混沌の世の生き方

| 0 comments

指圧の学校と治療所が、歩いて5分の所にあるので、そこを行き来しての毎日が私の日常生活です。これを長年続けて今日まで来ました。治療所と学校が、目と鼻の距離にあるので、便利さを満悦してここまで来ました。なんやかんやでマドリッドの北に位置してかれこれ40年近く同じ地域で商売をさせていただいております。どこに行っても、どこにいても、この感じで、日々を過ごし終着駅までえっこらさと歩み続けるのが、私たちの日々なんだと思います。

あとになってみるとこの平々凡々の一生が、いかに人様の誕生同様に奇跡の生き様なんだと最後にわかるんだそうです。これは、ハワイの因泥先生のお言葉ですが、人が生まれてそして永久の睡眠までの短い日々、確かに、我ながらワクワクします。

所がつい最近、学校の建物のオーナーが、他の会社に権利を売るということで、この辺は、スペイン人らしく義理も人情もなく、ただ一点のお願いとして、今使用している場所を買いますか、それとも出ていきますかの、まことに簡単な催促状が届きました。

4月に催促状が来て、7月に返答しろとの天地茂よろしく非常のライセンスなのでした。約190m平米、日本円にして約7000万円買えるわけがありません。結論は、即答で出ているのですが、いざ近所に教育機関の登録で、耐えられるような、いい物件があるかとの不安に、若干ビビる日々が続いているのでした。

まず身体障碍者の人達のためのトイレの設置が、義務です。そして住人(コミュニティー)の学校設置の許可、その他、市役所の最低必要営業許可の書類が、結構あります。その辺のクリヤーは、専門家に頼めばいいのですが、頼めば金がかかります。その他、住所変更、看板造り、ETC.この夏は、ゆっくりコロナの時期のストレスをこの夏に取り去ろうと旅行を計画していたのを急きょキャンセルです。何時になったら、休めるのか、移民者の宿命と胸に言い聞かせて、日々を駆け足している今日この頃の近況なのでした。

今、スペインは、不動産投資が盛んです。どこの国も同じですが、この時期に稼いだ人、この時期に運悪く傾いた人、この両極端の格差は、世界各国が認める真実です。その上、まったく解決しそうもないウクライナ問題。この辺を、ヨーロッパの主要国がどう解決するかが、この冬までの重要な鍵のようです。どの国も自国がかわいいのは、当然です。仁義なき戦いが、もう火花を散らしています。自国民のエサがないのに、他国を助けるのが、スペインの伝統芸ですが、これも限界があります。

小野ちゃん、今不動産を処分して、現金にして円建てで、貯金したらというアドバイスも受けました。来年の春あたりまで、じっと我慢の大五郎だよとアドバイスをする専門家もいます。いろいろと情報を浮き世床屋で集めています。外国にいる人なら当然の仕事です。

そして最後に行き着く一言は、あなたの仕事は、指圧です。指圧の世界ならあなたの直感は、生きる。あなたは指圧のプロです。しかし指圧以外のことは、ド素人。浮気をせずに親指で、ただただ生きなさい。

そうなんです。他人の家の芝生は、良く見える。この辺が今日の結論のようです。あなたの十八番(おはこ)で生きろ。何とかなるさでいままで来たので、今回も、、、、、、ケセラセラ。

コメントを残す

Required fields are marked *.