多数を占めます。挙句の果てには、おぬしも悪よのー、の悪あがき、まったくテレビの志村けんさんのパロディーそのものです。

イタリアの首相が、延長措置を取るにあたり、私が、全責任を取ります。だから、国民も納得、そしてもう少し我慢してとの声明を出しました。この一言が国民に言えるか言えないかが、問われる時なんでしょうが、遠山の金さんは、確かに日本では、まだ表れていません。

それに比べて、加藤労働厚生省、地方自治体に、確認を取りますとか、検討中、何しろ自分の言葉で、しゃべれない。安倍首相(一人だけ小さいマスクでかわいそう)、専門家は、こう言っています。だからこうです。この人も、自分の言葉でしゃべっていません。

麻生さんなんか、ちょっと前の威勢のいいお言葉が、今では、しどろもどろのお爺さんでしょ。このいざというときの、人間の本性。誠に野次馬ながら勉強になります。お役人のやることも、骨のあるやつもいるんでしょうが、自分の将来を考えると、家のローン、子供がまだ育ちざかり,みえ、いろいろあるんでしょうね。またお役人にしても親方日の丸、根性なしだけじゃないはずなのに。残念。

因みに、こちらに、長年住んでいる日本人は、おそらく、コロナウイリスに感染したら、スペインで、治療を受けたい、それとも日本と聞いたら、ほとんどの人は、スペインと答えると思います。なぜって聞くと、おそらく、こっちの方が、看護婦さん、お医者さん、優しいもんと答えると思います。

そうなんです。こちらの看護婦さん、お医者さん、医療従事者の人達、本当にやさしいんです。日本の特に医者、えばりすぎ。勘違いのおじさんおばさんんが多すぎます。ほとんどの医者、頭がいいの、悪いのは別にして、高い金を投資して、やっとその職業に就いた人が多すぎます。高い投資を家族がらみでしたから、その投資額を回収しようと躍起、になります。その辺の悪循環。何しろ、手術して、お礼にと、当たり前のようにお金をもらう習慣は、三流貧困国とお隣の中サンか韓サンぐらいでしょ。医者の娘曰く、それ犯罪でしょ。少なくても、アメリカは知りませんが、ヨーロッパは、ワインぐらいならあるでしょうが、お金は、どうなんでしょう。スペインでは、もちろん犯罪です。

例えば、やっとの思いで医学部に入学して、勉強過程で、自分が向いてないと思う人が、沢山いると思います。それでも、既に莫大なお金を投資しているので、そう簡単にやめられないじゃないですか。その点、この国のお医者さん。ほとんどが国立大医学部の出身です。滅茶苦茶安い学費で、勉強してます。好きでなければ、続かない職業です。パッションの世界なんです。お馬鹿さんでいいのです。何回も述べましたが、医者の2割方が、頭が良ければ、いいのです。逆に医者になるために、お金の苦労がなかったから、アフリカの貧困国で、ボランティアで医者やっていたり、結構ここの医者、人の痛みが、わかる純粋野郎が多いのです。だから優しくなれるのです。

反対に南米あたりの苦学生は、眼科の医者になり、白内障の手術の技術をマスターした後は自国に帰り、がばがば儲けようなんて、考えてるやつらも確かにいますが。

日本の医者って西洋医学をマスターした人が医者と呼ばれます。西洋医学が日本に入り、習い始めて、今までの医学の習い事を全く否定した医療を医学と称したのが、明治時代の初頭です。まだ100年ちょっとの歴史なんです。西洋の学問はすべて良しとしたあの文明開化の時代です。逆に本場、西洋医学のヨーロッパで、針や指圧を認めてくれる、こちらの医学界は、確かに柔軟性があります。エビデンスだけじゃ、解決できない人間の神秘を認める寛容性も確かにあるようです。

コロナの話題仕切りの昨今、テレビのワイドショウ。コロナウイリスの話題でアナウンサーが、医学博士にコロナウイリスで熱があると熱さましのお薬はどうなんでしょうかと尋ねました。熱を冷ます薬を飲んでも、体は熱をあげて、体を維持しています。体が本能的に自分の薬を出しているのです。そんなわけで、熱さましの薬はいけません。そうです。人間の持つ自然治癒力を肯定しているのです。症状を出して体を正常に戻しているから余計な薬は、免疫力を下げますとの答えです。しかし、風邪をひいたら、風邪薬、熱があると熱さまし、下痢をしたから、下痢止めすべて対処療法を良しとして、薬屋と結託して、商売してきたのは、てめえら、医者じゃないのかい。今更、対症療法を否定するお医者さん。テレビで大量に宣伝している風邪薬っていったい何なんだい。

医師会のお偉いさん、二言目には、医療崩壊、検査はいけません。早期発見早期治療と、さんざん言いながら、検査をすると陽性患者が増えて医療崩壊、ふざけんな。そして、政府の決断が遅いだと。スパインの医者、いやヨーロッパの医療関係者をみろ。一言も愚痴も言わずに、頑張っているじゃないか。

薬屋、役人、医者のみつどもえで今まで、仲良くやってきて、このドタバタで、言い訳三昧のお医者さんの偉い人達、腐りきっているのが、やっとわかったんだろうな。今に、アメリカあたりの新薬をめぐって、お役人と政治家と医者が、利権をめぐって、血みどろのバトルこの辺のスクープも的確に報道してほしいものです。

医療崩壊ではなく、医療の限界を知ったわけです。神がいて、自然があり、自然に逆らわず、ほんのつかの間の時を謙虚に生かさせてもらうのが人間なのです。

さー汚れていない、若い情熱に燃えた日本の未来の医者たちよ、さーあなた方の出番だ。爺医者どもを追っ払ういいチャンスだぞー。

こんな時だから、いろんなことが出てきます。この困難を十分噛みしめて、未来に起こりえるであろう、さらなる困難を想定して、備える。経済じゃないだろう。今は人の命を大事に考えるときだろうに。暇人(ひまびと)おじさん、まだまだぼけてる暇はないぞー。

コメントを残す

Required fields are marked *.