秋の夜にふと反省

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スペインは、8月が終わると、がらーっとそして急激に寒さが増してきます。日本のように穏やかに、夏そして秋といった移行がないので、体には、少々きついかもしれません。日本の四季が体にしみこんでいる日本生まれの移住者の身体には、結構ダメージがあるようです。

夏は、サンダルで,肩を露出して、冷房ガンガン何のそのの、スペインの女性は、こんな気候を屁とも思っていないようです。体が根本的に違うのです。日本の四季のはっきりした気候は、日本人の顔のしわも、体の衰えも、ゆっくり進行していくという利点があるようです。えー70歳、エー80なんて日本人は、結構若く見えるものです。それに比べてヨーロッパ人は、老けが急激に来ます。顔が、はっきりした顔立ちですので、確かに20歳代は、きれいなんだけれど、30代後半から急激に体にガタが来るのか、水分が消失した顔は、ほうれい線を筆頭に首の皺、目じり痛々しくふけてゆきます。日本の、テレビ活躍しているハーフのお嬢さんなんか、赤ん坊を産んだら、もう、太るは、老けるで、悲惨でしょうに。

ここMadridのおじさんおばさんは、つえを突きだすのが、結構早い時期から始まります。仙骨の傾斜が、激しく腰椎に負担が来るのはもちろんのこと股関節に負担が来て人工の股関節を装着している人も沢山いるようです。あんだけ乳製品を取っているのに骨がボロボロという結果を見て、乳製品と骨の強さは何も関係がないようです。それを言ったら、酪農が、すたれますので、チーズをもりもり食う国々の農林省は、つらい立場のようです。うちらの年代は、森永牛乳の時代で育った人間だから、何とも言えないけれども、これだけ骨がクリスタルで例えられるヨーロッパにいる私としては、まさに乳製品の骨造りには、どうも賛成できません。

それでも、アメリカ産の小麦とか、牛肉よりは、いいんだろうけど、コカ・コーラをいまさら悪く言わないように世界の流れに逆らっても、もうどうしようもないようです。電磁波をあれだけたたいたマスコミも、今じゃ何も言わないように世間は、そんな風に出来上がっているのです。

日本のコロナだって元凶は、医師会の利権保護なのに、自民党は、献金と組織票を考えれば何も言えない、このおそ松君ですので、マ―しょうがない世の中なのでした。

ちょっと話がずれましたが、元に戻って、私の年の人がもう杖を突いておたおたしている現実がここにあります。アリとキリギリス、こんな感じなのでした。

食べ物の豊富さと健康情報の発信の頻度は、やはり日本が、世界一のようです。テレビで、これでもかと、健康に関した番組を流していますが、これは、これで、知識を増やすということで、誠にいいことなのでした。ヨーロッパではこの手の情報は、イマイチで、昔昔のおいしいトマトは、もう永遠に帰ってきません。それでも、スペインの田舎に行くとおいしい野菜や肉を食べることは可能です。しかしマドリッドでは、卵も、野菜も、果物も無農薬で買おうとするとやはり難儀します。ドイツあたりはいいらしいけど、どうなんでしょう。

前回記した劇症アレルギィ‐(アナフラキシー) 。パッチテストで、医者が、言うには、エビを食べたというけど、どうもそのエビの育て方に問題があったんじゃないかといっていました。おそらく養殖のエビでホルモン満載のエサで、そのエビ食べて体の中で、化学反応を起こしたんだろうとの見解でした。あのプリンとした触感は、確かに異常でした。新発売のカップラーメン日清ではなく、名無しの中国製だったことは、何を意味しているのだろう。

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