勝負の年2025年

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 あっという間の2024年。確実にあと20日で、2025年です。もうこの歳になると、ふと寝静まった夜中の3時ごろ目が覚め、どこまで現役で続けようかと考えることが良くあります。実質一日フルの仕事ではなく、ハーフの仕事での労働許可で保険を払っています。それと毎月400ユーロ(日本円で言うと6万円ぐらい)の年金が自動的に振り込まれているので、昼飯代位はカバーできています。それとお袋が、20年間国民年金を払っていてくれたので、2か月に一回、月4万円、2か月分払い込まれますので8万円、この程度のお小遣いが、毎月自由になります。
 こちらに来た当初は、退職する事、すなわち、第一線から退くことなど、これっぽっちも考えていなかったので,スペイン41年目などという実感は、正直ありません。一時期、断捨離という言葉が、巷をにぎわしたことが、思い浮かびますが、もういい加減に断捨離をしておかないと急に、中山美穂さんじゃないけど逝っちゃうと、あとに残るものが、大変な思いをすることが解りきっているので、たまりに溜まった、仕事の資料、セミナーの写真等をどう処分するか今真剣に検討中です。
嫁さんとは、先にぼけた方が勝ちと冗談で言ってるけど、指圧のセミナーの最中、昼めし食って、後半のセミナーで、言葉が詰まって、実際に出なくなることが、目立ってきたので、やばいの一言です。助手あたりが、茂やばいと冷や汗をかいているのかもしれません。学生の頃、親父も55歳で定年あの頃は、人ごとのよう、傍観していましたが、自分が、65歳で定年退職なんて思いもしませんでした。大腰筋を鍛えて、肩関節を伸展して、まだまだと力んでいますが、真向法で、あれだけ伸展させた股関節が,フレーズンの一言です。パンツを変えるのに、足がパンツのゴムの所に引っかかって。思わず転倒骨折なんてのはヤダよと慎重そのものです。
 スペインに長く住んでいますが、旅行者が訪問する所にはいません。マドリッドの北の新興住宅街に根を張っています。20年前ぐらいは、サラリーマン、サラリーウーマンがさっそうと闊歩していた場所だったんですが、この頃は、車いすで散歩する、お爺さん、おばあさんが目立ちます。もちろん三本足(杖)のよたよた歩きの昔元気の人達も目立ちます。スペインも日本と同じように長寿国ですが、少子化は、世界共通で、お爺さんおばあさんが目立つようになりました。乳母車も結構見かけますので、その辺の問題は、クリアーなのかもしれません。ただ金持ちと貧乏人の差は、以前より顕著にみられるようになったのも事実です。チャイニーズは、どこに行っても、根を張っていて、嫌いなんだけど、金持っているので、我慢して接待、これも世界共通です。
 赤ちゃんもちの夫婦の優遇策は、今の首相が、左寄りの影響もあって、いい待遇のようです。日本が外人に甘いとのご批判もありますが、スペインは、南米からの出稼ぎが多い関係もあってか、南米人は、これまた左寄りの弁護士の御指南でかなり甘い
汁を吸っています。この辺は、政府が推進してるのだから、スペイン人、外人を問わず、ごオッあんは、これまた世界共通です。
 妊婦さんの優遇は、当たり前、旦那も3か月休めるとあったら、そりゃー、子供造りも、世のため人の為です。
 ただ直接スペイン人と商売しているので不景気が、もろに肌で感じます。衣食足りて礼節を知るの如く、飯が食えて、すなわち衣食が足りて次が、わが身の健康です。予防医学の一端である指圧、受ければ長生き間違いないのですが、効果を感じるのが、すぐではありません。こんなこともあり患者さんの減少は、不景気に正比例して顕著に表れています。
 実際コロナ以降、ばたばたつぶれた指圧界です。いまだに学院を順調に動かしているのは、正直私の学院だけです。うれしいやら悲しいやら。大将は、つぶれることができないのです。
 2025年この年は、要の年です。さあーイクゾー。やるきゃないの年、2025年 サー吉と出るか、凶と出るか― 勝負の年です。
 

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