お袋の49日の出席のために日本に帰国しました。今回は、娘の真美子も同行ということで、日本についた際の書類の提出が、簡単かと思いましたが、案の定、1時間半かかって、到着口にやっと到達しました。実際、マドリッドからフランクフルトまでの機内の乗客、ほとんどの人がマスクなし、マスクをしている乗客は、日本人と幾人かのご年配のみ、機内のサービス係のアテンダントは申し訳程度のマスクを使っていました。その程度でOKなのでした。
しかしフランクフルトから羽田までの全日空は、乗客全員マスク着用、この差が如何ともしがたい現状です。外人が、インバウントで増加と盛んに滞在中、テレビのニュースで、吠えてましたがあれ嘘ですね。水際対策のめんどくささと日本国内のマスク着用の現実がある限り、外人のリピートは、まだまだと私は、見ています。日本以外、特にヨーロッパは、既にほとんどの人が、マスクなしでの生活に入りました。その点、日本は、長年の慣れもあってか、外では、ほとんどの人がいまだにマスクです。日本国内のマスク環境が、改善しない限り、観光での大幅な、増収はどうかなと思う私の目線は、正しいのか間違っているのかは、来年の春ぐらいにわかるんじゃないかな。
今回は、北海道に旅行しようという娘のリクエストもあり、マドリッドで、ジャパンレイルパスという外人のための国鉄使用のための割引券をゲットしました。娘は、スペイン国籍ですので自動的に購入、しかし日本人である私は、10年以上他国に滞在しているという証明書(在留証明書写し)をここの日本領事館からいただいて、今回は、HISの事務所に行きゲットしました。
取り敢えず一週間有効の割引券を買いました。日本円にして約3万円で購入しました。この券は、一週間の間、国鉄乗り放題のお宝券なのでした。今回4日間の北海道旅行でしたが、合計約7万円の新幹線及び諸々の費用が、この券で、約2倍のお得となりました。7日間フルの利用であれば、まったくもって大サービスの制度なのでした。その制度も、今年いっぱいで、無くなるとかの噂もありますので、使える権利のある人は、大いに利用すれがいいと思います。実際みどりの窓口の係員も、大変親切でしたし、東京函館間の新幹線も時間通りの運航で完璧なサービスも加わって、確かに外人は、喜ぶだろうと想像ができます。
新幹線の使用というと、とかく関西方面特に京都、奈良あたりを外人は、喜ぶようです。もちろん初めての日本旅行であれば、東京の広さを実感していただくために、はとバスルートを推薦します。東京を本当に堪能したければ、1週間は、必要です。その次に定番として、東京のホテルの一泊した後、早朝のバスに揺られて箱根まで直行です。箱根の半日旅行が終了すると、バスは三島まで行き、三島から新幹線に乗り、京都でおりて2,3日の京都、奈良旅行が始まります。高校の修学旅行よろしく、半分旅館、半分ホテルといった団体さんのホテルに紛れ込んで行けば、安い旅行が、楽しめるかもしれません。このプランが、初めての日本旅行の定番です。
2回目3回目になると、九州に足を延ばすかもしれません。ここで好き好き日本の外人は、次に行きたい場所は、東北、北海道となります。新潟、金沢も新幹線でいける時代になりました。外人だけではなく、私のような、日本旅行知らずの人間には、余生日本の旅を満悦するという死ぬ前の贅沢が残っているのでした。ぜひ実践したいものです。
スペインで例えると第1回目のスペイン旅行は、マドリッド、バルセロナ、時間があれば、南のグラナダ、コルドバ、マラガ、こんな場所が、定番です。第2回目の旅は、慣れたところで、北のバスク、サンタンデール、ビルバオといったグルメ通には、たまらない場所を選んで、旅をするのではないでしょうか。
次回は、北海道旅行のレポートを書きたいと思います。