函館は五稜郭なのだの巻

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東北地方の旅は、なんとなく後回しという感じで、こんな年になってしまいました。地元が大宮なので、行こうと思えば、新幹線を使って金沢、東北、そして、北海道まで、じゃんじゃん行けるのに、今回初めて大宮駅から新幹線で、北海道に行くことになりました。北海道(札幌)まで、JR東北新幹線を使用して7時間41分の旅ということでした。片道料金が26630円例えば、大宮駅を6時57分のJR東北新幹線に乗ると10時53分新函館北斗駅着、11時05分発北斗9号に乗って札幌着14時38分という長旅になるのでした。暇な身なので、もちろんこの電車旅でいいのですが、普通の出張ならば、飛行機で、朝一番の札幌行き、最終の羽田行きで、泊まらないで、商談を済ませての日帰り旅だよと、誰かが言っていましたが、急ぐ旅でもないので、こんなもんでしょうと納得したのでした。

とりあえず函館で、一泊ということで駅前のホテルに泊まったのでした。夕方到着だったので、ホテルでゆっくりと思ったのですが、チェックインしてバスで、五稜郭まで、フラフラといったのでした。五稜郭といえば、土方歳三のイメージが飛んでくる私なのですが、何故か学生の頃、関東のテレビですと、朝日テレビチャンネル10なのですが、燃えよ剣という新選組の副長土方歳三の生き様をテーマにした、司馬遼太郎作の小説のテレビ化の番組が、好きで毎週かじりつきで観た思い出があるのでした。

主演は、栗塚旭という渋い俳優が、踏ん張っていました。この作品で、この俳優は、土方歳三の役で一躍有名人になった俳優です。沖田役も,島田順二という、今では、3枚目役が多い俳優が演じたりして、新選組のイメージがまだ世間様に届いていない時でした。どちらが、正義で、どちらが悪という価値観ではなく、一百姓での日野の剣術家が時代の流れに逆こうして、自分の信念をただすために、最後は,函館で戦死するという土方歳三が、妙に私は好きなのでした。榎本武揚の生き様と新選組の生き残り土方歳三の生き様の違いがはっきりしていてこの辺も実に面白いのでした。

今は、目が疲れ気味のためか、あまり本を読まなくなりましたが、あの頃は、読書青年だったのかなーと思います。池波正太郎、城山三郎、五木ひろしの青年は荒野をめざす等を読み漁っては、俺は、何がしたいんだと自問自答した、青二才の若造が、一人いたのでした。

北島三郎の歌に函館の歌があったように思いますが、その程度の知識なのでした。次の日の朝、ホテルの近くの朝市に出かけましたが,一見の旅人には、この程度のお愛想的な感じの客の接待で、それで、いいんじゃないと妙に納得したのでした。

函館、札幌、小樽ぐらいしか行かなかったのですが、電車の案内に中国語が流れていたので、ここはゆくゆくは、中国人に占領されて華僑さんが、どんどん増えて中華街誕生もまんざら嘘でもない現実が、あるのかなーと思いました。

それにしても北海道というと議員さんの鈴木宗男さんをイメージしちゃうのですが、ソ連の味方でおしゃべりして、ウクライナの戦争で、ソ連を見方をする意見をこんな状況でもするのかなーとふと思う私なのでした。

こんな感じで、到着日の夜何とか横丁で、お酒をやらないので、もっぱらホッケとにしんの焼き物でご飯をたらふく食ってさすがに魚はうまいと実感したのでした。こんな時は、お酒なんでしょうが、ある時からお酒を飲むと体全体がむづかゆくなる、一見して肝機能低下を呈する状態になるので、お酒はなしなのでした。結構函館好きでしたよ。

次の朝、北斗で札幌まで4時間の旅なのでした。この函館札幌間、弁当、飲み物全てなしの我慢の4時間でした。車内販売をすると、赤なのかなーとふと思ったのでした。

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