日本の本音

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医療従事者が、ワクチン接種を優先ということで、私の周りの物理療法師(フィシオ)や看護婦、医者の人達がワクチンを受け始めました。フェースシールドをしてマスクを2重にして、おっかなびっくりの状態で、指圧を提供してて、私たちは、スペインの税務署は、医療類似行為と認めて税金を払わせ、厚生省は厚生省で、法制化されていないので医療行為は認めないのは、まあ―しょうがないと思いつつ、医療類似行為の部類においても認めてくれないとは、まったくもって中途半端なカテゴリーである私の職業にうんざり感を持たざるを得ないのでした。
 このコロナの緊急事態宣言において、法律的に、医療従事者として沢山の規制を受けて、指圧の治療所を回しているのに、いざワクチンの接種では、商業行為を行う職種に入るとのことです。縦割りの規制で、やってるスペインは、いいとこもある一方、いざ窮地に追い込まれると笊法なのでした。
 こんなことはしょっちゅうの中で生きているので、スペイン人は、おかみなど、誰も信じるわけがなく、信じるのは、身内だけ。そんなこともありファミリーの結束は、結構硬いのでした。日本人、いざとなると警察を呼ぶぞーなんていうけど、ここの警察を信じるバカは、まったくいないので,呼べばーの一言で終わってしまうのでした。
何しろ、時の政権は、終わってみるとわいろの横行ばかりで、政治家の金もうけが、当たり前のスペイン、前の王様、前王様の娘の旦那の金隠しなどは、誠にあっぱれの一言なのでした。今、ずるしてワクチンを接種して、首を切られた軍人さんがいたけど、マドリッドの市長を含むお偉方も胡散臭いとのうわさが流れているけど、どうなんでしょうか。
 私自身は、自己指圧特に按腹,しょうがのはちみつ湯、真向法、夜、飯はできるだけ食べない、こんなことを実行して免疫力を高めているので、あまり心配していません。コロナ期は、2つの道があり、太る人、やせる人の2種なんだけど、この機を利用して健康管理に努めています。はっきり言ってデブは嫌いだー。
 小生海外に好き好んで、住んでいるのですが、まったくもって日本のお役所である大使館、働いてませんね。海外にいても選挙の権利があるんだから、一日本人の災難としてもう少し情報を流してくれてもいいんだけれど、おざなりのコロナ情報がたまに流れてくるばかりです。お役人は、働いても働かなくても、給料が入ってくるので、人ごと何でしょうが、ここで,自営をしている一日本人、苦しんでいる人が一杯いると思いますよ。特に観光業に従事している日本人、これはまさに地獄です。約1年間、店を閉めざるを得ないんだから、酸欠でアップアップで、このままいけば,不全状態で、瀕死なはずです。大企業の派遣社員のグループには、けっこう情報を流しても、地場で、スペイン人の輪の中で、鎬を削る日本人には、何の情報も流れていないのが実情です。
 日本国籍の所有の日本人のワクチンは、どうなるとか。親父が、スペイン人で、奥方が日本人の家族で、学校に行けなくなったり、職を失ったりしたら、どうしたら救済できるかとか、生活の保障が受けられる方法とか、困っている主婦とか学生さんとか一杯いるはずなんだけれど、どうなんでしょうか。
私は、もともと一本独鈷の世界で生きてきたので、今更日本国の助けを受けることなど考えていませんが、目に見えないところで、いろんなドラマが、起こってているだろうと考えると何か、できないだろうかと考えている自分がここにいます。
 youtubeで日本のごたごたを見ていると世界120万ちょっとの邦人の困りごとなど聞いている暇はないよが、本音なんでしょうが、この辺の所を国を背をっているであろう政治家が考えないとやばい未来が待っていそうです。

外で野次馬根性気分で、見ている自分ですが、東京オリンピックどころじゃないぐらいわかっているんだろうにと思うのですが、どうなんでしょう。中止をより早く宣言して、政府の意思をはっきりと国民に訴え、同意してもらう事が、先決だろうに。
 金儲け金儲けと走る日本、貧乏でも目に輝きを持った若者、こんなやつを見つけることは、困難になった日本だけれども、未来の日本を夢見る若者は、少しはいるずだぞー。いないかなー。
 

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  1. オリンピックに関しては、日本としてはもう莫大な金を使っているので出来たら開催したいが、駄目なら少なくともIOCに宣言してもらいたい、間違っても日本サイドからではなくというのが本音です。現実の問題として、開催地の日本でのコロナ禍の収束は勿論のこと、選手派遣先の国々での収束が前提ですから容易ではないでしょう。
    WHOとIOCがこの状況では開催不可能で、延期乃至は中止と宣言してくれるのを日本側は待つということです。
    責任は日本には無いということで済ませたいのでしょう、例によってこの件も。

    • 責任は、取りたくない。お役人根性の政治家が、日本の舵を取っているんだから、いつ沈没してもこれは致し方ありません。外から見ている自分ですが、いつの間にかお隣さんに日本、乗っ取られちゃったりして。北方領土をソ連が、返すわけないじゃないですか。現にソ連人が住んでいるのに、北朝鮮問題然り、あの官房長官の顔を拝見すると俺知らないモード全開じゃないですか。首相のおどおど顔も、これっはいけません。

      • 全く長期化した自民党政権の体たらくで、中国、韓国、北朝鮮そしてロシアに思うようにあしらわれ、この国の将来に展望は開けません。小野田さんはこんな日本を見限って正解でしたよ、今となっては。

        • ここにきて決定的な事実がはっきりと出てきました。日本はワクチンの確保にも失敗したという。大まかな数量を前面に出してはいたが、具体的な数量及びその納入時期を確約させていなかったという。さあどうする、菅首相!

          • 日大出身が、一番社長といわれる人が多いそうです。頭がいいだけじゃ世間が見えない、進まないことぐらいは、みんな了解しているはずなんだけど。大学の名前だけで、人生が決まってしまうような感覚をマスコミが作っているのです。ヨーロッパの国々は、大学名を肩書にする人なんていませんし誰も認めません。其れと中退を肩書きにする人など皆無です。世間を知らない自称エリートが日本には多すぎますね。

  2. 今日のCNNニュースの日本語版に、Francoの最後の銅像がメリリャの街頭から撤去されたとありました。想えば1973年6月に当時の私服警察のでっち上げのフレーズ、”Estoy de Franco hasta los cojones”で、国家元首侮辱罪の汚名を着せられたのでした。Sol の地下に2晩そしてSalesasの地下に1晩泊められた後、カラバンチェルへ移され2週間拘留されました。保釈金で釈放された半年後の閉鎖法廷で、罰金5千ペセタ乃至は15日の拘留ということで決着し終わり。何故か感慨深いものがあり、しばし想いにふけった次第です。

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